無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2023年09月15日
塩野七生せんせのエッセイ。淡々と時事について語られておりますが、非常に勉強になります。賢者は歴史に学ぶと申しますが、ローマの歴史に精通しているだけに、今の日本への提案には重みを感じます。せんせには是非首相になってもらいたいくらいです。
イタリア人って漫画『ヘタリア』のイメージどおりのおおらかさで人種...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月03日
塩野七生先生が文藝春秋に寄稿されているコラム集。高校の時の友達が塩野七生先生の大ファンで、ずーっと気になっていたのですが…とりあえずコラム集なら、と軽い気持ちで手を出してしまいました。
表紙のお写真の佇まいが、義母に似てるな~と思ったら…お人柄まで義母にそっくりでした(爆笑)。
なぜ、2000年...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月20日
「桜を見る会」「原発事故」「憲法改正」云々、政治絡みのご提言も多い。中曽根元首相と面会していたり、月刊Hanadaを読んでいたりするのでわりと保守の人?今となっての地雷を踏んでいないかと序盤はハラハラ。が、頁を進め様子がわかると微笑ましくなってくる。1937年生まれ。御年85歳。ご高齢女子のお茶のみ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月13日
いつものように、イタリアで見たイタリアや日本の政治、社会がストレートに語られている。民主主義や国の軍備についても、生の状態を追うだけでなく、歴史から学べること、分かることという塩野さんらしい視点が効いていて面白いし、報道が繰り出すマンネリな批判よりある意味プラクティカル。
今回は旅のお供でキンドル版...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月12日
ローマ人の物語、ギリシア人の物語で有名な塩野氏のエッセイ集。
根底にあるのは、二千年前のローマ人に出来た事が、何故いま出来ないのか。
二千年前にかけられた橋がまだまだだいしなのに、何故50年前にかけられた橋が崩落するのかである。
民族は、興隆した後に必ずすいたいを迎えるものであるという。いまそのと...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月20日
文藝春秋に連載されている日本人へをまとめた新書の5冊目です。タイトルは「誰が国家を殺すのか」ですが、それに関係する内容が多かったと思います。「誰が」という問いは難しいですね。特定の個人ではないと思いますが、読みながら考える材料になっていると思いました。
塩野さんがこれまでおっしゃっていた内容と重複す...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月18日
塩野氏による時事エッセイ
特に政治について語られている
氏はローマ人の物語に代表されるように歴史小説の第一人者
故に現代社会を評する際にも歴史上の事実がよく引き合いに出される
それを受けての所感は2点
・過去の事実を学び、考えれば良策を打てるとまでは言わないが、愚策を選んだりはしないだろうに、という...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月04日
「レオナルド没後500年」と「夏のローマで思うこと」は批判精神あふれる文章で読んでいて共感できた。
「女が三割ならば若者も三割」と「読んでくれている人々に」は、今の政治や社会のシステムに必要な提言であった。これを受けて、成田氏が提唱する政治家不要論をどう受け止めるかを知りたくなった。
「アパティ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。