作品一覧

  • 博士が愛した論文 研究者19人が語る“偏愛論文”アンソロジー

    博士が愛した論文 研究者19人が語る“偏愛論文”アンソロジー

    小説・文芸

    4.3
    1巻2,420円 (税込)
    この論文が、わたしを変えた、世界を変えた。 論文のすごさ、面白さを、日本を代表する研究者が熱量高く語る。 宇宙、人体、植物、恐竜、土、火山などなど──さまざまなジャンルの最前線で活躍する19名の研究者たちが「偏愛する」論文について、思い入れたっぷりに語り尽くす科学アンソロジー。 現在の学説の基礎を作った論文、学生時代に出会った宝物のような論文、専門家以外にもその楽しさをぜひ伝えたい論文、ニッチだけれどもこだわりのポイントがすごい論文、論文が持つ功罪を噛みしめた論文など、語られる論文を通して科学という営みの本質が見えてくる。 とっつきにくく見える科学論文は、実はこんなにも面白い! それぞれの論文のすごいポイント、どう読んで何を得たかなど、一流の科学者たちが教えてくれる。論文を書く人も、読む人も、論文を読んだことがない人も、科学を愛するすべての人に。 「もう話したいことが止まらぬ」 「まさに、人間の欲求に応えている仕事と言える」 「この論文よりすごい論文を読んだこともない」 「地味な論文は、しかし挑戦的だった」 「あーこれたぶんアカンやつや」 「ゴリゴリの力業に圧倒された」 「ヒトの常識的思考パターンを凌駕できる科学者が存在する」 ――本文より
  • なぜヒトだけが幸せになれないのか

    なぜヒトだけが幸せになれないのか

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,034円 (税込)
    【シリーズ累計25万部突破! 「幸せに生きる」ための生物学講義】 『生物はなぜ死ぬのか』では死の意味を、『なぜヒトだけが老いるのか』では老いの意味を生物学的に考察してきた著者によるシリーズ最新作。第三弾となる本書のテーマは「幸せ」。 生物の中でも、ヒトは「ある変化」を機に幸せに生きにくくなったという。その理由とはなにか。幸せに生きる方法はないのか。生物学から「ヒトが生きる意味」を考える。 生物学的な価値観から「幸せ」=「死からの距離が保てている状態」と定義してみます。この定義に当てはめて現状を考えると、何がヒトの幸せの妨げになっているのかが見えてきました。意外なことにその原因の一つは、私たちの細胞一つ一つに存在する「遺伝子」にあったのです。ーー「はじめに」より ・ヒトだけに見られる「遺伝子と環境の不適合」 ・幸せは「死からの距離感」で決まる ・進化的に見た生物の「幸せ」とは ・生物学的視点から考える「リーダーの四つの条件」 ・移動をやめて格差が生まれた ・ヒトはテクノロジーの使い方が上手くない ・豊かさと幸せは一致しない ・地方に住むと「幸せ」になれる? ・ため込まないことの幸せ ・「幸せ」は遺伝子に刻まれている ・長生き以外の「幸せ」の要因 ・ヒトは絶滅の危機にある?  ……ほか ◆おもな内容 第1章 進化からみた生きものの幸せ 第2章 ヒトの幸せとは一体なにか 第3章 「幸せ」は遺伝子に刻まれている 第4章 なぜヒトは「幸せ」になれないのか? 第5章 テクノロジーはヒトを「幸せ」にするのか 第6章 「幸せ」になるために――生物学的幸福論
  • 病と生きる

    病と生きる

    ビジネス・実用

    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔対談〕コロナ禍で見えた社会の病理 治療と仕事を両立するには 大竹文雄×笠井信輔 ●高次脳機能障害の当事者として 脳が壊れた僕のできること、できないこと 鈴木大介 ●主治医には名医ではなく良医を 人生の優先事項を考えて治療方法を選んでいく 鎌田 實 ●ヤングケアラー対策でなお残る課題 「時間の再編」に対応した正規労働の改革を 澁谷智子 ●過度な長寿化がもたらした副産物 老いて病む人間、ピンピンコロリの動物 小林武彦 ●〔対談〕東北の地を歩いて見えた希望 がんの辛さ、被災の悲しみを乗り越える力が人間にはある 垣添忠生×大島理森
  • なぜヒトだけが老いるのか

    なぜヒトだけが老いるのか

    ビジネス・実用

    3.7
    1巻990円 (税込)
    人間以外の生物は、老いずに死ぬ。 ヒトだけが獲得した「長い老後」には重要な意味があったーー。 生物学で捉えると、「老い」の常識が覆る! 【ベストセラー『生物はなぜ死ぬのか』著者による待望の最新作!】 ・産卵直後に死ぬサケ、老いずに死ぬゾウ、死ぬまで子が産めるチンパンジー ・ヒトは人生の40%が「老後」 ・長寿遺伝子の進化 ・寿命延長に影響した「おばあちゃん仮説」と「おじいちゃん仮説」 ・老化するヒトが選択されて生き延びた理由 ・ミツバチとシロアリに学ぶ「シニアの役割」 ・昆虫化するヒト ・不老長寿の最新科学 ・85歳を超えたら到達できる「老年的超越」というご褒美 ・老化はどうやって引き起こされるのか ・生物学者が提言する「最高の老後の迎え方」とは ……ほか 「老いの意味」を知ることは「生きる意味」を知ることだった。
  • 老いと喪失 死と向き合う思想

    老いと喪失 死と向き合う思想

    ビジネス・実用

    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●社会が決める人間の寿命 利己的な生と公共的な死 小林武彦 ●老いと死の哲学的文法 入不二基義/聞き手:斎藤哲也 ●効率化により変わりゆく葬送儀礼 死を社会的に受け止める意味を考える 山田慎也 ●思い出に浸るときが愛おしい 長寿の秘訣はおばさんに学んだ 末井 昭/聞き手:オバタカズユキ ●死と向き合うことの哀しみと希望 デイサービスという介護現場で 六車由実 ●記憶の衰えと付き合うために SOC理論の考え方とは 増本康平
  • 寿命はなぜ決まっているのか 長生き遺伝子のヒミツ

    寿命はなぜ決まっているのか 長生き遺伝子のヒミツ

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻1,111円 (税込)
    「いつまでも若く」「ずっと健康でいたい」――アンチ・エイジング(抗加齢)は遠い昔から,人類の夢でした.しかし,人はみな,いつかは死にます.生き物はなぜ老い,なぜ死ぬのか? 「いのちの回数券」「長生き遺伝子」とは何か? 老化とガンの関係は? 細胞老化を第一線で研究する著者が,科学的な観点から,やさしく解説します.

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  • 生物はなぜ死ぬのか

    生物はなぜ死ぬのか

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,056円 (税込)
    【死生観が一変する〈現代人のための生物学入門〉!】 生命の死には、重要な意味がある。 遺伝子に組み込まれた「死のプログラム」とは? なぜ、私たちは“死ななければならない”のでしょうか? 年を重ねるにつれて体力は少しずつ衰え、肉体や心が徐々に変化していきます。 やむを得ないことだとわかっていても、老化は死へ一歩ずつ近づいているサインであり、私たちにとって「死」は、絶対的な恐るべきものとして存在しています。 しかし、生物学の視点から見ると、すべての生き物、つまり私たち人間が死ぬことにも「重要な意味」があるのです。 その意味とはいったい何なのか――「死」に意味があるならば、老化に抗うことは自然の摂理に反する冒涜となるのでしょうか。 そして、人類が生み出した“死なないAI”と“死ぬべき人類”は、これからどのように付き合っていくべきなのでしょうか。 ■主な内容 ・恐竜が絶滅してくれたおかげで、哺乳類の時代が訪れた ・宇宙人から見た「地球の素晴らしさ」とは ・地球上で最も進化した生物は昆虫である ・遺伝物質DNAとRNAの絶妙な関係 ・「死」も、進化が作った仕組みである ・ヒトだけが死を恐れる理由 ・“若返る”ベニクラゲの不思議 ・超長寿のハダカデバネズミは、なぜがんにならないか ・ヒトの老化スピードが遅くなっている理由とは? ・「若返り薬」の実現性 ・少なめの食事で長生きできる理由 ・老化細胞は“毒”をばらまく ・テロメアの長さと老化は関係ない? ・生物学的に見ると、子供が親よりも「優秀」なワケ ・ヒトが生きる目的は、子孫を残すことだけではない ・“死なないAI”を生み出してしまったヒトの未来 ・有限の命を持つからこそ、「生きる価値」を共有できる ・私たちは、次の世代のために死ななければならない ――すべての生き物は「死ぬため」に生まれてくる。 第1章 そもそも生物はなぜ誕生したのか 第2章 そもそも生物はなぜ絶滅するのか 第3章 そもそも生物はどのように死ぬのか 第4章 そもそもヒトはどのように死ぬのか 第5章 そもそも生物はなぜ死ぬのか
  • DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か

    DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻1,012円 (税込)
    サルとヒトで遺伝子はほとんど同じなのに、なぜ見た目はこんなにも違うのだろう? ヒトゲノムのうち遺伝子部分はわずか2%。遺伝子ではない「98%」にヒトの秘密が隠されていた! かつてはゴミ扱いされた"ジャンクDNA"が生命の謎を解き明かす。

ユーザーレビュー

  • 生物はなぜ死ぬのか

    Posted by ブクログ

    『新書大賞2022』第2位。話題になった生物にかんする新書というと、『生物と無生物のあいだ』が想起されるが、本作は同作よりも個人的には読みやすかった。本作は文字どおり「生物はなぜ死ぬのか」について解説しており、結論からいうと、生物は死ぬからこそ多様性が生じて進化しやすくなるため、生物にとってはより生き延びるために死ぬ必要があるということである。なかなか興味深くはあったが、しかし、内容としてはそれほど新鮮味がある話ではない。もし多様性がなかったとしたら、たとえば病気が蔓衍したさいにたちまち絶滅してしまうということは容易にわかるであろう。本作は難易度としては高校の教科書と同等ないしはやや発展させた程度であろうか。それゆえ、だいぶ読みやすく、それが本作の話題性にも繫がっているのであろう。

    0
    2026年09月21日
  • 寿命はなぜ決まっているのか 長生き遺伝子のヒミツ

    Posted by ブクログ

    タイトル: 「死」と「老い」は生物が数十億年かけて磨き上げた、最も精緻な生存戦略

    AIとの議論も含み、この本に記載がないこともふくみます。

    ​小林武彦氏の『寿命はなぜ決まっているのか』を読み、細胞老化から個体の死に至る生命のメカニズムをあらためて思考・整理するきっかけになった。
    ​本書の核心にも通じるが、私たちが普段「衰え」や「不都合なバグ」と捉えがちな老化や死は、生物学の視点で見ると驚くほど合理的で、美しく設計された適応戦略である。
    ​1. テロメアとDNA損傷応答――がん化を防ぐ防波堤
    テロメアの短縮は単なる「分裂の回数券切れ」ではなく、細胞にとっては深刻な「DNA損傷(切断)」の擬態シグナルである。生物にとって最悪のシナリオは「傷ついた設計図のまま分裂してがん化すること」。細胞は二度と分裂できないよう不可逆的なブレーキ(細胞老化スイッチ)をかけることで、若年期の命をがんから力ずくで守っている。
    ​2. なぜすべてをアポトーシス(自死)にしないのか
    重度の損傷を受けた細胞をすべて自死させてしまうと、皮膚や血管、内臓に穴が空き、組織の物理的崩壊や感染症を招く。老化した細胞はその場に「土嚢」のように踏みとどまり、足場を維持しつつ、SASP(老化関連分泌現象)によって傷口を塞ぐ現場監督としても機能する。また、幹細胞プールの無駄な乱費を防ぐ緩衝材でもある。
    ​3. 幹細胞の枯渇と「使い捨て体細胞(ディスポーザブル・ソマ)」
    幹細胞の老化はテロメアだけでなく、エピゲノムの乱れや周囲の環境(ニッチ)の劣化によって進む。幹細胞の分裂が止まれば日々の補完が追いつかず、組織は衰えていく。しかし、限られたエネルギーを体細胞の100%完全なメンテナンス(不死)に注ぎ込むより、「繁殖期を全うできる程度にそこそこ維持し、余力を次世代(生殖細胞)へ回す」ほうが遺伝子の生存には圧倒的に有利だ。
    ​4. 「死」という新陳代謝がもたらす多様性
    単細胞生物にすら非対称分裂による老廃物の押し付けと寿命が存在するように、「死」は生命の根源的な発明である。親世代が老いて退場し、資源と生息地を明け渡すことで、有性生殖によってシャッフルされた新たな多様性を持つ子世代へとバトンが渡る。これがあるからこそ、劇的な地球環境の変化や病原体の進化に絶滅せず適応し続けることができた。
    ​個体の主観から見れば「死の克服」は悲願かもしれないが、進化の視点に立てば、個体の死こそが生命システム全体を存続させている。
    「死があるからこそ、現在存在する生命はよくできている」という生命の深淵なトレードオフを、分子生物学的な手触りとともに深く納得させてくれる一冊。

    0
    2026年09月21日
  • 生物はなぜ死ぬのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    生物はなぜ死ぬのか

    この手の本の中では珍しくベストセラーのようです。
    生物学者の視点でどうして死があるのか?を簡単に説明してくれます。
    進化の過程で生き残った生物にほとんどと言っていいほど死が訪れる。それは進化の淘汰の過程で死がその生き物の生存に資するから。と言うのが答え。
    進化のお約束として、変化と選択があり、変化のためには資源の再利用が必要で、そのために死がある。
    細胞が老化して代謝が弱まり遺伝子のコピーミスが多発する前に細胞を自壊させ次の資源にする。
    一時期テロメアの長さが短くなることにより細胞に死が訪れると読んだことがありますが、そんな簡単なものではなくもっと複雑なプロセルでアポトーシスが開始されるようです。
    不老不死の薬は簡単ではないようです・・・
    人間の個体の遺伝的な死期は55歳程度のようですが、限界は115歳のあたりにあるようです。
    将来それを伸ばす薬ができたとして、それがその個体の幸せに結びつくのかどうかは甚だ疑問です。
    生物界の掟の通り、死をもって大いなる自然の循環に還るのが、生き物としての当たり前の姿かと竹蔵は納得しました。

    竹蔵

    0
    2026年09月21日
  • なぜヒトだけが老いるのか

    Posted by ブクログ

    前著『生物はなぜ死ぬのか』に続き、やっぱり面白かった。思いがけず、老いについてだけでなく、どう人生を送るかみたいな哲学的なことも考えさせられる。
    ちなみに、タイトルから、ペットの老化の話は聞くけどヒトだけ?と思っていたが、飼育されている犬猫ねずみには老いがあるけど自然界にいるものにはないとのこと。納得。

    0
    2026年08月26日
  • 生物はなぜ死ぬのか

    Posted by ブクログ

    生物が生まれたのは、腕時計の部品を25mプールにばらまいて、ぐるぐるかき混ぜてたら腕時計が出来上がってちゃんと動くようになったくらいの確率らしい、という話から興味を持ち、読み始めた。難しい話が、ユーモア交えて分かりやすく書かれている。
    去年、NHK番組で知ったことと同じだなと思ったら、その番組で説明していた方が著者だった。どうりで!
    私には高度過ぎる話は斜め読みしてしまったけど、続編?『なぜヒトだけが老いるのか』を読んだら、そこの理解も少し進んだ…ような気になっている。
    私たち人間はこの先ずっと存在し続けるように考えているけど、実はそれはかなり難しいのかも。たまたまが重なって命が出来て、今、地球にたくさんの生物がいることのすごさ。戦争に進む愚かさ。為政者に読んでほしい。

    0
    2026年08月26日

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