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Posted by ブクログ 2015年09月07日
「呪い」の言葉に満ちたこの世界を、もっと幸福な世界に変えていくためのポイントは、「祝福を与えること」と「贈与を活性化すること」の二つだという。
「私たちの意識を批判することから提言することへ、壊すことから創り出すことへ、排除することから受け容れることへ、傷つけることから癒すことへ、社会全体で、力を...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月21日
ちゃんと理解できていなかったからかもしれないけど、難しい本だった。
全体を通して、今問題視されている様々な現象に関して、政治的な観点から原因を探って議論している印象、特に一貫したテーマはないように思った。
特に気になったのは、
・人間の記号化による9.11同時多発テロなどの犯罪
・「天職」という概念...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月14日
やはり本書は、内田樹さんの本でいちばん好き。
テーマも比較的バランスよく、読みやすくまとまっているように思います。
呪い、婚活、贈与、知性の使い方など、共感できる話が多い。
内田さんの本がなんでおもしろいかって、ほかの方たちが突き詰めないようなところまで「自分の頭で」考えているからなのでは、と思いま...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月11日
ちょこっと、今個人的に、ドロップアウトしていて、本を読み漁ってて、出会得てよかった本。
語彙が豊富なので、よくわかる。
私的には今抱えてるしこりが
聴き手の判断力や知性を信頼して、敬意を抱いて語れなくなる呪いにかかってるからということに気付けた。
自分のこと、"たかだかこんな奴だけど、嫌じ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月18日
久々のウチダ本は相変わらずの切れ味。
ワタシは内田センセイが以前から唱えている「贈与論」には強く共感している。考えてみると、先輩から「お前が先輩や上司の立場になったらおごってやれ。金はそうやって回る。」と言われていつもおごってもらったり、アントニオ猪木が「笑顔は施しだ」と言っていたり、先日読んだ『モ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月12日
日本のことを捉え直すに役に立つ好著。エッセイ的に色々な角度から日本という国を見つめ直すことができる。オバマの章にあった、アメリカを覇権国家たらしめている、根底の話が面白かった。アメリカにあって、ヨーロッパにないもの。こういうことも踏まえていかないと、日本という自分の国を理解するにあたっても、誤った理...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月02日
鬱々としていた頃に読んでいた本。自分でも世界を呪いながら、不特定多数からの敵意のようなものが世に満ちていることに辟易としていた。著者の勧めるように身体感覚を取り戻すことを心がけるようにし、そうこうするうちに本自体を読まなくなってしまったという、私に転機をもたらした一冊のうちの一冊。
今の私はかつて...続きを読む
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