イタリアからの手紙

イタリアからの手紙

528円 (税込)

2pt

芳醇なるブドウ酒の地中海。死んでいく都、ヴェネツィア。生き馬の眼を抜くローマ。だましの天才はナポリ人。田園風景に、マフィア……。ここ、イタリアの風光は飽くまで美しく、その歴史はとりわけ奥が深く、人間は甚だ複雑微妙で、ぞくぞくするほど面白い。──壮大なライフ・ワーク『ローマ人の物語』へと至る遥かな足跡の一端を明かして、人生の豊かな味わいに誘う24のエセー。

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イタリアからの手紙 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年01月26日

    イタリアがすごく魅力的な土地であると、感じさせられた。なにより筆者のイタリアでの生活する姿が素晴らしい!色々なものに触れ色々なことを考え、とても密度の濃い、良い人生を送っているのだなあと思った。筆者の人間性にも魅力を感じさせられる本でした。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    イタリアの色、香、風を思い出すようだ。イタリア人の気質に触れながら、イタリアの光の温かさや空気までも感じられるようなエッセイ。
    連綿と続く歴史の上を、今もなお歩むイタリアを美しく繊細に、かつ忠実に描いているのは本当に素晴らしい。
    また、イタリアが好きになる一冊。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    歴史作家、塩野七生さんのエッセイ集。 喜びも悲しみも楽しみも辛さもすべてあわせて、「生きる」ことを深く味わわせてくれる一冊です。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    イタリアに行きたくなります。
    凛とした気分になります。
    人を大切に想います。
    イタリアに行きたくなります。

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    Posted by ブクログ 2021年07月10日

    塩野七生さんは初めてですが、ローマ人の物語などの大作に取りかかる勇気がまだなく(笑)手元にあったこの本から。
    エッセイですがイタリアに関する知識がすごいのが分かる。しかも日本ではアメリカ、アメリカでまだまだイタリアが浸透していなかっただろうと思われる時代のさらに前からと言うのに驚いた。
    「カイロから...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月07日

    『イタリア遺聞』(新潮文庫)とおなじく、イタリアにかんする著者のエッセイをまとめた本です。

    とりあげられている題材は、『イタリア遺聞』よりもさらに親しみやすいものが多く、それでいて格調の高さを感じさせるところは、林望のイギリスにかんするエッセイにどこか似たようなあじわいがあります。

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    Posted by ブクログ 2017年06月08日

    ★★★2017年6月レビュー★★★


    『ローマ人の物語』で知られる塩野七生氏の、イタリアをテーマにしたエッセイ集。地中海の香り、ローマの街並み、陽気なナポリっ子。イタリアの空気を運んでくる珠玉のエッセイ集だ。

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    Posted by ブクログ 2017年09月23日

    ローマ人の物語の方は、どうもリズムが体に馴染まず未読のままだが、こちらは文体のフィット感がズバ抜けて気持ち良く、どうしようもなくおかしみと愛おしさが溢れ出て来た。素晴らしかった。解説の通り、本当に美しい世界。

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    Posted by ブクログ 2015年10月11日

    塩野さんのエッセイ集。

    イタリア旅行から帰ってきて、イタリアの恋しさあまりに塩野さんの本を読んで旅行に思いを馳せているわけですが…

    60年代?~70年代のイタリアを日本人の目から客観的(とは言っても塩野さんの主観なわけですが)に見れる本。
    今に比べて家族の共同体とか、地方毎のカラーが色濃いような...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年06月17日

    著者の教養の高さをうかがわせるエッセイ。
    30歳代の頃の作品と思われるのに観察眼が鋭いし、その事に自信を持って描いているのがスゴイ。

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