作品一覧

  • 独裁が崩れるとき
    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●二つの権威主義体制を徹底解剖 プーチンと習近平の急所はどこにあるのか? 小泉 悠×熊倉 潤 ●歴史は再び自由民主主義へと弧を描く 筒井清輝 ●「アラブの春」の挫折と教訓 酒井啓子 ●白紙革命は習一強崩壊の号砲か? Z世代が揺さぶる中国のこれから 安田峰俊 ●「分断国家」東ドイツ 社会主義体制の崩壊 河合信晴 ●インターネットは再び民主化の武器になるのか? 変貌する監視体制と市民意識 山本達也 ●歴史に見る独裁と統治のリアル 君塚直隆×池田嘉郎
  • 物語 東ドイツの歴史 分断国家の挑戦と挫折
    4.2
    1巻990円 (税込)
    ドイツは第二次世界大戦の敗北後、東西に分裂する。ソ連の影響下、社会主義国として四〇年にわたり存在したのが東ドイツである。東西統一後、東ドイツは、非人道的な独裁政治やシュタージといった秘密警察の監視など、負の側面ばかり強調されてきた。本書は、ベルリンの壁崩壊後に明らかになった史料から、楽観的で無責任な指導部、豊かさを求めて声を上げる民衆など、壁の向こうの実験国家の実態と全貌を描く。

ユーザーレビュー

  • 物語 東ドイツの歴史 分断国家の挑戦と挫折

    Posted by ブクログ

    「東ドイツ」に関しては、社会主義統一党による独裁的な体制が続き、“シュタージ”と呼ばれた秘密警察が暗躍する監視社会であったと、「何時か解消されなければならなかった筈」な“ネガティヴ”な調子で語られることが多いのかもしれない。が、本書はそういう調子になっているのでもない。社会主義統一党による当地の体制が固まって行くまでの経過等を客観的に説こうとしていて、「東ドイツ」というモノ、その社会や経済の変遷を判り易く示している。
    そういうことで、本書は「現時点で、日本語で誰でも読める本として、最も判り易い“東ドイツ”なるものの通史」と言っても差し支えないかもしれないと思う。
    幾つかの“選択肢”が在った時期

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    2021年01月16日
  • 物語 東ドイツの歴史 分断国家の挑戦と挫折

    Posted by ブクログ

    とても興味深く読んだ。多面的な視点で東ドイツの歴史や政策決定過程を解説しているところが特に面白かった

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    2023年11月09日
  • 物語 東ドイツの歴史 分断国家の挑戦と挫折

    Posted by ブクログ

    1990年まではこの世にあったはずの東ドイツについて、国の始まりから終わりまでを一気に眺める本です。この本を見ると東ドイツは命じるばかりで何もくれない親分(ソ連)と隣にいる優等生の兄弟(西ドイツ)の間で背伸びを続けても兄弟に追いつけなくて飲み込まれてしまったように見えます。
    それにしても監視社会を作りながらもガス抜きの陳情制度で意見を述べたり、抑圧されてもはけ口を作る手段はあるのだなと妙なところに感心しました

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    2023年03月16日
  • 物語 東ドイツの歴史 分断国家の挑戦と挫折

    Posted by ブクログ

    東ドイツが舞台の小説を読んでシュタージの事が気になり手に取ってみました。社会主義国家の不自由と秘密警察シュタージに監視され、息苦しい窮屈な社会だったんだろうとイメージしてましたが、この本からはそこまでの感じは受けず、それなりに生活は保証されていたように思えた。今の日本から比べたらそれは貧しく感じますが、住宅不足に対して集合アパートを建設するなど、昭和の日本と同じようなところもあり、体制は違えどすることは一緒なんだなと妙に納得。

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    2023年02月08日
  • 物語 東ドイツの歴史 分断国家の挑戦と挫折

    Posted by ブクログ

    あまり東ドイツだけにフォーカスしてみてみたことがなかった。ソ連と西ドイツとの駆け引きがよく見える1冊。

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    2021年04月03日

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