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Posted by ブクログ
「呪い」の言葉に満ちたこの世界を、もっと幸福な世界に変えていくためのポイントは、「祝福を与えること」と「贈与を活性化すること」の二つだという。
「私たちの意識を批判することから提言することへ、壊すことから創り出すことへ、排除することから受け容れることへ、傷つけることから癒すことへ、社会全体で、力を合わせて、ゆっくりと、しかし後戻りすることなくシフトして行くべき時期が来たと私は思っている。」(p285、あとがきより) という内田先生の主張は、シンプルで力強く、しかも温かい。それはとても難しいことだけど、単なる理想論や観念論ではなく、そうすることが一人一人を、そして世界をもっと幸福なものに変えていくためのベターな道筋だと、この本を読んで深く共感した。
Posted by ブクログ
ちゃんと理解できていなかったからかもしれないけど、難しい本だった。
全体を通して、今問題視されている様々な現象に関して、政治的な観点から原因を探って議論している印象、特に一貫したテーマはないように思った。
特に気になったのは、
・人間の記号化による9.11同時多発テロなどの犯罪
・「天職」という概念による転職ビジネス
・原発を「荒ぶる神」として鎮める
という話だった。
ネガティブな話題が多かったけど、過ぎたことに対してポジティブに向き合う姿勢がいいと思った。
意識したわけではないけど、この人の著書は二冊目だった(一冊目は生物の福岡教授との対談)ので、この人の本は俺に合うのかも。
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