疲れすぎて眠れぬ夜のために

疲れすぎて眠れぬ夜のために

715円 (税込)

3pt

疲れるのは健全である徴。病気になるのは生きている証。サクセスモデルへの幻想を棄てて、「1ランク下の自分」を目指しませんか? ささやかなことで「幸せ」になれるのは1つの能力です。まずは身体の内側から発信される信号を聴き取ること。真の利己主義を目指すこと。礼儀作法と型で身を守ること。家族の愛情至上主義をやめること──。今最も信頼できる哲学者が、日本人の身体文化の原点に立ち帰って提案する、最強の幸福論。

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疲れすぎて眠れぬ夜のために のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    頑張らなくていいとか、よくいうけど、
    ほんとそう思う。
    我慢したって誰も褒めてくれないし、褒めてもらうことを期待するからつらくなるのよ。

    0
    2024年08月12日

    Posted by ブクログ

    自己啓発本のように気負うことなく肩の荷をそっと下ろしてくれるような本書の「幸福論」は多くの人々が必要としている考え方だと感じました。
    生き方を選ぶのは自分次第ですが、この本を手に取ってみて今の自分に力み過ぎている部分がないか振り返ってみてはどうでしょうか?

    0
    2020年12月22日

    Posted by ブクログ

    世界の解像度が上がる本。
    例えば、社会制度についての是非だけでなく、是と非が変遷する過程や、変遷する方法を考える一節があった。
    なるほど、知識人とは思考法が違うのかと思った。つまり、知識の量という軸に加えて、視点の置き方という軸が他人よりもきめ細かく、二次元的に解像度が高い印象を受けた。

    それから

    0
    2019年10月18日

    Posted by ブクログ

    昔からへんなタイトルの本だなあ、と思っていたけれど、今ならよくわかる。そういうことがありうることを。

    ただ、初期の内田さんの本だからか、ちょっと文章が硬い感じがする。

    でも、外部の声を聴こうとするときが、最もリラックスするというメッセージは金言であるように思う。

    0
    2018年12月29日

    Posted by ブクログ

    哲学が得意とする批判的な見方は、様々なことに対して考えさせられるヒントが散りばめられていると思う。
    正しい、当たり前と思われているものが何の前提をもとにして成り立っているのか、それは今目の前にあることにも適応されるのかを批判的に、健全に考えることに哲学の営みは近い。
    この本は今の社会にあるリアルなテ

    0
    2018年12月16日

    Posted by ブクログ

    201605/
    戦後の日本の復興を担ったのは、明治生まれの人たちです。/
    そういう波瀾万丈の世代ですから彼らは根っからのリアリストです。あまりに多くの幻滅ゆえに、簡単には幻想を信じることのないその世代があえて確信犯的に有り金を賭けて日本に根付かせようとした「幻想」、それが、「戦後民主主義」だとぼくは

    0
    2016年10月12日

    Posted by ブクログ

    昨夜は 眠れなかったので、そうだそうだ。
    内田樹の本があった とおもって、
    『疲れすぎて眠れない夜のために』をてにとって読み始めた。
    眠れるための ことが書いてあるかとおもったら、
    そうでなくて 『疲れすぎないように どうするか』が
    書かれていた。なるほど。

    疲れなければいいわけだ。
    でも、元気だ

    0
    2018年03月05日

    Posted by ブクログ

    自分が若いころに、こんな先生の講義を受けたかった。
    難しい言葉が溢れているのにすごくわかりやすくスッと素直に入ってくる。納得することばかり。自分ではとてもとても難しすぎて語れないんだけどね。
    何ども読み返したいです。

    0
    2017年03月25日

    Posted by ブクログ

    非常に面白かった。
    著者は大学教授でありながら、武道家。この武道家の要素が身体知をともにした文章にしていると思う。
    ・無理して頑張るということはそれだけエネルギーを前借りしているということ。
    ・職場等の不快な人間関係に耐え続けると必ず「オヤジ化」し、自分がイヤな奴になる。
    ・パパ活等(たいした価値も

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    ■ささった箇所
    ・欲望の充足ラインを低めに設定しておけば、すぐに「ああ、なんという幸せ」という気分になれるでしょう
    ・礼節というのは、まさに「生き延びるための知恵」なのです。礼儀を失した応接をするということは、実は手に入ったかもしれない貴重な情報や支援を、それと知らずにどぶに棄てていることなんですか

    0
    2024年06月01日

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