「歴史の終わり」の後で

「歴史の終わり」の後で

ベルリンの壁崩壊から三〇年以上を経た二〇二一年に、民主主義とその根底にある価値観を擁護しなければならなくなるとは思っていなかった。
国際政治がふたたび景気後退、軍備拡張、社会不安、恐怖に支配されるとは想像しがたかった。現在の権威主義的な傾向とナショナリスト的な保護貿易主義が束の間の現象として終わるのか否かは、わたしたち民主主義諸国の強さにかかっている。
民主主義諸国はいま直面している課題にうまく対処できるのか。できないのなら、民主主義諸国をより回復力あるもの(レジリエント)にするにはどうすればいいのか。
――本書編者 マチルデ・ファスティング

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「歴史の終わり」の後で のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ご多分に漏れず、よく知らないのに知った気になってました。まずはフランシス・フクヤマ氏に対する偏見・誤解から脱出し、近しい所ら辺へ辿り着ける入門書なんだろうと思います。対話形式ですし、感覚として新書に近いです。
    私は「成長」に対し懐疑的というか、神話めいた印象を拭うことができなかったのですが、成長のな

    0
    2023年06月13日

    Posted by ブクログ

    昨今の世界情勢や閉塞感はどこから来るのか。

    自由民主主義を構成するもの
    近代国家であること、法の支配によること、制度が民主的な説明責任を果たすこと

    現在の懸念
    権威主義国家の台頭、政治の軸がアイデンティティによってきた、右派ポピュリストによる正統性主張と法制度の掘り崩し

    自由民主主義の繁栄のた

    0
    2023年02月05日

    Posted by ブクログ

    フランシス・フクヤマさんの「歴史の終わり」も含めて読んだことないのだが、ノルウェー人の著者が「オーウェルの「1984年」のディストピアは現実になるのか」などの各種テーマについて、対話形式でまとめているので、興味深く読む事ができた。
    結びの方で、ウクライナが、権威主義の拡大との戦いにおける最も重要な前

    0
    2022年11月27日

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