現代のクラフトや古い町並み、環境保護の人気は19世紀の芸術運動ウィリアム・モリスの「アーツアンドクラフツ運動」が源流7
モリス⇒芸術は必ずしも単独で行われるものではなく、常に他社との協働作業か開かれている(現地の震災復興コラボアートなど)10
柳宗悦の民芸運動はクロポトキンの「人類や社会の進化、発
...続きを読む展は、生存競争ではなく、自発的な助け合いから生まれた」という相互扶助論を元にしている12
オリエントオリエンタリズム←柳が陥った罠。朝鮮や沖縄などを特殊で独自の文化とすることで、その中心が日本だと設定して周辺と中心化する。西洋の「日本人論」人気の日本版16
田河水泡はダダから連なる日本の芸術運動マヴォに参加していた25
マヴォは関東大震災の直後、有り合わせのもので建てられたバラックにペンキを塗るなどの「バラックプロジェクト」を行った29
ミエレルレーダーマンユケレスはメンテナンス(作品の維持)も「アートの領域だ」と、その地位の確立を宣言した51
協働アートの嚆矢は1982年ドクメンタでのボイスの「7000本のオーク」69
新自由主義的な市場原理と結託したアートを「ベアアート」と言う114
藤田直哉は「前衛のゾンビ」で、日本のアートプロジェクト、アートフェスティバルを「地域アート」と定義。やりがいを理由に地域住民やボランティアが、無償で酷使されているのではないかと批判。リレーナショナルアートの搾取的性質196
戦争画から考えられるのは、「社会」から完全に自立して存在することの出来ない「芸術」の限界を思考すること306