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「知の巨人」74歳が震災を経て考えた日本の未来。 世の中が前より一層よく見えるようになった――。がんを患いながらも、飽くなき好奇心で精力的な取材を続けるジャーナリスト、立花隆。74歳を迎えたいま、氏は震災後の日本について何を思うのか? 月刊文藝春秋の巻頭随筆全39話を1冊に収録。サイエンス、国際情勢から宗教、歴史まで縦横に論じます。
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Posted by ブクログ
"好奇心の赴くまま、国内外を問わず駆けつけて取材も行う。 政治、科学、歴史、などなど幅広い知識で探る探求の旅。 この本から、我々も旅立つことができる。"
2011年3月から文藝春秋に載せた39話のエッセイ集。どれも興味のある内容で惹きつけられた。 また、文章中に『なんと』や『驚くべき事に』などの言葉が多く使われており、立花隆でも知らない事が多々あり、知ることを積み重ねる事で知の巨人と言われてきたのかが理解できた。 最も興味があったのが、竹島密約の話で...続きを読む、密約の内容は日韓は竹島・独島問題は解決せざるを以て解決したとみなす、未解決をもって解決することが解決方法となる事に政治の世界は深いと感じた。
著者は74歳にしていろいろなものがよくみえるようになったという。無関心領域が広くなったためらしい。自分もそれに続きたい。
立花隆は最先端の科学技術を単純に美化し過ぎるとの批判もあるようだが、それは別の見方をすれば、それだけ科学技術が作り出す未来を信頼しているということだろうし、そのために奮闘している科学者や技術者への限りない尊敬の念を持ち続けているということなのであろう。 何より、古希を過ぎてもなお知的な好奇心を失わな...続きを読むい探究心に脱帽するばかりである。
立花隆のエッセイということで久々に雑学的知識を溜め込もうかという意図で購入。 最初の方は正直単なる『エッセイ』であり、紙面の長さの都合もあろうが、単なる感想だけかなと。立花隆も老いたと感じたが、後半になるほど良い意味で知識のひけらかしが多くなり、得した気分となった。 立花氏らしい、科学技術に関し...続きを読むての紹介、楽観論も心地よく感じる。個人的には有人宇宙開発に日本が乗り出すことに氏が反対であることがやや意外ではあったが、得意分野を活かして伸ばしていけという主張には納得させられるものがあった。
科学や時事などの様々なテーマについて、エッセイ風に書かれている。エッセイだけどアシスタントをつけてちゃんと取材を行ったらしい。コラムによってはちょっと感傷的な感があった。本書を読んでいて、エッセイはやはり、教養が高い著者のものが安定していると思った。これはよいエッセイ。「竹島の棚上げの合意」とか「東...続きを読む京のゴミ (夢)の島」とかはその時代にいなかったのでよくわからない面もあったのだが、本書を読んで雰囲気が伝わってきた気がする。最後の方で「STAP細胞」の節で「(私は文系畑出身だから)過ちを犯す人間を糾弾するより、そういう人間の心の内側を探る方に興味がある」と述べていたが、これにはとても共感を覚えた。理系の人間は一般に人の感情を考慮しない(できない)きらいがある。
文藝春秋の巻頭随筆を記載。特に、アイヒマンは、凡人だったかが印象的。 アイヒマンの最後の言葉「もう少ししたら、皆さん、どっちみちわれわれはみな再会するのです。それは人間の運命です。私は生きていたときgottglaubigだった。ottglaubigのまま私は死にます」お進めの本は、「イエルサレムの...続きを読むアイヒマン」
PTSD→PTG(外傷後成長。ポスト・トラウマティック・グロウス) X線自由電子レーザー 相生市「サクラ」 光格子時計。 重力による微小な時間の歪みを計測可能。 太陽の黒点は、巨大な磁力線の断面。 →使徒みたいな怖さがある。 「何でもオープンに」をルールにしている限り、政治も外交も大衆迎合的...続きを読む、水準低下が起こり機能不全に陥る。 →これはすごくわかる。 人間の感覚器官で、最も入力情報量が多いのは眼だが、次いで多いのは指先の感覚。 大脳皮質最大の領域の一つが指先の触覚情報。 茗荷谷の播磨坂はぶつ切りの環状三号線。 桜の名所。 クローネンバーグ監督作品『危険なメソッド』 ユング、フロイトとザビーナの関係 患者・医者の関係以上の愛憎関係が生まれることを「転移・逆転移」 埼玉県行田市 稲荷山古墳 「さきたま史跡の博物館」
私の好きな著者のひとりである。最新科学に対する言及は成程と納得させられるものが多い。STAP細胞の問題でも、そこら辺のマスコミとは一味も二味も違う意見だ。
立花隆氏による文藝春秋の巻頭随筆のオムニバス。1つ1つテーマが異なるので、掘り下げ方はそこそこながらも立花氏の幅広い素養が垣間見えます。特に自然科学系をテーマにしたものはさすがとうならされます。X線自由電子レーザー(波長がオングストローム級)を利用すると分子どころか原子レベルの挙動が、十兆分の一秒単...続きを読む位で観測できること、光格子時計(百億年に一秒しか狂わない時計)を利用すると一般相対性理論による時空のゆがみと時計の遅れが観測でき、海抜50mの違いによる重力の変化が観測できる、など日本が世界に誇る技術が私たちのあまり知らない分野で数多くあることなどが紹介されます。有人宇宙開発に日本が挑むのは科学的には何もメリットがなく、同じコストをかけるなら無人探査に徹して、とことん無人探査でできることを追求する方が有益である、ボーイング787のバッテリートラブルに対するボーイングの対応がいかに実務的に有効かつ完成度の高い対策であるか、など説得力抜群の氏の自論が堪能できます。
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