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ほんとうに新しいものは、いつも思いがけないところからやってくる! 仕事、結婚、家族、教育、福祉、共同体、宗教……私たちをとりまく「あたりまえ」を刷新する、新しくも懐かしい生活実践の提案。
しょぼい起業でまっとうな資本主義を再生/もののはずみで家族になる/国家が掲げる大義名分より仲間が大事/欲しいものがあればまずそれを他人に与えるところから/話はどんどん複雑にする/お金は「思いがけない使い道」に……。
世界を変えるには、まず自分の生活を変えること。熟達の武道家から若き起業家へ、世代間の隔絶を越えて渡す「生き方革命」のバトン。
何か「新しいけれど、懐かしいもの」が思いがけないところから登場してくる。それを見て、僕たちは、日本人がまったく創造性を失ったわけではないし、才能が枯渇したわけでもないと知って、ほっとする。きっとそういうことがこれから起きる。もうすぐ起きる。それが「どこ」から始まるのかは予想できないけれど、もうすぐ起きる。そういう予感が僕にはします。えらてんさんとの出会いは僕にとってそのような徴候の一つでした。
(内田樹 まえがきより)
【目次】
1章 全共闘、マルクス、そして身体
2章 しょぼいビジネス、まっとうな資本主義
3章 共同体のあたらしいあり方
4章 教育、福祉制度を考える
5章 先祖と宗教とユーチューバー
6章 日本とアジアのあるべき未来
Posted by ブクログ 2021年05月20日
「しょぼい起業で生きていく」の著者えらい
てんちょう、こと矢内東紀氏が「街場の○◯
論」で知られる内田樹氏との対談本です。
「才能がある人間が日本からいなくなった。
日本の将来は真っ暗だ」と嘆く人はいますが
村上春樹氏は「時代によって知性の総量は変
わらない」と言っていることなどを語り合い
ます。...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月16日
責任は俺がとる、と言ったらその仕事はうまくいく(「失敗したらお前らのせいだ」と言ったら絶対にうまくいかない)。貨幣を呼び込むコツは贈与。中小企業の経営者は実はプロレタリアート。税金や年金などの社会保障に関する支払いは共同体を維持するための持ち出し(自分に積み立てるものではない)。戦争が嫌いな理由は...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月26日
僕は内田樹という知性を信頼している。
膨大な知識・鋭い感性・身体性に裏打ちされた独自の視点を持ちつつ、さらに自分より若い世代や異なる分野の専門家に対してオープンマインドな姿勢を保ち続けている人だからだ。
自分はもうすぐ40歳を迎える人間(内田樹氏から見ればまだまだ若造)だが、既に自分より遥かに若...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月23日
ノルマに責められる会社勤めに限界を感じて、
3/11をきっかけにして、
人混みの中の都会での暮らしに嫌気が指して、
さまざまな理由はあれど
とにかく
他者に追われる「暮らし」を辞めて
自分の力で、
自分の頭と、
自分の足と、
自分の手と、
自分のリズムで、
田舎で「暮らし」始めた
若者たち(30代~...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月15日
対談の面子がすごい
最初あたりの全共闘のところはあんまり面白くないなあとおもったけど、ポツポツと気になるところが出てくる。2人の思想のポイントが垣間見えるところが面白い。体系的にはわからないのが対談の限度か。2人の本を読みたくなる。
以下面白いと思ったところ
●どんなことがあっても「こういう人...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月25日
内田樹さんとえらいてんちょう(矢内氏)との対談。 矢内さんの生い立ちから社会まで。 矢口さんは全共闘マルクス主義の家庭に育ち、一般人とは全く違う人生を歩んできた。 社会への関心は子供の頃からあったらしい。 小さなビジネスを次々と立ち上げて、社会で暮らす人たちを応援している。対談内容は、ビジネス資本主...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月24日
YouTubeの対談なんかもそうだが、研究論文でも娯楽用の創作物でもなく、単に自分の成り立ちとか主義主張をぶつけ合うだけの対談が有料コンテンツとして成り立つというのが、そもそも生活革命だろうと改めて考えさせられた。で、自分も消費者の一人なわけだが、内田樹とかえらてんとか、その視点で見れば、結局何を言...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月19日
最後まで一気読みしてしまった。
婚約者のことは1割理解できればいい
自分の常識が通用しないんだと気づけるかどうか
予防と治療について
100人病気を予防した医者よりも、1人治療した医者の方が英雄視される。目に見える成果であるかどうか。
同様に、通常の手術を100回成功した医師よりも、たまたま...続きを読む
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