勇気論

勇気論

1,870円 (税込)

9pt

いまの日本人に一番足りないものは何だろうか? 本書では、“モヤモヤを抱えた編集者との往復書簡”によって、内田樹が「勇気」の意味を考察します。ジョブズ、フロイト、孔子、伊丹万作、河竹黙阿弥、大瀧詠一、パルメニデス、富永仲基……思いがけない方向に転がり続けた二人のやりとりは、結論にたどり着くことができるのか。読み終わる頃には、あなたの心はフッと軽くなってるに違いありません。

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勇気論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     早くも2025No. 1かも。そう思わざるを得ないほど訓えに満ちていた。樹先生の本はいつも知的興奮をびりびりくれるのですが今回はたぶん仕事(教育)での悩みというか個人的な課題に深く関わる話が多くて。あとがき286ページなんか思わず声に出して読み上げてしまった。勇気は「孤立に耐える」ための資質。孤立

    0
    2025年02月10日

    Posted by ブクログ

    『いまの日本人に足りないものは勇気だ』
    そんなツイートをきっかけに始まった著者と編集者による往復書簡

    ヨシタケシンスケによる装丁イラストが非常に良く内容を表している
    いろんなことに矛盾を感じてるひとは勇気を貰えるはず

    往復書簡モノはハズレがない、ほんとに。

    0
    2024年06月23日

    Posted by ブクログ

    騙されることもひとつの悪。
    連帯を信じつつ孤独を恐れない。
    この二つが特に好きな考え方です。

    勇気は結論づけられないけど、沢山の思い出が実は大きな勇気に包まれていたんだと教えてくれる本でした。

    最後に引用の引用をひとつ。
    "本当に何かを望んだ時
    宇宙のすべてが協力して
    夢の実現を助けて

    0
    2024年06月23日

    Posted by ブクログ

    勇気論という内田翁には珍しいタイトルだが、なんのことはない、いつもの話だった。
    どの部分も良かったが、特にあとがきが良くまとまっており、勇気と内田翁のいつもの他者論/レヴィナス論とのつながりがわかる。
    勇気とは、孤立に耐える力であると、最終的には提示される(定義ではない)。上位審級が存在しない状態、

    0
    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    至言に溢れた一冊でした。
    「勇気とは何か」を、論理的に体系的に説明するのではなく、編集者との往復書簡という形で考察をしながら導き出していく、という内田さんの思考の過程を辿ることができて、とても面白かった。

    「勇気」についてだけでなく、その過程で考えたとりとめのないことの中にも、「なるほど」と膝を打

    0
    2024年05月17日

    Posted by ブクログ

    今の日本に足りないものは『勇気』から始まる知的大喜利。勇気は孤立を耐える力がなぜ後退したのか?少年ジャンプのせい、少年ジャンプが物語の基本を『友情・努力・勝利』を流布させたせい。『勇気・正直・親切』から展開する九つ話を展開する。日本だけでなく、世界中で暴力が猖獗をきわめてるのは理解も共感もできない他

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    勇気とは孤立を恐れないことである。
    それは自らに理がない時には敗けを認めることである。
    まごまごしながらもテンプレに頼らずに自分の思考と言葉で表現し、平場の会話をしながらもそれをどう解釈すべきかの本音を見せることである。
    そして、勇気を持つために、つまり、孤立に耐えて事を進める土台となるべき自分の本

    0
    2024年12月21日

    Posted by ブクログ

    選挙前に3〜4日かけて読んだというのもあり、毎日が凄い勢いで過ぎて行き、私や家族もちろん、タクシーの運転手までもが「最近日付がわからなくなり…」という有様だ。
    その中で数日に分けて読み、その瞬間は理解しても、まあ読み終わる頃には忘れていた。

    個人的にその方が良いくらいだと思う。
    次に似たシチュエー

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    内田樹さんは
    ほんとうに 読ませてくれます
    ほんとうに ふむふむ と 考えさせてもらえます
    ほんとうに なぁるほどなぁ と うなづかせてもらえます
    ほんとうに あぁ いい時間だった と 思わせてもらえる

    その ほんとうに いいなぁ
    を 引き出された 編集の古谷俊勝さんが すてきです
    それになにより

    0
    2024年10月24日

    Posted by ブクログ

    久々に内田樹。
    勇気とは何かというより、その精神論にかかる哲学を日常生活のお悩み相談風な往復書簡で応えるのだが、これが良い塩梅で小気味良い。我田引水にこじ付けるでもなく、悩みに対し、ちょうどパズルがはまるように内田樹が例示をしていく。

    その中でも私が書き留めておきたかったのは下記のような文書。

    0
    2024年09月15日

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