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構造主義という思想がどれほど難解とはいえ、それを構築した思想家たちだって「人間はどういうふうにものを考え、感じ、行動するのか」という問いに答えようとしていることに変わりはありません。ただ、その問いへの踏み込み方が、常人より強く、深い、というだけのことです。ですから、じっくり耳を傾ければ、「ああ、なるほどなるほど、そういうことって、たしかにあるよね」と得心がゆくはずなのです。(「まえがき」より)
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Posted by ブクログ
わかりやすいというのは危険なことかもしれないが、構造主義のエッセンスを知るとき、それを実生活に活かそうとするときには最適な本なのではないか。それくらいにわかりやすくて面白い。
次の一歩を踏み出したくなる分かりやすい書き方で、とても面白かった。構造主義を知るほど、「私」なんていないんじゃないか、と思えて、安心と恐怖が押し寄せてくる。
構造主義が現代思想のひとつということも知らず勢いで手に取りました。「寝ながら」はもってのほか、1回では分からなかったので読み直しながら書いてまとめるまでしました。 大枠がぼんやりわかったところで、もしや非常によくまとめられている本なのでは?と感じました。何もわからないのにもう一回読んでみよう、まとめ...続きを読むてみようと思わせてくれたこと自体、良書なのだと思います。 追記 他の本を読んでいて、この本で書かれていたなと思い出すことが多々ありました。自分にとって新しい視点をくれた本だと思います。
構造主義前夜のマルクス、フロイト、ニーチェの要点、代表格四銃士のそれぞれの功績といった展開でポイントが掴みやすい。 人間の内在的な主体性から、外因との関係性から自己や人間とはを問う。なんとなくではあるが、現代の思考や価値観に(個人的なのかも)通底する考え方かなって我が事として引き込んで理解しやすい...続きを読む。
母親:入眠までの時間がいつもより短くなった。学べているかは知らない。 僕:寝る直前に読むには少し内容が難しかったが、他の哲学書よりも随分読みやすかった。
ソシュールの言葉が物事を規定するというのにはトータルアグリー。 フーコーは歴史の大切さ、神の代わりの歴史の蓄積という考え方。 レヴィストロースは近親相姦の禁止から贈与の大切さを解く。ラカンは物事が真実かどうかではなく、その認知において何が起こるかぁ大切だと解く。 何を知っているのか?を教えるのでは...続きを読むなく、何を知らないのか?なぜ知らないのか?を明確にする。 それは知りたくないからである。
難解な話が本当にサラサラと読める本です。まさに寝ながら読みました。本の内容の一割も吸収できていませんが、また、再読することで、もうちょっと、理解が進むのではと期待させられます。
この本は最高の眠り薬!すごく良く眠れます。寝ながら学べるはずなのに、枕元で本を開くと二〜三行で抗えない瞼の重さがやってきます。気が張って寝付けない時におすすめです。 私は、この本のあとがきが全ての本のあとがきの中で一番大好きです。すんごい小難しそうな西洋哲学観を「なーんだこんなことだったのか」と身近...続きを読むにしてくれました笑。
言葉を獲得した人は、テキストと同じく、言葉によって編まれた存在となる。私は小説と同じ成分で作られていた。ファイアボールや文字禍に通ずるところがある気がする。残像に口紅を、に至ってはフィクションという名の現実かもしれない。どちらも言葉によって「作られた世界」であることに変わりないのだから。
「 なぜ、私たちはあることを「知らない」のでしょう? なぜ今日までそれを「知らずに」きたのでしょう。単に面倒くさかっただけなのでしょうか? それは違います。私たちがあることを知らない理由はたいていの場合一つしかありません。「知りたくない」からです。 より厳密に言えば「自分があることを『知りたく...続きを読むない』と思っていることを知りたくない」からです。 無知というのはたんなる知識の欠如ではありません。「知らずにいたい」というひたむきな努力の成果です。無知は怠惰の結果ではなく、勤勉の結果なのです。」 」 内田樹が構造主義を解説した本を書いてたなんて迂闊にも今まで知らなくて、珍しいもの見たさに電子書籍で入手して読んでみたら、これがなかなかの拾いもの!!! 「まえがき」の中にあった上掲の文章のインパクトにまずやられて、そして本文を読み進めるうちに、構造主義という知の闘いが人間精神の何をめくろうとしてきたのか、なにを切り開いてきたのか、それを鮮やかに描き出してくれた。 すごくとっつきのよい、題名のとおりに「寝ながら読める」のだけど、ここから得られる精神覚醒の揺さぶりは相当のもんだった! 強くお勧めしたい。
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寝ながら学べる構造主義
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