あなたの苦手な彼女について

あなたの苦手な彼女について

770円 (税込)

3pt

たいていの人に「苦手な彼女」がいるという。いったい、それはどういうことなのだろうか? 七〇年代の高度成長期にウーマンリブ運動が起き、時を同じくして消費者運動が登場した。八五年には男女雇用機会均等法が成立し、その年、内需拡大のために個人消費が推進された。その後の好景気とバブルの崩壊、平成不況……。この四十年の間に、日本の男女関係がたどってきた変遷を、ときに女帝の時代にまで溯って深く考察する。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

あなたの苦手な彼女について のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    自分はどこかに所属している。だからこそ自分の思いは受け入れられるはずだと思うからこそ、人は孤独を感じるのです。
    孤独とはつまり、自分はどこかに所属しているはずなのに、その所属が見つからないという思いだからです。
    我こう思うゆえに我あり。お前こう思うゆえに我なし

    0
    2016年11月10日

    Posted by ブクログ

    男にとって「女」とは、自分の恋愛対象になる存在、という指摘はもっともなんでしょう。
    それ以外の女性はまあ、どうでもいい存在なんだそうで。
    女性の権利などもまあ、どうでもいい存在の話ならまあ、好きにして、といういい加減な流れで来たんじゃないか、という。
    大卒女子が企業に採用されないのが問題視された時代

    0
    2010年04月17日

    Posted by ブクログ

    表題の「あなた」とは、男を指す。曰く「男には、関心のある女と、関心のないどうでもいい女がいる。後者の女が、男女平等などの権利を声高に叫んだところで、男たちは、そんなのどうでもいい、と言わざるを得ない」。そのどうでもいいことに強い主張するどうでもいい女たちは、男にとって「苦手な彼女」となる。というよう

    0
    2018年10月23日

    Posted by ブクログ

    高度成長を迎えた1970年代にウーマン・リブの運動が起こり、フェミニズムが男性による女性の差別を告発してから40年が経った現在から振り返って、なぜ男女をめぐる問題はこのような状況に立ち至ったのかを考察している本です。

    著者はまず、男性は「自分の恋愛の対象になる女」と「自分の恋愛の対象にならない女」

    0
    2014年04月13日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    たいていの人に「苦手な彼女」がいるという。
    いったいそれはどういうことなのだろうか?
    七〇年代の高度成長期にウーマンリブ運動が起き、時を同じくして消費者運動が登場した。
    八五年には男女雇用機会均等法が成立し、その年、内需拡大のために個人消費が推進された。
    その後の好景気とバブルの崩壊、

    0
    2014年10月27日

    Posted by ブクログ

    橋本治さんの思考回路は迷路のようで、ついていっていると思うと行き止まりで、迷ったと思ったら元の道に降り立ってたりしていておもしろかった。
    いろいろな要素が盛り込まれているので、欲張りな気がします。

    0
    2010年04月04日

    Posted by ブクログ

    この著者とは長い付き合いだけどやっぱ男受けが悪そうだし、この本もオンナしか読まないだろうなぁ、的な一冊。重複が多くて冗長だしなによりオチが弱いよ!まぁでもこれ小説じゃないからなぁ。つまりいつのまにか一人称語りの小説として読んでいた、という。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    所属が無いことへの葛藤というべきか。

    なんだか分かった気もするし、なんだか分からない気もするけれど、
    やっぱりどうでもいい気もする。

    古来からの定義として、
    父の娘というスタンスがあったこと、
    古記でも、
    位置づけが難しい、あいまいな存在であったこと、
    近年になって、
    寄る辺を探すために、権利の

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    タイトルにだまされた。別に女の話じゃないような、女の話のような、最後は結局いつもの橋本治の持論に落ち着くあたりが橋本わーるど。
    でもあれですよ、「男にとって女は恋人にしたい女とどうでもいい女にわけられる、それ以外はない」って、それは真実だけど女の人に聞かれると怖いから言わないでください(;;)それが

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    だめだ!全然意味が分からない!
    結局なんなんだろう…。
    本来「社会」っていうのはひとつしかないはずなのに、「自分にとって都合の悪いこの社会なんて間違ってる!自分の求める社会の方が正しい!」っていう人が増え始めたってこと?
    「女性は結局何がしたいの?」ってこと?
    新書って、タイトルから話がそれまくって

    0
    2012年07月08日

あなたの苦手な彼女について の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ちくま新書 の最新刊

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

橋本治 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す