大日本いじめ帝国 戦場・学校・銃後にはびこる暴力

大日本いじめ帝国 戦場・学校・銃後にはびこる暴力

1,870円 (税込)

9pt

4.8

戦時下、いじめは大量生産されていた。
全裸での身体検査、牢獄のごとき学童疎開、自殺率世界一位の日本軍……
「女子と女子を向かい合わせて、往復ビンタを食らわせた」
「犬の鳴き声を出して班内を回るのだ」
「何が戦死なものか。彼は殴り殺されたのです」
最新のいじめ研究があぶりだす、戦時下の暴力と現代日本の課題。
数多くの証言と時代背景を整理し、陰惨さの実相に迫る。

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大日本いじめ帝国 戦場・学校・銃後にはびこる暴力 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本に書かれている、大東亜戦争中の「いじめ」は、
    これまで読んできた多くの本、、、代表は「はだしのゲン」だろうか?
    を通じて嫌というほど読んできた。
    なのでその記憶をよみがえらせる作業、という感が強かった。
    え、ここまで酷いの?いじめ自殺もあれば、殺しもあるの?という思いはあったが、、

    それより

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    「いじめ」という呼び方には、日頃から反対している。
    力であれ言葉であれ、人が人を傷つける行為は、まごうことなき犯罪だ。加害者は自分の所業を猛省し、心の底から被害者に詫びなければならない。

    「いじめはなかった/少なかった」と(なぜか)言われる戦前・戦時中にも、実は凶悪な「いじめ」が蔓延っていた。

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    毎日新聞の栗原俊雄さんと荻上チキさんとの共著の本書。大日本帝国時代のいじめについて書かれている。学校、疎開、銃後生活-婦人会・隣組、徴兵、軍隊生活、勤労動員、植民地差別と引き揚げ、抑留、戦後という章立てだ。何よりもいじめが一番酷いのは言わずもがな軍隊生活であるが、読みながら自分の子供時代を思い出して

    0
    2025年09月11日

    Posted by ブクログ

    学校や疎開先をはじめとした日々の生活に/徴兵制度のもとで組織された軍隊内部に存在したいじめの記録。
    国のために、社会のために、「生産的でなければならない」という呪いが、少しの違いを際立たせ対立を煽り、とめどない暴力を生み出す。

    植民地や抑留地でのいじめの実状がとても印象的だった。加害者にも被害者に

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    いじめ事象やそれに伴う不登校の増加など、現行の問題として取り沙汰されるそれは、かつての校内暴力全盛に比べると陰湿性を増している印象があるが
    戦争下における統制的な暴力というイメージ以外にも、当時のいじめと呼ぶべき様々な振る舞いは、肉体的精神的な死を誘引しつつも、戦後の窮地において声を上げられることも

    0
    2025年09月21日

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