作品一覧 2023/09/13更新 武士とは何か(新潮選書) 値引きあり 試し読み フォロー 明智光秀と細川ガラシャ ──戦国を生きた父娘の虚像と実像 試し読み フォロー 1偉人1分 まんがでサクッと日本史 試し読み フォロー 一揆の原理 試し読み フォロー 陰謀の日本中世史 試し読み フォロー 応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱 試し読み フォロー 『鎌倉殿の13人』で学ぶ日本史 試し読み フォロー 教養としての歴史問題 試し読み フォロー 戦国武将、虚像と実像 試し読み フォロー 戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか― 値引きあり 試し読み フォロー 戦乱と民衆 試し読み フォロー 動乱の日本戦国史 桶狭間の戦いから関ヶ原の戦いまで 試し読み フォロー 南朝研究の最前線 ここまでわかった「建武政権」から後南朝まで 試し読み フォロー 日本の歴史 試し読み フォロー 頼朝と義時 武家政権の誕生 試し読み フォロー 歴史力で乱世を生き抜く 試し読み フォロー 1~16件目 / 16件<<<1・・・・・・・・・>>> 呉座勇一の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 頼朝と義時 武家政権の誕生 呉座勇一 鎌倉時代に興味があってどっぷりと浸かりたい人におすすめしたい一冊。 呉座先生の論旨だけでなく、過去の研究動向がしっかりと整理されているので、これから歴史学で卒業論文を執筆する人にも書き方の参考になるかと思う。 源頼朝はあくまで貴族社会出身であることを踏まえ、一貫して朝廷権力との協調路線を貫いたこ...続きを読むと、頼朝以降の朝幕関係は幕府の朝廷権力侵略ではなく、朝廷側の幕府依存等に原因があるとする説は鎌倉時代を理解する上で大きな意味があると思う。 Posted by ブクログ 教養としての歴史問題 前川一郎 / 倉橋耕平 / 呉座勇一 / 辻田真佐憲 ある種の「歴史」を語るのが憚られる雰囲気が漂う昨今、正面から切り込む一冊でした。非常に参考になりましたが、こうした言説すらも攻撃の対象になるのかもと思うと難しい時代になったと思います。 Posted by ブクログ 戦国武将、虚像と実像 呉座勇一 創作と歴史学の狭間。大衆的歴史観の変遷と影響を考察した切れ味鋭い一冊。 江戸時代、明治から昭和そして戦後と日本史上の人物の評価は時に二転三転する。 明智光秀、斎藤道三、織田信長、豊臣秀吉、石田三成、真田信繁、徳川家康。 古今多くの書籍から論ずるだけに説得力のある内容。良く作家の「新たな〇〇像」...続きを読むといったものも実は過去の先人の解釈の焼き直しだったり。 良かれ悪しかれ日本史における司馬遼太郎の影響の大きさには何より驚かされる。 Posted by ブクログ 戦国武将、虚像と実像 呉座勇一 道三、信長、信繁はかなりかわったなあと感じます。ドラマ、小説の影響大です。ただ、専門家は史実だけでいいし、一般的には史実とフィクションがあるのは当たり前だと思います。 Posted by ブクログ 頼朝と義時 武家政権の誕生 呉座勇一 大河ドラマの副読本として最適! 2022年6月読了。 「鎌倉殿の13人」を見ていて、「これは何処まで史実なの?何処からが創作なの?」と感じることが多く(それだけ三谷幸喜氏の脚本が素晴らしいのだが)、副読本に成るような文献を探していたが、単なる便乗本や執筆年月が古過ぎる本など、色々有って困っていたのだが…、コレは正にドンピシャ...続きを読む!!と膝を打つ良書だった。 当の著者が、そのドラマの歴史考証から外された事は全然知らなかったが、正直視聴者としては史実について教えてくれればそれで良いのだ。 読了後に感じたのは、脚本の三谷氏は「あくまで『吾妻鏡』を原作として書いている」と仰っていたけれど、中々どうして、著者の様な専門の研究者達の新しい考察等も上手くブレンドして、観る者を唸らせる独自の解釈を抽出している事が良く理解出来た。 要するに「一次資料に記載が無い(又は信憑性が著しく低い)部分は、正直誰にも分からないが、整合性の取れる範囲内で一番素晴らしい物語」を目指しているのだなと。 だから、「全てが真実では無いかもしれないが、こういう内幕が実は有ったのかもしれない可能性」を、より多く含んでいるのである。 ハッキリ分からない様な諸説有るような部分でも、それぞれの説を紹介し、各説の妥当性を検討し、「これが事実です!」と軽々に言い切らない所も、本書を読んでいて好感が持てた。文中にも有ったが、「在野の」歴史家さんは結構気軽に言い切っちゃう人が多いですもんね…ww。 この本は、そんな風に今観ているドラマを何倍にも面白くさせてくれる素晴らしい副読本だと思う。 色々事情は有ったのかもしれないが、とにかくこんなに楽しく読めた歴史本は久々でした。ありがとうございました。 kocco 呉座勇一のレビューをもっと見る