塩野七生の作品一覧
「塩野七生」の「ギリシア人の物語(1~4)合本版(新潮文庫)」「ローマ人の物語[電子版]」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
多分数年前に一度読んでいたかもしれない。。
2000年前の歴史に向き合っている著者の言葉は、説得力が違うなという印象。
16年前に刊行されたものだが、今でも考えさせられる指摘が多数あった。
紀宮様のご結婚に関して、皇室を完全に離れてしまうのはもったいないというコメント。まさに昨今の皇室典範改正の議論のポイントの一つ。
失業とは生活の手段を奪われるだけでなく自尊心を育む手段さえも奪われることだとわかった。
20世紀前半に日本・日本人が行ったことを洗いざらい公表する。(歴史認識の共有は難しいが歴史事実の共有はできる。)
職業に貴賤はない。
「法律」と「律法」
戦死者と犠牲者
ローマの強さは「敗者
Posted by ブクログ
歴史の授業で習ったことはありますが、十字軍について深掘りしたのは初めてでした。
宗教戦争の通史と聞くと身構えますが、読み始めて感じたのは宗教論より、理想や大義を掲げた人間がどこまで愚かで、どこまで魅力的かという生々しさでした。
第一次十字軍からその終焉までを追いながら、英雄でも悪でもない人間たちが、判断と欲の積み重ねで歴史を動かしていく様子に引き込まれます。
物語として読ませる力は強く、遠い中世の話が妙に生々しく迫ってくる一方で、著者の視点がはっきりしている分、評価の切れ味に引っぱられている感覚になる場面もあります。
それでも、読み終えたあとに残るのは戦争の勝敗ではなく、「正義」は簡単に暴走す
Posted by ブクログ
歴史の授業で習ったことはありますが、十字軍について深掘りしたのは初めてでした。
宗教戦争の通史と聞くと身構えますが、読み始めて感じたのは宗教論より、理想や大義を掲げた人間がどこまで愚かで、どこまで魅力的かという生々しさでした。
第一次十字軍からその終焉までを追いながら、英雄でも悪でもない人間たちが、判断と欲の積み重ねで歴史を動かしていく様子に引き込まれます。
物語として読ませる力は強く、遠い中世の話が妙に生々しく迫ってくる一方で、著者の視点がはっきりしている分、評価の切れ味に引っぱられている感覚になる場面もあります。
それでも、読み終えたあとに残るのは戦争の勝敗ではなく、「正義」は簡単に暴走す