作品一覧

  • 不自由な社会で自由に生きる~「自由論」講義録~
    3.0
    世界は自由なように見えて、昔も今も違う形で不自由だ。私たちは資本主義からもSNSからも、自分の遺伝子からも自由になることができない。その中で、どのように自分なりの自由を獲得していくか。「社会」「宗教」「表現」「芸術」「性」「公共」「人類」など各分野の第一人者が語る中で見えてきた、今の時代の「自由」のあり方、自由をつかみとる方法とは? あなたの世界に対する認識をガラリと変える、驚きの講義録。
  • 君たちのための自由論 ゲリラ的な学びのすすめ
    4.0
    1巻924円 (税込)
    かたや哲学者であり武道家、かたやアフリカ・マリ出身の元大学学長。2人の個性派教育者による、自由すぎるアドバイスとメッセージ。曰く、「管理から逃れて創造的であるために、もっと“だらだら”しよう」「“ゲリラ的”な仕掛けで、異質なもの同士の化学反応を生み出そう」「将来は“なんとなく”決めるべし」「“なんでやねん!”とツッコミを入れて、自らの中に問を立てよ」等々。若い人たちが「大化け」するためのアドバイスとメッセージを、コロナ禍の教育現場から発信。かくも窮屈で不自由な世界を、君たちはどう生くべきか? 京都精華大学で行われた人気講義「自由論」をもとに、新規に語り下ろした対談などを加えて構成。
  • ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」
    3.6
    1巻1,650円 (税込)
    ヤマザキマリさん・茂木健一郎さん推薦! マリ共和国出身、京都精華大学学長、ウスビ・サコ――30年にわたる日本生活での失敗と発見と希望をユーモラスに語るエッセイ。「なんでやねん!」とツッコみながら、日本の可能性を見つめる。
  • アフリカ人学長、京都修行中
    3.6
    1巻1,400円 (税込)
    初のアフリカ人学長によるユニークな京都論。 「いけずな町」に飛び込んだ外国人学者、「悪戦苦闘」の30年。 「一見さんお断り」はサービス精神の裏返しだった? 「遠まわしなモノ言い」は「よそさん」への気づかい? 実はパーティ好き、実は気を使いすぎ、実は新らしモノ好き……、 「サンデーステーション」出演で話題のウスビ・サコ氏が専門の空間人類学をベースに京都人を分析する。
  • これでいいのか? 日本の大学
    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●〔対談〕文科大臣×早大総長 オンライン授業によるグローバル化、地域格差解消 逆境が生み出したポストコロナの大学像 萩生田光一×田中愛治×司会:古沢由紀子 ●オックスフォードからの提唱 抵抗の場たるべく、「広く浅い」学びから脱却せよ 苅谷剛彦 ●〔対談〕知的刺激を与えるオンライン時代の試行錯誤 いま必要なのは「ゲリラ」的教育だ ウスビ・サコ×内田 樹×司会:小林哲夫 ●現役高校教師・緊急レポート コロナ禍に揺れる学校現場と新大学入試 大庭大輝 ●データ軽視・現場軽視を繰り返すな 大学入試改革は「失敗」から何を学ぶべきか 中村高康 ●コロナ禍の東工大で見えたオンラインの逆説的効果 尖った研究・尖った学びは「隙」から生まれる 伊藤亜紗 ●学生の悩み相談の現場から ここに注意! 自粛下の大学生のメンタルヘルスケア 梶谷康介 ●「退出」ボタンで途絶えない教育空間の喜び 新入生がキャンパス封鎖で経験し考えたこと 庭田杏珠 【学術会議編】 ●元会長が人事、安全保障問題等の疑問に答える 学術会議改革はどうあるべきか 大西 隆 ●時代錯誤なレッドパージと学者集団の大いなる矛盾 池内 恵 ●中国の軍民融合に無頓着な日本 大学はなぜ経済安保を直視しないのか 細川昌彦
  • アフリカ出身 サコ学長、日本を語る
    4.5
    1巻1,600円 (税込)
    マリ共和国出身の京都精華大学長、ウスビ・サコ氏の自伝。幼少期、中国留学、日本人との結婚、子育て、学長就任。波乱に満ち「なんでやねん」の連続だった日々をコミカルに回顧しつつ、日本社会や教育の問題点を独自の視点で鋭く批判する。
  • 「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと
    4.1
    1巻1,540円 (税込)
    己のメタモルフォーゼ(変化)を恐れるな。 NYタイムズほか国内メディア大注目! 日本の大学初、アフリカ系学長がこの国でどう生き抜いたか? 不確実な世界を生きる最高の講義。

ユーザーレビュー

  • ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」

    Posted by ブクログ

    ウスビ-サコさんとの握手、
    あれっ 意外と小さな手をお持ちなんだ

    でも そのにこやかな表情と澄んだ目が
    この数々の文明批評につながっているんだ
    と思いました

    よくぞ 日本に来てくださいました
    よくぞ 日本に住まいを構えてくださいました

    次にお逢いできるのが
    楽しみです。

    0
    2025年06月06日
  • 「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと

    Posted by ブクログ

    先日読んだ『アフリカ出身サコ学長、日本を語る』と比べると、こちらの方が読みやすい。けれど硬い。よって個人的には『サコ学長、日本を語る』の方がおもしろかった。
    こちらが硬くて読みやすいのはまず著者の執筆態度の違いによるものだろう。
    『日本を語る』の方はタイトル通り、サコさんが感じていることを奔放に書いている。だからエキサイティングで、疾走感がある。
    対してこちらは『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』である。だからテーマを細かく分けて、テーマごとにきちんと若い人たちと向き合い、語りかけている。要するに真面目である。だから読みやすいし、分かりやすいけれど、ワクワク感は『日本を語る』には劣る

    0
    2024年12月26日
  • アフリカ出身 サコ学長、日本を語る

    Posted by ブクログ

    めっちゃおもしろいやん。
    一気読みしてもうたわ。

    日本国籍を持ち、日本の大学の学長として日本の教育を愁い、一方で大きな希望を持って子どもと向き合うことを続けてきたマリ人のサコさん。
    あくまで「異文化」の立場から日本文化を見つめるその視線は、あとがきで内田樹さんが指摘されている通り、日本人として感じてきたモヤモヤがスーッと晴れていくような気持にさせられる。
    今回、特に膝を打ちたくなったのは次の箇所。少し長いが引用する。

    「私から見た日本の教育はいわば、『今の社会システムや社会構造を維持したい』という中高年の思いに、子どもや学生、若者が巻き込まれている状態、である。日本の教育は大人目線なのだ。

    0
    2024年12月18日
  • 「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと

    Posted by ブクログ

    多様性・ダイバーシティについて考えさせてくれる内容でした。
    文字の量も多くなくサッと読めてしまいます。
    何事も学びであり、自分がどう考えて思考していくことが大事だと改めて実感。自分の捉え方で人の見方も違くなるし、言いたいこと、伝えたいことは言葉に乗せて面と向かってしっかり伝えることが大事だなと。
    そして、日本の良さを知るために海外で生活してみたくなりました。
    日本がもっとグローバル化して多国籍になっていくといいなと思いました。

    0
    2024年03月02日
  • 君たちのための自由論 ゲリラ的な学びのすすめ

    Posted by ブクログ

    自由と平等を取り持つ第三項としての「友愛(博愛)」について、「友愛」の成立に不可欠であるとされる、共同体と個人には深い共通性と繋がりがあるという身体的実感が、宋明理学でいうところの「万物一体」論と相似形ではないかと疑問に思った。

    0
    2024年02月11日

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