知性について

知性について

1,870円 (税込)

9pt

思想家・内田樹が紡ぐ25のエッセイ。インプットの方法、アウトプットの原則、学術の意味、複雑化する社会での教育、若い読者へのメッセージまで、知性の本質を縦横無尽に展開する。学問と実践、リベラルと保守、知性と宗教――対立するように見える概念の間を自在に行き来する内田哲学の真髄がここにある。混迷の時代を生き抜くための知の在り方を示し、現代人凝り固まった常識を打ち砕いてくれる一冊。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

知性について のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     例えば、原理主義への懐疑、感性、自由と平等の両立を引き受けきれないアメリカ等。内田さんのエッセンスが適度に溢れている。

    1
    2025年09月07日

    Posted by ブクログ

    自分の中になかった価値観だった。でも、そうだよなぁってスッと入ってきた。日本の衰退を憂いてないで、集合知を高めていくことを意識したいと思った。「知性的な人」になりたい。なれるよう振る舞うところから始めたい。
    闇雲に本を読んで、共感できるところだけをピックアップしていた自分、これ全然知を高められていな

    0
    2025年12月02日

    Posted by ブクログ

    とても面白い本だった。

    読んでみて、内田さんが「集団としての知性をいかに高めるか」を非常に重視していることが改めてよく分かった。そのためには、個々人が“ペンディングする力”、すなわち目の前の違和感やモヤモヤを即座に解消しようとせず、抱えたまま読み進める忍耐力を身につけることが重要だと説いているよう

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    自分にはない考えばかりで、とても興味深かった。特に「知性とは共有資産である」という考え方や、「理解できない事柄を、わかったふりや無視ではなく、わからないまま持っておく」という姿勢が興味深かった。難しいテーマではあるけれど、不思議とページをめくる手が止まらない魅力がある一冊。著者の他の作品も読んでみた

    0
    2025年10月20日

    Posted by ブクログ

    なるほど、寄り添って書いてくれているから読みやすいのか。高校生の時に課題図書一覧に彼を載せてくれたことに感謝。

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

    昨今ビジネス書籍コーナーに山ほど積まれている教養関連の本。著者が言うように、「自分はどれだけものを知っているか」「自分はどれだけ賢いか」を誇示し、他人を押し除けて競争し、優越感に浸りたいという願望が基調にあると思う。

    「勝つ」ことは良いことではありません。勝つとそれが成功体験になり、人間はそれに居

    0
    2025年08月14日

    Posted by ブクログ

    難しい内容にも関わらず、丁寧な言い回しで非常にわかりやすかった。なぜそのような文体になるのかも本書に書かれている。
    韓国の読者の質問に回答するという内容で、筆者の考えを次々と述べていくという形式だ。
    主張を押しつけられることはなく、どうしてそのような考えに至ったか思考のプロセスをちゃんと説明してくれ

    0
    2025年07月23日

    Posted by ブクログ

    基本的には、過去に内田老師が話されていたことの繰り返しも多いが、過去に読んだ内容でも自分の状況/状態によって感じ方も異なる。今回は、ANAマイルを使うために関西空港トランジットで上海に向かう途中に、上海便が遅れ、幸運にもその時間で読み切ってしまった本書について引用していく。
    • 「知性的な人」がいる

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ

    この方の文章を読むと、なにかものを書きたくなる。不思議と行動に移したくなる。まさに「不活性部分に通電して強い鼓動を始める」ような本。

    いちばん強いメッセージは、読書は「わからないところにこそ目を向けろ」ということ。目次から推測して読む定番の速読法だと、パッとわかる文以外を無意識で読み飛ばすようにな

    0
    2025年07月06日

    Posted by ブクログ

    『アイデンティティーを共有する集団が社会的行動の基本となるべきだというのは、それだけ聞くと当然のように思われるかも知れませんが、「アイデンティティーを共有する」ということになると、一度その集団に登録された人は、「共有されたアイデンティティー」を変更することができなくなる。集団的なアイデンティティーに

    0
    2025年07月05日

知性について の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

内田樹 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す