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人間の知の世界全体がいまほど劇的に変わりつつある時代はない。そんな時代に「知の巨人」が選んだ読むべき本とは。
第1部 巻頭対談 石田英敬東大教授×立花隆 「読書の未来」
・・・単行本刊行時、東京大学附属図書館副館長を務めていた石田教授と、電子書籍と紙の本との違い、東大新図書館構想、ヴァーチャル書棚、ソーシャル・リーディングなど、本のデジタル化によって大変貌を遂げつつある「知」の最前線までを語り尽くす。
第2部 週刊文春連載「私の読書日記」(2006.12.7号~2013.7.14号)6年分
・・・選ぶいちばんの基準は広義の「面白い」ということ。広い関心領域の中から読む価値のある本を紹介。
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Posted by ブクログ
立花隆さんのこのシリーズを読むと、本当にこの人は好奇心の塊だと思う。目次を読んでいるだけでもそれが分かる。どうして、これだけの興味を抱けるのか。どうして、何にでも新鮮な気持ちで接することができるのか。もしかしたら、この本から得ているのは、知的好奇心という刺激のエネルギーなのかもしれない。
立花さんの書評はぼくとつだと思う。奇をてらうわけではない。特別に気の利いたこと書くでもない。でも、何にでも興味を示すその姿勢から染み出す言葉が、未知の世界への興味をそそる。そうだなぁ。好奇心を忘れちゃダメだよな。
ボクもこの本に紹介されていた本を何冊か買ってみた。
Posted by ブクログ
立花隆という人の一端がわかる本である。そして世界が広く面白くなる本である。とにかくエッジがきいている。
彼はテレビでたまに見かけるが、正直あまり好きではなかった。なんか偉そうだし。(^_^;)しかし、この本から分かったのはとにかく知識が豊富な事である。
後半の書評ではその知識を活かし、幾つかの本にはダメだしをしているがすごい。その本だってそれなりの人が書いているはずなのだが、元々の知識量はそこらの専門家では歯が立たないのだろう。
世界とはその人の知識で大きく変容する。知識が世界の広さと深さを決める。この本で分かるのは、筆者の興味の広さと懐の深さである。偏りはあるにしても守備範囲が広い。興味はもっと広大だ。こういう本には世界を広げる力がある。
プリウスの開発秘話の書籍が紹介されているが、自分にとっても目からウロコであった。専門家だからこそ出来ないと思ってしまうようなことを、とても素直な気持ちで見直した経営幹部が決定して進めたのではないかと邪推してしまう。
有名人の病気、戦争の狂気、そして3.11など、やはり極限は我々に新しい視座を与えてくれる。日常はありがたいものだが、本気で考えるためには極端にふれた世界に触れなければならない。
やっぱり本は最高だぜ。
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