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自殺、安楽死、脳死、臨死体験。 長きにわたり、人の死とは何かを思索し続けた<知の巨人>が、正面から生命の神秘に挑む。「死ぬというのは夢の世界に入っていくのに近い体験だから、いい夢を見ようという気持ちで自然に人間は死んでいくことができるんじゃないか」。 がん、心臓手術を乗り越えた立花隆が、現在の境地を率直に語る。
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Posted by ブクログ
誰にでも公平に必ず訪れるもの死。死後どうなるのか。 生とは何であり、死とは何であるのか、人が生涯追いかけざるを得ない難問である。立花隆氏の書籍という事で、ある意味安心して、かつ論理的に、さまざまな実証を交え考える事ができる。 誰しもが読むべき必読書かも知れない。
立花隆氏の訃報にふれて、久しぶりに立花氏の本を何か読もうか、と手に取った。老境に入って死が怖くないというのは、逆説的にかえって意識してしまうようになったのだろうか、なんて感じなくもない。でも本書を読んでみると、納得するところもあった。俺自身が、はじめて死の恐怖を感じたのは幼稚園くらいの頃だったと思う...続きを読む。まっくらで、何もきこえず、何も感じない、なにも考えられないという世界を想像して、ものすごく怖くなったのだ。母に「人間はなんで死ぬの?」なんて聞いたものだっけ。読みながら、そんなことを思い出したな。 読みつつあれこれ考えたり、刺激的な本だったと思う。これに合わせて、キュブラー・ロスも読んでみようかな。
本当にタイトルどおり死が怖くなくなります。希死念慮がある状態で読むとうっかり実行したくなるくらいに。
義父の本棚に置いてあって気になり。 すぐ読み終えるボリュームでした。 死の瞬間なんて結局誰にも分からないが、少しだけヒントがあって面白かった。後半の脳に関する話は難しかったな。
もうちょっと突っ込んだ思考や考察を期待したのだが割と表面的な議論に終始してたイメージ。立花氏の別の著書、「臨死体験」への序章みたいな。臨死体験も読んでみたい。
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