橋本治と内田樹

橋本治と内田樹

770円 (税込)

3pt

文学歴史芸能に、教育問題、身体論。はたまた米中の行方まで。抱腹絶倒、痛快無比。当代きっての柔軟な知性が語りつくす、世界と日本の現在過去未来。不毛で窮屈な論争をほぐして「よきもの」にかえる大人の智慧がここに凝縮。読むと希望がわいてくる対談集、待望の文庫化。

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橋本治と内田樹 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年04月30日

    タイトルそのまんま、お二人の対談集。
    5年くらい前の対談ですが、内田先生が言っていることが震災後も全然ブレてないのがすごい。
    二人が掛け合うごとに話がどんどん広がっていって、面白い。橋本さんの著作は読んだことがないのですが、すっかり橋本先生のファンになりました。

    橋本さんの「教養というのは、くだら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月16日

    対談集の苦手な私が珍しく楽しめた。
    たとえば文学者の語る公共の概念が特に面白い。
    社会学者や政治学者ではなく、文学(研究)者と文学(執筆)者が語る公共:一人ひとりが自分のできることを「お互いさまだからね」と差し出すこと。相手のそれを受け取ること。
    橋本治が「理解できないことを書かない」「理解してから...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月30日

    とてもおもしろかった。頭のよい(独自の視点を持ち深くよく物事を考えておられる)ひととひとの、忌憚なくなされるおしゃべりを一緒に聴く楽しみ。

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    Posted by ブクログ 2019年07月16日

    47

    橋本治さんが亡くなり、内田先生が何度もその知性を褒めたたえるので、読んでみたくなったが、正直自分には対談本を読むだけでは知性のすばらしさがわからなかった。面白かったのは、官打・位打という言葉。これは初めて聞いた概念だが、とても面白かった。何かというと、武家が増長していった時代に、頭角を現すも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月28日

    賢い人って世の中にはいるんだなあと実感。
    でも、あの窯変源氏を書き上げる人が
    まともなはずないの(笑)
    でも、気張りすぎてないので、
    電車の中で読むのにちょうど良かったです。

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    Posted by ブクログ 2012年07月31日

    有意義な雑談って感じですね。内田樹さんを知らなかったのですが、内田さん「私は性格悪いから」と繰り返し対談で語られてましたが、橋本治と比べるとかなり普通のおじさんに感じてしまいます。内田さんの聞き上手ぶりが冴えてる不思議な一冊だと思いました。橋本さん、借金は返せたのだろうか…(余計なお世話)。

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    Posted by ブクログ 2012年01月03日

    ファンを公言しているので、内田先生が橋本氏に多少寄っているところがあるのはやむを得ないとして、まあそれを差し引いてもとてもおもしろい対談集であった。けっして引かれたレールの上を歩こうとしない、というのが橋本氏の一貫した姿勢なんだろうけれども、内田先生もよくその姿勢に合わせられるなあと、頭のいい2人だ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月13日

    橋本治と内田樹の対談を収録しています。

    もっぱら橋本を深く敬愛する内田が、橋本のすごさを引き出そうとしていますが、話をまとめようとする内田を振り切って、橋本が思いもかけない方向へと議論を拡散させていくために、けっきょくまとまりのつかないかたちで話がどんどん進んでいってしまうという印象があります。そ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月04日

     橋本治って知らなかったのだが、いつも上から目線の内田樹を軽くいなし、叩いていくところが痛快。
     橋本治著、「窯変 源氏物語」も面白い(第一巻で挫折中)

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    Posted by ブクログ 2014年08月17日

    あとがき(by橋本治)より
    「今をときめく内田樹が橋本治と対談をしているのである。なにも知らない人がこれを聞いたら、「きっと、すごく重要なことを縦横無尽に語っているのだ」と勘違いしてしまうかもしれないが、この本には「重要なこと」なんかろくにない。なにしろ、この対談集の主たるテーマは、「橋本治」だから...続きを読む

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