内田樹の作品一覧
「内田樹」の「枕草子/方丈記/徒然草」「小田嶋隆と対話する」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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東京大学文学部卒。『街場の共同体論』などの作品を手がける。
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Posted by ブクログ
「下流志向」というタイトルを見て、林真理子さんの「野心のすすめ」に出てくる「低め安定」を連想したのですが、論旨には共通する点もあったように思います。
「学びからの逃走、労働からの逃走」という本書の主題は非常に示唆に富むもので、年月を経てもまだまだ説得力のある部分が多かったです。
若者たちの合理性という点について、本書では経済的な観点から、彼らが幼いうちから労働の主体ではなく「消費」の主体として自己を確立していったと言います。
そのため、教育も消費の対価と捉え、教育に価値がないと判断すれば学びから積極的に逃避するが、それが合理的な価値判断になっていることを論じています。
「これを勉強して何の意
Posted by ブクログ
内田さんの道徳観とか公共の中の個のあるべき姿と思っていること、またそこから来る教育に対する考え方とか組織論、政治や国際関係に対する考え方まで、私にはしっくりくることばかりだった。
数字で語るよりも肌感覚で言っていることが多く、昭和感も強めに感じるが、今だからこそそういう感覚が大事なのだと感じさせられる。どんなに文明が発達しようが、技術が発展しようが、民主主義のトレンドが変わろうが、金の稼ぎ方が変わろうが、根底にある、社会の中の人として平和で幸福な世の中にするためにみんなが共有すべき道徳は、ちゃんと受け継がれていくようにしなければならないと強く感じた。
「市民的成熟」とか「統治コスト」とか、