明智光秀と細川ガラシャ ──戦国を生きた父娘の虚像と実像

明智光秀と細川ガラシャ ──戦国を生きた父娘の虚像と実像

1,595円 (税込)

7pt

3.5

謎の武将・明智光秀と悲劇のヒロイン細川ガラシャ。戦国時代を生きた父娘は、どのような人物だったのか。光秀が織田信長を裏切った本能寺の変の背景には、何があったのか。キリスト教を学び改宗した娘は、石田三成率いる西軍の人質になることを拒絶して死に追い込まれた「気高い美女」とされるが、本当の彼女はどのような才覚、性格、容貌の持ち主だったのか。明智家の状況、当時の布教の様子、イエズス会の置かれた立場や日本戦略、近代化の過程で変容したイメージなど幅広い観点から、彼らの実像を浮かび上がらせる。

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明智光秀と細川ガラシャ ──戦国を生きた父娘の虚像と実像 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    細川ガラシャを中心に父・明智光秀を含めた論考4本からなる一冊。史料上に見える実像、ヨーロッパで展開・受容された人物像と近代日本への影響など興味深い内容だった。

    0
    2024年06月21日

    Posted by ブクログ

    細川ガラシャの国内外での評価、美人とされるようになった変遷を文献をもとに丁寧に探っている一冊。歴史小説の引用もあり。章ごとに筆者が違うため重複箇所あり。まず「はじめに」「あとがき」を先に読むとこの本を出す経緯や目的がよくわかります。まあ親父の光秀の出自がわからないから玉もわからなくて脚色されていても

    0
    2021年03月16日

    Posted by ブクログ

    大河ドラマ「麒麟がくる」の時代考証をされていた小和田哲男さんがYouTubeで勧めていたのをきっかけに読んだ1冊。
    フレデリック・クレインスさんの論考が読みやすく大変参考になった。

    0
    2021年02月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ガラシャ夫人は絶世の美女だったのかは何処にも書いてはいない
    では、なぜヨーロッパ中に、忠興の虐待に耐えながらも宗教に準じて、最後には死に至るガラシャ夫人の音楽劇がイエズス会の手により作られたのか?
    全ては情報を発信する側の都合による
    イエズス会の設立とその直後の世界戦略は中々はかどらない
    神の僕とし

    0
    2020年06月27日

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