野口武彦の作品一覧

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作品一覧

2022/09/30更新

ユーザーレビュー

  • 花の忠臣蔵
    事件を招いた原因の一つとして「貨幣経済」への向き合いかたがあげられているのが新鮮だった。
    浅野内匠頭と吉良上野介が、費用の算出について対立した背景には貨幣改鋳による急激なインフレがあるということも初めて知り、非常に面白かった。

    城の明け渡しや領地の召し上げの際に藩札処分が迅速に行われた様子も述べら...続きを読む
  • 幕末気分
    幕末の裏側。
    7編からなるまぁ短編っちゃ短編けど
    切り口というか教科書とか
    よくありがちな歴史の表面だけ
    サラッと描いたとかじゃない濃い部分。
    というか何それどうなってんのとか
    幕末と一言で言えども、当たり前けどエネルギーの使い道が
    全部違ってまたそこも面白い。
    しかしこの作者の方、徳川慶喜すんごい...続きを読む
  • ―明治めちゃくちゃ物語―維新の後始末
    あらためて、明治維新は紛れもなく革命だった。その中には3つの革命を孕んでいる。
    ①政治権力を徳川幕府から奪った政治革命。
    ②廃藩置県という、もうひとつのクーデターで封建支配層の力を骨抜きにした社会革命。
    ③その総仕上げとし、職業としての武士を潰した秩禄処分を断行した経済革命。

    多くの血が流れた上に...続きを読む
  • 鳥羽伏見の戦い 幕府の命運を決した四日間
    鳥羽伏見の戦いは幕末期における天下分け目の合戦だったのに、その戦況の推移を詳しく知っている人はそれほどいない。学校でもさらりと流して終わるし、鎖国により兵器の近代化に遅れた保守的な幕府が、いち早く開明し軍備を近代化した薩長に負けたという図式でいつも語られる。本当にそうなのか?という疑問にこの本は答え...続きを読む
  • 鳥羽伏見の戦い 幕府の命運を決した四日間
    改めて鳥羽伏見が維新期におけるターニングポイントであったことがわかる。鳥羽伏見以前において慶喜はまだ権力を放棄する意思はなく、在京の薩長の兵力は幕府の兵に比べて少数で、薩長の頼みとする土佐藩は日和見な態度であった。そのような環境の中では、その後の権力が幕府に転がるのか薩長に転がるのか不透明な状態だっ...続きを読む

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