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「やる気が出ない……」。職場で、学校で、家庭で、悩んでいる人は多い。自分だけでなく、他者のやる気も気がかりである。口でほめるのか、報酬を与えるのか、罰をちらつかせるのか。自らの経験と素朴な理論に基づいて対処しても、なかなかうまくいかない。そもそもモチベーションはどのように生じ、何に影響を受け、変化していくのか。目標説、自信説、成長説、環境説など、モチベーション心理学の代表的理論を整理、紹介する。
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Posted by ブクログ
人は多様性・多面性。そんな中、個人のモチベーションをどう確保するのか。自律性を促す仕組みを構築がまず一歩。具体的にはこれも多様で多面で。そのやり方の手がかりになる内容がたくさん書かれてて、やってみたいとかんじた。
モチベーションは、非常に複雑で多様な要素で成り立っていることを示してくれる。「これをすればモチベーションが上がる」などという特効薬はないことを教えてくれる(邪な心持ちで本書を手に取った自分に反省・・・)。 一方、これらの要素のうち、いくつかでも心に留めおくことは日々の生活を送る上でとてもためになると...続きを読む思われる。例えば、「報酬システムは外発的な動機づけに過ぎない」といった説は私にとっては目から鱗。
新書としては、かなり、専門的な内容で学びが多かった。書ききれないけど、ほめることの逆機能、場のダイナミズムの重要性など、教師として示唆を受ける点が多い。
目標説、自信説、成長説、非意識説、環境説といった観点から、人間のモチベーションに関する様々な理論を紹介しています。説明は簡潔で分かりやすく、各理論の位置づけが非常に整然と整理されているので、通して読みやすい上に、後から必要箇所だけをさらって読むということも出来るでしょう。良書です。
モチベーションはどのように生まれて、どういう形で行動に移され、どこに向かうのか。同じ目標でも、人によってモチベーションの内容が違ったり、とてもおもしろい内容でした。
モチベーションの理論の全体とミニ理論(目標説、自信説、成長説、非意識説、環境説)について。一番心に残ったのは自尊心を高めることが目的化してやみくもに褒めればいいというものではないこと。できないことも含めて自分自身を「これでいい」と受け入れることが大事。
新書だと侮って動機づけ心理学の1冊目に選んだら挫折した。何冊か読んでから再挑戦してなんとか通読した。 だいたいのことが書いてあったと思うが、逆に前提知識がないと読み切るのはかなりしんどい。
まずはザッと読んだだけだが、学術的にモチベーションを説明してくれており、また、モチベーションはどこからくるのか、大きなカテゴリで説明されているところに納得感あり、最後のまとめに、著者のメッセージは収斂されているように思う。
普段自分が思っているけど言語化できない部分が言語化されて読んでいて面白かった。書いてある内容は難しいと思っていたけれど、ゆっくり時間をかけて読めば頭に入ってくるぐらいの内容で満足。
このメカニズムをわかっていれば、普通よりはモチベーションを維持できるかも? ただ、わかってはいるんだけど…みたいな状態になりつつあります。たまに読み返して、意識を維持していきたいです
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