佐々木ケンの作品一覧
「佐々木ケン」の「マンガ おはなし数学史 : これなら読める!これならわかる!」「マンガ おはなし物理学史 物理学400年の流れを概観する」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
漫画としても数学史としても面白いし、漫画だからとにかく復習がしやすい
ナポレオンが三角比の値を覚えてない登場人物を殴るシーンがお気に入り
これから数学を教える時に、深みが出そう
特に面白かった知識
・方程式はアラビアで もともとは適当に代入して解いてた
・出るか出ないかの2分の1は確からしさがない
・第5公準は美しくない。1本もないのは、ガウスやリーマンの非ユーグリット幾何学
・微積分論争はニュートンが論文出さなくて、ライプニッツに?頭の中では考えてた?
・フランスのコンドルセ達がメートルやキロを考えた。遅れをとったイギリスが国際標準時を勝ち取った
・今は計算師が特許をとって金儲け
Posted by ブクログ
物理学の歴史を新書版でしかもマンガで著すというものすごく野心的な試みで、さすがに食い足りない部分はありましたが、それでもがんばってなかなかよくまとまっていたように思いました。
特に、天動説から地動説への移行や、古典力学から量子力学・相対性理論への移行のプロセスについては、今まであまり他の本で読んだことがありませんでしたので、非常におもしろかったです。いきなりパラダイムが変わったのではなく、途中経過の葛藤がいろいろとあったことが具体的に描かれていたのは、この本の最大の後見ではないでしょうか。
一方で、マンガとしての「おもしろさ」を出そうとしてなのかはわかりませんが、「アシスタントさん」の謎につい