【感想・ネタバレ】イタリアからの手紙のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2013年01月26日

イタリアがすごく魅力的な土地であると、感じさせられた。なにより筆者のイタリアでの生活する姿が素晴らしい!色々なものに触れ色々なことを考え、とても密度の濃い、良い人生を送っているのだなあと思った。筆者の人間性にも魅力を感じさせられる本でした。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

イタリアの色、香、風を思い出すようだ。イタリア人の気質に触れながら、イタリアの光の温かさや空気までも感じられるようなエッセイ。
連綿と続く歴史の上を、今もなお歩むイタリアを美しく繊細に、かつ忠実に描いているのは本当に素晴らしい。
また、イタリアが好きになる一冊。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

歴史作家、塩野七生さんのエッセイ集。 喜びも悲しみも楽しみも辛さもすべてあわせて、「生きる」ことを深く味わわせてくれる一冊です。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

イタリアに行きたくなります。
凛とした気分になります。
人を大切に想います。
イタリアに行きたくなります。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年10月12日

塩野さんのエッセイ集。歴史に関係するものじゃないんだけれども、どことなく著者の意識がそちらに向いているんだなぁ・・・と感じ取れるものが多かったです。でも、この文章に表れてくる地中海の風景は非常に綺麗。解説でも書いてありましたが、「著者の精神の美しさによっている」というのは納得です。読んでいて、地中海...続きを読むの暖かく陽気な風景に囲まれているように、気持ちが良くなりました。

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Posted by ブクログ 2021年07月10日

塩野七生さんは初めてですが、ローマ人の物語などの大作に取りかかる勇気がまだなく(笑)手元にあったこの本から。
エッセイですがイタリアに関する知識がすごいのが分かる。しかも日本ではアメリカ、アメリカでまだまだイタリアが浸透していなかっただろうと思われる時代のさらに前からと言うのに驚いた。
「カイロから...続きを読む来た男」「ある軍医候補生の手記」が好き。

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Posted by ブクログ 2018年09月07日

『イタリア遺聞』(新潮文庫)とおなじく、イタリアにかんする著者のエッセイをまとめた本です。

とりあげられている題材は、『イタリア遺聞』よりもさらに親しみやすいものが多く、それでいて格調の高さを感じさせるところは、林望のイギリスにかんするエッセイにどこか似たようなあじわいがあります。

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Posted by ブクログ 2017年06月08日

★★★2017年6月レビュー★★★


『ローマ人の物語』で知られる塩野七生氏の、イタリアをテーマにしたエッセイ集。地中海の香り、ローマの街並み、陽気なナポリっ子。イタリアの空気を運んでくる珠玉のエッセイ集だ。

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Posted by ブクログ 2017年09月23日

ローマ人の物語の方は、どうもリズムが体に馴染まず未読のままだが、こちらは文体のフィット感がズバ抜けて気持ち良く、どうしようもなくおかしみと愛おしさが溢れ出て来た。素晴らしかった。解説の通り、本当に美しい世界。

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Posted by ブクログ 2015年10月11日

塩野さんのエッセイ集。

イタリア旅行から帰ってきて、イタリアの恋しさあまりに塩野さんの本を読んで旅行に思いを馳せているわけですが…

60年代?~70年代のイタリアを日本人の目から客観的(とは言っても塩野さんの主観なわけですが)に見れる本。
今に比べて家族の共同体とか、地方毎のカラーが色濃いような...続きを読む気がします。
あと階級、貧富の差も。

さすが芸術の国なだけあって、窃盗でさえ芸術的なイタリア。憎めない性格ゆえに、塩野さんも騙そうとする人に対してコーヒーとか奢っちゃってます(笑)

北から南まで。
貴族からマフィアまで。
イタリアを愛する人がイタリアで暮らしている日常を切り取ると、こんなにチャーミングで、でも一筋縄じゃいかない愛すべきイタリアを垣間見ることができます。




あーイタリア行きたい。。。

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Posted by ブクログ 2012年06月17日

著者の教養の高さをうかがわせるエッセイ。
30歳代の頃の作品と思われるのに観察眼が鋭いし、その事に自信を持って描いているのがスゴイ。

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Posted by ブクログ 2012年03月03日

塾で使用している国語の教材に本書の一部が引用されていたので読んでみた。

イタリア行きたいなー・・・

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Posted by ブクログ 2011年02月02日

さすが塩野七生。イタリアの生活で出会った人々や事件や食べ物を、とてもコミカルに描いている。人間観察とか好きなんだろうなー。ところどころからチラリと見える教養の高さとか、あちこちに散りばめられてるシニカルで鋭い着眼点とか、もう本当に、塩野さんの感性がキラリ。あっという間に読めます。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

 40年近く前の塩野女史のイタリア発エッセイです。どれも女史のユーモアとイタリアの美醜に対する愛情がこめられています。
 『骸骨寺』『皇帝いぬまにネズミはびこる』では皮肉まじりのユーモアを楽しめますし、『ナポリと女と泥棒』『ナポレターノ』では愛敬半分あきれ半分に、だけれどどこか憎めないナポリでの出...続きを読む来事を追体験できます。イタリアの美しさだけでなく、ある種の欠点すらも奥深く楽しむように書かれています。
 ちなみに私は規則と分類が好きなドイツ的人間(偏見)なので、ナポレターノとは気が合わないかと。でもどこか奔放な自由さには惹かれるものを感じるのです。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

地中海特有の乾いた空気と蒼い海と空、気候同様に陽気な、それでいて強かな人々の様子が、文面から自然に伝わってきます。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

イタリアに暮す著者による、イタリア風聞。個々のエピソードは、どれも面白く、イタリア文化、風俗を知るのに好適。

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Posted by ブクログ 2009年10月15日

何度読んだことか…。読み終えたあと酔ったような気分にさせてもらえる、塩野さんらしさあふれるエッセイ集

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

イタリア在住の塩野さんのエッセー。イタリア行くために読んだんですけどね。
あまり観光地的には参考にならず。。でもイタリアの雰囲気を楽しんでるのが感じられて、イタリアに行きたくなりました。
読んでよかった。

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Posted by ブクログ 2020年12月12日

ローマ人の物語と同じ口調で書かれていて読みやすく、本人の性格なのか、軽快でおおらかでさっぱり潔い。そしてイタリア。ちょっとしたお供の本として良い。

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Posted by ブクログ 2014年06月07日

端正な、どこまでも端正な。

何度も読み返した。

地中海世界の歴史小説の雄
塩野七生氏はエッセイも一味違う。
ゆるぎない構成と抑えた感情が
端正さを際立たせる。

どの作品も一遍の短編映画を観るようだ。

冒頭は「カイロから来た男」
筆者がいつも訪れる
ローマ国立美術館で出会った
男との邂逅、そし...続きを読むて、別れが描かれる。
最後のエピソードを
新作のインタビューで終えるところが
心憎い。

今は有名だそうな「骸骨寺」を紹介したのも
塩野氏の「骸骨寺」と題されたエッセイからだそうだ。

ローマの街のネズミの話を描いたかと思えば
人物点描も好ましい。

そして、「地中海」や「カプリ島」など風景描写はこよなく美しい。
その背景には歴史があるからだ。

長めとなる「マフィア」は
まさにシネノワールを観るようだ。

イタリア、イタリア、イタリア。
そこにはあらゆる角度から眺めた
奥深く美しいイタリアがある。

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Posted by ブクログ 2011年08月26日

なんかどこかに連続掲載していたものらしい。
ローマにかんするところやマフィアに関する
ところがおもしろい。

Jojoの奇妙な冒険の5部を思い出したり
よくイタリアで南北格差や国家分裂話が
でるのがわかる。。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

カテゴリ小説にしたけどほんとはエッセイ。
イタリアの日常や印象深いできごとを丁寧にすくう文体が、安らぐ。
眠る前に読むのに最適。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

1972年にかかれた本なのに、時の流れをほとんど感じないのは、やはりヨーロッパだからだろうか?
イストリアはユーゴスラビアからクロアチアになった。内戦後の家はどうなったのだろう?切ない。
007はワシントンからは来ません。ロンドンからです。
(2007.1.6)

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