盗作の言語学 表現のオリジナリティーを考える

盗作の言語学 表現のオリジナリティーを考える

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作品内容

学者の論文に第三者が書いた論文からのコピー&ペースト(コピペ)が散見され、ツイッターには他人の文章を丸写ししたパクリツイート(パクツイ)が溢れる時代。小説など文芸作品には「盗作」騒動がしばしば持ち上がるが、そもそも表現におけるオリジナリティーとは何か? 読者は「同じ」と「違う」をどこで感じ分けるのか? オマージュ、パロディー、パスティーシュといった表現形態から、寺山修司、北原白秋の詩、短歌・俳句、さらには辞書の語釈まで、表現におけるオリジナリティーの意味を、日本語学の第一人者が多様な視点から考察する異色の「言語&表現論」。【目次】序章/第一章 テキストを分析する/第二章 詩的言語の表現――俳句・和歌の添削/第三章 寺山修司「チエホフ祭」/第四章 北原白秋の短歌と詩と/第五章 辞書の語釈――辞書にも盗作はあるのか?/おわりに/あとがき

ジャンル
出版社
集英社
掲載誌・レーベル
集英社新書
ページ数
200ページ
電子版発売日
2015年10月16日
紙の本の発売
2015年05月
コンテンツ形式
EPUB

Posted by ブクログ 2017年12月18日

盗作とはなんぞや? を言語学的に分析したもの。盗作? のような作業をすることでどうなるかそれはどういう違いがあるのかが書かれてある。本歌取りやパロディについても。想像していたより盗作めいたことというのはかなり露骨に行なわれているというのが衝撃で、偶然の一致を回避したいとか思っているレベルではなかなか...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年12月16日

中盤以降は文法、文学としての手法・技法の話題が主です。俳句や和歌についての比較が多数あるのは珍しいかもしれません。
自分は門外漢ゆえ理解しづらい部分も多いのですが、果たして「パクリ」を指摘する側(特にネット上で)これだけの文学的手法をどれだけ調べたうえで相手を批判しているのだろうなと思えました。

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Posted by ブクログ 2015年11月11日

パロディなのか剽窃なのか、オマージュなのか冒涜なのか。表現の揺れや接続詞、単語の並びなどから、下敷きにした文章との近さ/遠さや、作者/二次的な作者の立場の違い、表現形式の差による情報の取捨などを扱う。

コピペ・パクツイに関しては帯に書いてあるほど扱わず、「おわりに」で少々触れる程度であるので、コピ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年10月25日

昨今のデザイン関係の問題からそもそもコトバはどうなのだろう?と手にした本ですが、読んでいる間に考えたのは人口知能のことでした。どんどん、コンピューターと会話したり、翻訳を任せたり、ボーッとしている間にに人口知能の言語能力は進歩している気がして、まさにホームズにおけるワトソンの存在として我々の側に寄り...続きを読む

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Posted by ブクログ 2015年08月04日

借りたもの。
主に“言語”表現における“なぜ盗作と見なされるのか”の分析だった。
それは盗作である事を前提にしているとか、それが悪であるという感情論ではなく、何故“似ている”と思われるのか、を事例を交えて解説している。
そして文学や論文における「引用」に始まり、詩歌での「本歌取り」など元を踏まえてオ...続きを読む

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