内田樹の作品一覧
「内田樹」の「反知性主義者の肖像」「勇気論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「内田樹」の「反知性主義者の肖像」「勇気論」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
東京大学文学部卒。『街場の共同体論』などの作品を手がける。
Posted by ブクログ
「現代思想入門」からこちらへ。寝ながら読めるほど自分には優しくないが(むしろ頭が冴える?)、「現代思想入門」にもあったトピックをもう少し掘り下げてくれる。教科書的にというより面白いところを紹介してくれる感じで。
構造主義とは、人間は自分で判断や行動の「自律的な主体」であると信じているけれども、実は自律性はかなり限定的で人や世界の構造的な事実(時代、地域、社会集団の歴史や常識等の無意識なところ)に基づいて成り立っていると。その切り口として権力論のフーコーや言葉遣いのバルトや文化人類学のレヴィ=ストロースや精神分析のラカンを取り上げて説明している。特に後の二人の話はへーと刺激的。
歴史は文化に