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Posted by ブクログ
ギリシア人の物語1
文庫版
新潮文庫 し 12 46
民主政のはじまり
著:塩野 七生
第1巻は、スパルタ、アテネの改革に始まる、統治機構の説明
二度にわたるペルシャとの戦闘と、その終焉まで
マケドニアが登場するまでのギリシャは、スパルタと、アネテを中心とした2大強国の時代なのです
ペロポネソス同盟 スパルタを中心とした、ペロポネソス半島を守る安全保障条約
デロス同盟 アテネを中心とした、エーゲ海の海上交通を確保する安全保障条約
この2つの同盟を基軸として、ペルシア戦後のギリシア世界は回っていく
■オリンピック
BC776~AD393 1169年間 192回に及ぶ
いざこざが多い、ギリシアの都市国家が4年に1回、戦闘をやめて仲直りをするためのスポーツの祭典がオリンピック、ギリシャの神へ捧げるものであった
■スパルタ
スパルタ人:スパルタ市民
ペリオイコイ:手工業・商業従事(市民ではない)
ヘロット:農奴
2人の王(バシレウス)
監督官庁:エフォロス:5人の監督官
長老会議(ゲルーシア)
市民集会(アペッラ)
リクルゴスの改革
■アテネ
ソロンの改革
収入で4つの階級に分かれている:すべて市民で兵役の義務がある
第1階級:騎兵
第2階級:騎兵
第3階級:重装歩兵
第4階級:軽装歩兵、船乗り、プロレターリ
ペイシストラトス
クレイステネスの改革
都市部 1区から10区
沿岸部 1区から10区
内陸部 1区から10区
各1区をまとめて、第1トリブス(行政区) ⇒ 10のトリブス
さらに、トリブスを、3つのトリッティウムに分ける
さらに、トリッティウムを5つのデモスに分ける
都市国家アテネの国土であるアッティカ地方は、
10のトリブスに、30のリッティウムに、150のデモスに分かれる
1トリブスに3000名の兵役名簿を⇒ アテネ全体で30,000人の兵士を確保
各トリブスから、ストラテゴスを選ぶ 10名の内閣
各トリブスから、50人ずつを選ぶ、 500人委員会
20歳以上の青年男子全員からなる 市民集会
■第1次ペルシア戦役(BC492)
ダリウス大王とミリティアデス(アテネ)の戦い
マラトンの会戦(BC490)
テミストクレス
アテネ海軍の創設
■第2次ペルシア戦役(BC480)
クセルクセス大王とテミストクレス(アテネ)、レオニダス、パウサニアス(スパルタ)の戦い
テルモピュレーの戦闘 スパルタ(レオニダス)300人隊の壊滅、ペルシア軍も1割の2万人を失う
サラミスの海戦 アテネ海軍のペルシャ海軍400隻の壊滅、大王の弟の死
プラタイアの戦闘 スパルタ、パウサニアスの圧勝
そして、ギリシアの戦後処理
目次
読者への手紙
第1章 ギリシア人て、誰?
第2章 それぞれの国づくり
第3章 侵略者ペルシアに抗して
第4章 ペルシア戦役以降
年表
図版出典一覧
ISBN:9784101181127
出版社:新潮社
判型:文庫
ページ数:580ページ
定価:1100円(本体)
発売日:2023年08月01日
全体の構成
1巻
第1章 ギリシア人て、誰?
第2章 それぞれの国づくり
第3章 侵略者ペルシアに抗して
第4章 ペルシア戦役以降
2巻
第1部 ペリクレス時代
前期(紀元前四六一年から四五一年までの十一年間)
後期(紀元前四五〇年から四二九年までの二十二年間)
第2部 ペリクレス以後
前期(紀元前四二九年から四一三年までの十七年間)
後期(紀元前四一二年から四〇四年までの九年間)
3巻
第1章 アテネの凋落
第2章 脱皮できないスパルタ
第3章 テーベの限界
第4章 マケドニアの台頭
4巻
第1章 息子・アレクサンドロス
第2章 ヘレニズム世界
Posted by ブクログ
忘れもしない高校の倫理。何を学ぶのかもよくわからないまま、最初に必ず学ぶギリシア哲学の中には、政治体制の堕落した姿が提示されていた。民主政治の変わり果てた姿は"衆愚政治"と教科書にはあった。戦慄した。まさに今がそうではないか。歴史の中に既に答えがあるではないか。そう思ったのがもうかれこれ10年以上も前になる。今そこから何か変わったか?問いへの答えをここでは持たない。民主政を両手放しで受け入れるほど子供ではないし、独裁政を理想としたあの頃からは大人になっただろうか。
初めて中学の図書室で塩野七生の『ローマ人の物語』を手に取ってからだいぶ経った。確か五賢帝くらいまでで読むのをやめていた大作を今になって読んでみようと思ったわけであるが、どうせなら冒頭に載っていたギリシアの方から読んでいこうと始めたのがこの一冊。もっと本を正せばギリシア神話貪るように読んでたなとか、『ローマ人の物語』長いから取り組みやすい方からにしようとか思惑はありつつ。
群を抜いてテミストクレス。未来の想定が半端無い。「先見の明」と書いて「テミストクレス」と読む。
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