街場の親子論 父と娘の困難なものがたり

街場の親子論 父と娘の困難なものがたり

990円 (税込)

4pt

わが子への怯え、親への嫌悪。誰も感じたことがある「親子の困難」に対し、名文家・内田樹さんが原因を解きほぐし、解決のヒントを提示します。それにしても、親子はむずかしい。その謎に答えるため、1年かけて内田親子は往復書簡を交わします。「お父さん自身の“家族”への愛憎や、恨み、思い出を拾い集めて文字に残したい」「るんちゃんに、心の奥に秘めていたことを語ります」。微妙に噛み合っていないが、ところどころで弾ける父娘が往復書簡をとおして、見つけた「もの」とは?

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街場の親子論 父と娘の困難なものがたり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    待望の内田家物語。樹先生の愛娘るんちゃんとの往復書簡集。内田親子のここでしか知れないエピソードが満載。自分語りをスパイの用意する「第二層の告白」や「自分の個展」に例えるウチダ節には唸らせられるが、いつかるんちゃんのお母さんの話も聞いてみたいものです。

    0
    2023年08月18日

    Posted by ブクログ

    内田先生が父子家庭で娘さんを育てたというのは知っていましたが、普通は(何が普通かという基準は?…というところですが)離婚すると子どもは母親の方に引き取られるので、それは何故?と思っていたのでこの本の内容を知って、内田家の事情を理解するのに絶好の機会と思って読みました。この往復書簡により、二人の親だか

    0
    2021年04月22日

    Posted by ブクログ

    子どもの成長と家族の絆はトレードオフであり、家族は常に口では成長しろというが、心の奥底では未熟であることを願っている。家族の呪いから解放されなければ成長はない。子どもをこうしたいという親のエゴは害であり、衣食住を提供する支援者ぐらいの気持ちじゃないと子育てはうまくいかない。

    0
    2020年12月28日

    Posted by ブクログ

    何げなく手にとった本だったけど、
    最初の方から泣けてしまった。
    お互い言葉づかいが丁寧で優しい。
    この往復書簡で、あのときききたかった
    こととか思っていたこととか、
    自分の想いや考えなんかを
    整理していってるような感じ。
    でも共有した出来事でも、お互い
    思ってたことは違っていたりする
    という。

    0
    2020年09月12日

    Posted by ブクログ

    離婚はしていないけど、ひとり娘を持つ父という意味では立場が同じなので、どうしても感情移入が強くなってしまう。かの内田樹だからこその部分もあろうけど、娘から父親に向けられた感謝・敬意の念に、思わずほろりとさせられてしまった。

    0
    2020年06月29日

    Posted by ブクログ

    樹ファンとしては、最高の本です。きっと大変なんだろうけど、こんな人がお父さんだったらな〜って思いました。微妙にかみあってないと思うだろうって書かれてたけど、確かにそうだった。でも、親子の許容範囲内、他人同士だからそういうもんだよねぇ。

    0
    2023年08月07日

    Posted by ブクログ

    もはや自分の師匠と勝手に思っているウチダ先生と、娘さんとの往復書簡。
    回を重ねるごとに自分の主義主張の色を少し強めていく娘さんに対して、「自分語りとは、何を言わないか」と諭す?ウチダ先生が対比的で(それこそ大きな母のようで)興味深かった。

    0
    2023年02月12日

    Posted by ブクログ

    るんちゃんとの関係をこれまでは父親サイドからのみ眺めてた。るんちゃんからはどう見えているのかいつも非常に興味があったのだ。えへへ。

    プロローグ(内田樹)

    のっけから「家族の間に秘密があるなんて当たり前だろう」と至極当たり前の言挙げがされ、「骨肉相食む泥仕合」に陥っているのは例外なく「遠慮のない間

    0
    2022年07月22日

    Posted by ブクログ

    とっても良かった。
    内田樹さんと、その娘のるんさんのお手紙のやりとり。
    わたしも親を持つ娘として読んだ。

    娘が親に思うことに共感し、親が娘に思うことに意外に思ったりした。

    20代の頃までは、親はスーパーマンであり、絶対的な存在だと考えてた。
    その強さに反発したり苛立ったりしたけれど、自分も親の年

    0
    2022年03月07日

    Posted by ブクログ

    本当は仲の良さを感じました。
    3割噛み合えばよいというのに共感します。
    完璧を求めすぎてもダメで、時期によってはこの割合がわかるものと思って、子どもに接します。

    0
    2020年07月08日

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