新装版 思考の技術 エコロジー的発想のすすめ

新装版 思考の技術 エコロジー的発想のすすめ

946円 (税込)

4pt

新興感染症の流行と相次ぐ異常気象。生態系への介入が引き起こす「自然の逆襲」が加速化している。自然と折り合いをつけるために我々が学ぶべきものは、生態学(エコロジー)の思考技術だ。自然の「知」は最強の武器である。組織内の食物連鎖、部下の「なわばり根性」を尊重せよ、「寄生者と宿主」という生存戦略、「清濁あわせ呑む」大人物が出世する――。「知の巨人」立花隆の思考法の根幹をなすデビュー作を緊急復刊! 「知の怪物」佐藤優氏による解説「エコロジー的思考で捉える検察と官邸のなわばり争い」を収録。

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新装版 思考の技術 エコロジー的発想のすすめ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    環境破壊、地球温暖化そして人口の爆発的増加など人類が立ち向かわざるを得ない問題は数多く存在する。何故なら勢い止まず、このまま将来に渡り継続するなら、いつかは人類の生存環境として存在し得なくなる事は容易に想像がつくからだ。近年昆虫食が静かに身近にも近づいている。虫嫌いな私は当然ショッピングモールなどで

    0
    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    立花隆氏の処女作。
    文系理系関係なく、上流から下流まで大局的な視点で物事を捉える事の大切さを感じさせる。

    0
    2024年05月03日

    Posted by ブクログ

    立花隆氏の処女作らしいが、傑作だった。
    科学の思考は、対象に潜む雑情報を処理して、純粋なカタチにして捉えるというものだ。
    一方で本書での思考法というのは、雑なものを、一歩上位に立って見つめ、最上流から最下流までの情報や生態系をいったんすべて記述することで理解する、とても雑然とした複雑なシステムの大枠

    0
    2024年03月25日

    Posted by ブクログ

    1971年に出版された本とは思えない。人類の進むであろう道を生態学の観点からものの見事に言い当てている。立花隆、恐るべし。いよいよ地球環境が異常になっている昨今において、一人ひとりが地球規模で物事を考えることができるかどうか、全員は無理だろうが、自分自身はそうありたい。

    0
    2023年11月15日

    Posted by ブクログ

    知の巨人 立花氏の事実上の処女作とある

    その結論は、「自然をもっと恐れよ、畏怖すべきものとして」である

    気になった点は以下です。

    ・生態学の極意は、自然に従って、自然の組織を利用して料理すること。人類はその極意に従っていない。
    ・生態学的思考に反する行動は必ず失敗する

    ・工業社会とポスト工業

    0
    2022年12月01日

    Posted by ブクログ

    1971年に立花隆氏が最初に出した本の復刊。田中角栄研究のイメージが強かったので、それより前にこういう仕事をしているのが、まず意外だった。

    内容は、生態学(エコロジー)の紹介とその発想の応用であり、人類の活動の増大が地球に与える影響に警鐘を鳴らしている。世界的に有名なローマクラブ「成長の限界」が1

    0
    2022年01月31日

    Posted by ブクログ

    触れたことのないジャンルでしたが、
    凄くわかりやすく、脳に刻まれました。

    生態学について、もっと知りたいと感じました。
    私はこのあと、土をいじり出すと思います。

    0
    2021年02月17日

    Posted by ブクログ

    最初に断わりを入れられているように、思考を良くするための技術本ではありません。人はいろんな考え方があって、それによって何が重要と考えるのかが導かれています。その人のいりんな考えというものに対する現代の問題点を突かれており、そこから何が重要と考えるのか、私たちの現代のいわゆる常識ともいえる意識に対して

    0
    2021年01月23日

    Posted by ブクログ

    自然ほど複雑なシステムはない。
    何かを食べる時はその10倍の下位層のものを食べている感覚で。
    環世界で見る。

    0
    2023年01月04日

    Posted by ブクログ

     先般読破した『評伝立花隆』を経て、原点に立ち返ろうと読んだ「知の巨人」立花隆氏のデビュー作『思考の技術』(新装版)。本書が提唱するエコロジー的発想は「自然の英知で脳を鍛えよ」。新カント派の発想に基づくという高校から文系と理系に分かれるのが通例である我が国の教育制度に対し、自然科学と人文科学という2

    0
    2024年04月07日

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