先生はえらい

先生はえらい

770円 (税込)

3pt

「誰もが尊敬できる先生」なんて存在しないし、昔からいなかった。あなたが「えらい」と思った人、それが「あなたの先生」なのだ。さまざまな例を引きながら、学ぶことの愉しさを伝授し、素晴らしい先生との出会いを可能にさせてくれる、常識やぶりの教育論。誰もが幸福になれる悦びの一冊。

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先生はえらい のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年06月12日

    ★恋愛というのは、「はたは色々言うけれど、私にはこの人がとても素敵に見える」という客観的判断の断固たる無視の上にしか成立しない。いい先生に出会うことと同じです。★

    本の題名に対する先入観は捨てた方がいいと思います。
    「先生は偉いんだから、なんでも言うことを聞こう」ではなく、
    「一人一人の先生から何...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月06日

    内田樹を読むことの1番の魅力は、本気か冗談か分からない主張を、屁理屈まがいにロジカルに成立させた文章を、面白おかしく読んでいるうちに、読者自身が、なんかすごい大事なことに気づいてしまう、という図式です。敷居が低く、出口が高くなっている。

    第二次安倍内閣あたりから、政治への怒りが閾値を超えてしまい、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月09日

    ー 私たちが会話においていちばんうれしく感じるのは、「もっと話を聞かせて。あなたのことが知りたいから」という促しです。でも、これって要するに、「あなたが何を言っているのか、まだよくわからない」ということでしょう?

    私たちが話をしている相手からいちばん聞きたいことばは「もうわかった(から黙っていいよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月22日

    一読しただけではすっきりと掴みきれないものの、「ここには何かとても重要なことがある」と思わせてくれる一冊です。

    凝り固まったものの見方を、軽やかな文体で説きほぐしてくれる感じは、外山滋比古さんの「思考の整理学」に近いものを感じました。

    読み返すたびに新しい発見がありそう。

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    Posted by ブクログ 2020年05月04日

    売れっ子作家が中高生向けに書いた学習論。最近学生に聞いたら「内田樹は入試頻出作家なんですよ」とのこと。オススメ!

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    Posted by ブクログ 2020年01月27日

    内田さんらしい一冊です。タイトルの意味が読み終わるまでわかりません。いやきっと私は誤解していると思いますが...。コミュニケーションと言うもの、学ぶと言うこと、それらについて考えることができます。「誤解の幅」「訂正の扉」、これらは自動車のハンドルの遊びとかで例える場合もありますが、確かに必要です。な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月22日

    自分が先入観にとらわれている事に気付かせられた。一冊かけて筆者は「先生」「コミュニケーション」についての凝り固まった考え方を解いてくれた気がする。
    謎に対する考え方は十人十色で皆違っていいと思えた。

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    Posted by ブクログ 2018年12月08日

    本の題名に興味を持って読んでみた。
    教育論とはあるが想像していた以上の話で、中高生向けにしてはかなり奥の深い話。

    恋愛も師弟関係も誤解に基づくもの、自分だけが素晴らしさを知っているという誤解、先生が私の唯一無二性の保証人であるなどの思い込みで、学びが起動すると説明。
    学ぶと話し合うの違い、コミュニ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月18日

    タイトルと内容はイメージが違う。
    先生とは何か、すごい先生ってどんなだ、など書いてある話と思いきや。タイトルはキャッチフレーズで。
    もっと深い話でした。

    人間のコミュニケーションの根源の話であり、文学の話でもあり、発展すると芸術の話だとも思う。

    この本で書かれているのは
    ファーストフードのように...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月09日

    非常に平易な文章で書かれているが,ジャック・ラカンの引きながら「学び」や「コミュニケーション」の本質を説いている.

    ・「これが出来れば大丈夫」ということを教える先生と,「学ぶ事には終わりがない」ということを教える先生は雲泥の差
    ・「学びの主体性」とは?人間は自分が学ぶことの出来ることしか,学ぶこと...続きを読む

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