最終講義 生き延びるための七講

最終講義 生き延びるための七講

815円 (税込)

4pt

学びの本質をとく、感動の講演集

神戸女学院大学退官のさいの「最終講義」を含む、著者初の講演集。学校という場のもつ意味、学びの真の意味が立ち上がる感動の書

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最終講義 生き延びるための七講 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年11月11日

    すっごく面白かった。脳がバシバシ刺激された。あとがきで赤坂真理さんが書かれているように、内田先生の倍音の効果かな??

    以下、気になった箇所。
    P63
    「あなたは間違っている」とかは言わないんです。だって、僕が彼の前にいて、現にその言葉を発したという事実がある以上、それには何か意味があるはずだし、僕...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年09月27日

    内田樹による 最終講義。
    イタチの最後っぺ みたいに濃厚な臭さである。
    長くニオイが残るような問題提起。
    内田樹はエライ!

    内田樹は アメリカ嫌いである。
    アメリカは日本を属国にして、
    その属国に迎合している日本。
    アメリカのなすことに金魚の糞よろしく、
    自衛隊まで海外に派兵する日本。
    そのことに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月14日

    言葉にできない、単純な言葉で表したくないけど心から沸いてくる、高揚感に似た気持ちがとても心地よい本。

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    Posted by ブクログ 2015年07月16日

    内田さんの教育論は、理想的に過ぎるとか抽象的だと言われかねないなぁ、今の社会では。でも、教育が人を育てる営みである以上は理想がなければいけないし、カタチのないものを作る営みである以上はそれを語る言葉も抽象的なものを選ばざるを得ない。
    いまの世の中、特に抽象的なものって嫌われがちな気がする。なんでも具...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月14日

    内田樹 最終講義 教育、大学、組織、日本が生き延びるための処方箋を語った講義録。良書だと思う


    結論としては、共生原理による社会、直観の重要性とそれを引き出す組織づくり、ブリコラージュ(ありものの使い回しで急場をしのぐ)に生き延びる術を見出している。教育の市場原理を批判し、人文学の意味、教育者が負...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月05日

    自分がいかに歴史的な文脈の中に生きているか、ある思想に囚われているかについて考えさせられました。
    その考えはおかしい、という主張は、それが正しいかは置いておいて、自身を客観的に見つめ直すのに有用です。

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    Posted by ブクログ 2020年07月26日

    2008年、2010年、2011年に行われた講演を収録したもの。
    神戸女学院大学を退官するときの講義で、ヴォーリズ建築の特徴、自らの手でドアノブを回したものに贈り物は届けられる。世界内部的に存在しないものと関わることを主務としているのは文学部だけ。
    対米従属を通じての対米自立というねじれた戦略。アメ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月24日

    ニチユ同祖論と安保闘争のところがとても面白い。
    メンタリティは、敗戦国としてのルサンチマンだったのですね。

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    Posted by ブクログ 2018年03月23日

    相変わらずの内田節で読んでいて面白い。大学建築の話とか、異質な人が居た方が全体として生存確率が上がるとか、いずれもどこかで読んだことがある話な気もするけど、同じ話を色んな例えを入れつつアップデートしていくのがこの方の流儀だとは思う。
    ただ、読んだことない話もあって、その部分は非常に興味深く読めた。誰...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月22日

    2017/09/22

    学術的な活動を通じて、公共的な利益をどう積み増しするか。
    自分以外の「何か」を背負った方が効率的であるに決まっている

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