だからあれほど言ったのに(マガジンハウス新書)

だからあれほど言ったのに(マガジンハウス新書)

1,100円 (税込)

5pt

不自由で、貧しく、生きづらい――
この国の不出来なシステムを
悪用するか、逃げ出すか、それとも……
ウチダ流「日本人論」最新刊!!

失われた30年で「不自由な国」になってしまった日本。
新自由主義の迷走ぶり、経済格差や税の不均衡、少子高齢化、低レベルな政治、大手企業の不祥事など問題が山積となっている。
社会全体に諦観が蔓延しており、一般市民は不自由さをも感じているが……。
「不自由な国」への警告の書!

<項目>
★“大人”が消えている ――日本の危機
★ アメリカの顔色をうかがう日本政府の悲哀
★ 属国の身分を利用するか、そこから逃げ出すか
★ 食文化は「経済」ではなく「安全保障」
★ 日本の「ダメな組織」の共通項
★ 「21世紀の囲い込み」を目指す、現代の資本主義
★ 村上春樹が描く「この世ならざるもの」
★ 自然と文明社会の「境界線」を守る
★ 人生は「問題解決のため」にあるわけではない ……etc.

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だからあれほど言ったのに(マガジンハウス新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大変勉強になる教養の書であると思います。過去の文章のアルバムといったところです。特に前半は、面白かったです。

    0
    2024年10月14日

    Posted by ブクログ

    大人のつもりの私たちが、生き方・在り方を本質的に見直すのに丁度よい本。耳が痛い話ばかりで反省すること仕切り。高名な著者の、謙虚な姿勢には畏れ入る。

    "「貧乏」と「貧乏くさい」は違う"、"貧富は個人について言うものではない。共同体について言うものだ" などは、

    0
    2024年08月14日

    Posted by ブクログ

    貧乏と貧乏臭いの違いは耳が痛い話。
    日本が貧乏臭いのは多分我々氷河期世代のせい。

    言い訳かもしれないが、戦後と比較して絶対的貧乏ではなくても、相対的に貧乏と感じるだけで、人は貧乏臭くなるのではないか?と、実際に世代間格差で底辺に追いやられた我々世代からすると思ってしまう。
    上を見ても下を見ても、右

    0
    2024年06月20日

    Posted by ブクログ

    「だからあれほど言ったのに」
    うまい題名だこと!
    5音7音で題名を考えるという種明かしをしていたけど、確かにそれはいい考えだと思う。
    キャッチーで、尚且つ、何度も胸に響く。
    しかも今回のこの本は一つずつが短く読みやすいので、読み終わるたびに、「だからあれほど言ったのに」という内田樹の声が聞こえてきそ

    0
    2024年05月11日

    Posted by ブクログ

    改めて本を読んで視野を広げることの楽しさを感じました。人生には、即決できないことの方が多いような気がするので、周りに多大な迷惑をかけない程度に大いに悩んで喚いたりしながら、考えていこうと思います。

    0
    2024年04月28日

    Posted by ブクログ

    一発目の「大人」が消えている、という話から度肝を抜かれました。
    内田さんの本は初めて読みましたが、様々なところへ掲載されたものを集めた形でさくさくと読み進められました。

    特に社会問題を語る章では、ところどころ耳が痛いような、お叱りを受けているような感じがしましたが、これも本の良いところですね。

    0
    2024年07月05日

    Posted by ブクログ

    七五調のタイトルにつられた。
    仮題の「不思議の国ニッポン」のままだったら読んでいないと思う。
    難しい印象が強い内田樹さんの本だが、これはすごく読みやすかった。

    日本社会の問題の本質を考えるのにいい本だと思う。
    普段考えが及ばない視点を幾つも示してくれている。

    ・日本の組織の問題
    日本社会では「管

    0
    2024年06月13日

    Posted by ブクログ

    「加速主義」というアメリカで発生したポスト資本主義を望見する思想。シリコンバレーの若手ビジネスマン達の間では支配的なイデオロギー。人類はポスト資本主義の時代に備えなければならない。だが、「民主主義」や「人権」や「政治的正しさ」のような時代遅れのイデオロギーがブレーキになって、資本主義の矛盾を隠蔽し、

    0
    2024年06月03日

    Posted by ブクログ

    単著は久しぶりかも。でもいつもの内田節。共著はちょくちょく読んでいるから、それほど久しぶりな感じもせず。安定感抜群の読み心地。本題とは外れるけど、前書きでタイトル決定について触れられていて、”本の雑誌”の特集がそれだったこともあり、なかなかに興味深かった。あと、これも前に読んで大きく首肯した部分だっ

    0
    2024年04月15日

    Posted by ブクログ

    様々な媒体に発表した文章を集めたコンピレーション・アルバムのような本でした。極めて多作な内田センセー、相変わらずの切れ味ですね。子どもを傷つけず、無垢な大人に育て上げる・・・ ネオリベ全盛の現代では難しいでしょうね。現役時代は仕事柄登校拒否の子どもに係わることもあったのですが、今どきの子どもたちの受

    0
    2024年04月06日

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