ギリシア人の物語3―都市国家ギリシアの終焉―(新潮文庫)

ギリシア人の物語3―都市国家ギリシアの終焉―(新潮文庫)

825円 (税込)

4pt

4.8

ペロポネソス戦役後、都市国家群の覇権はアテネからスパルタ、テーベへと移っていく。しかし、静かに進行していたのはま新しい時代への移行だった。ペルシアと同じ野蛮な王政を敷き、辺境の地と目されていたマケドニアを率いる若きフィリッポスは軍事改革を成功させ、カイロネアの会戦でついに都市国家連合軍を撃破。新時代の到来を準備したのだった。「ギリシア人の物語III 新しき力」分冊。

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ギリシア人の物語 のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • ギリシア人の物語1―民主政のはじまり―(新潮文庫)
    1,210円 (税込)
    古代ギリシアで民主政はいかにして生まれ、いかに有効活用され、見事に機能したのか? なぜ現代まで脈々と続く哲学や科学、芸術の起源となることができたのか? そこには数少ない市民で強大な帝国ペルシアと対峙しなければならない、苛酷な状況があった――。ギリシア人なくしてローマ人なし。「ローマ人の物語」以前の世界を描き、現代の民主主義の意義までを問う著者最後の歴史長編全四巻。
  • ギリシア人の物語2―民主政の成熟と崩壊―(新潮文庫)
    1,320円 (税込)
    少ない市民の総力を結集することで大国ペルシアを打破したアテネ。不世出の指導者ペリクレスの手腕により、エーゲ海の盟主として君臨し、その栄光は絶頂をむかえた。しかし、デマゴーグが市民を煽動するポピュリズムが台頭すると、スパルタとの不毛きわまる泥沼の戦争へと突き進んでしまうのだった――。栄光が瞬く間に霧散してしまう過程を緻密に描き、民主主義の本質をえぐり出した歴史大作。
  • ギリシア人の物語3―都市国家ギリシアの終焉―(新潮文庫)
    825円 (税込)
    ペロポネソス戦役後、都市国家群の覇権はアテネからスパルタ、テーベへと移っていく。しかし、静かに進行していたのはま新しい時代への移行だった。ペルシアと同じ野蛮な王政を敷き、辺境の地と目されていたマケドニアを率いる若きフィリッポスは軍事改革を成功させ、カイロネアの会戦でついに都市国家連合軍を撃破。新時代の到来を準備したのだった。「ギリシア人の物語III 新しき力」分冊。
  • ギリシア人の物語4―新しき力―(新潮文庫)
    1,100円 (税込)
    新興国マケドニアの若き王アレクサンドロスは、ただ「東征」と呼ばれる旅に出た。帝国ペルシアを撃破するにとどまらず、インドをその目で見たのち、すべてが夢だったかのように32歳でこの世から消え、残された人々には「大王」と呼ばれた――。世界の何もかもを変えてしまったその偉大な足跡を追いかけ、波乱に満ちた生涯を描き尽くした傑作歴史長編。「ギリシア人の物語III 新しき力」分冊。

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ギリシア人の物語3―都市国家ギリシアの終焉―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アテネの凋落から都市国家ギリシアの終焉、マケドニア台頭までを描いた「ギリシア人の物語」第三巻だが、アレキサンダー登場前の幕間のような退屈な巻かと言えば、全くそんなことはない。
    ペロポネソス戦役で敗れて後、「民主制という制度」が「民主主義という唯一無二の絶対善」に変容し、凋落の一途を辿るアテネ。(現在

    0
    2024年05月22日

    Posted by ブクログ

    ギリシア人の物語3
    文庫版
    新潮文庫 し 12 48
    民主政のはじまり
    著:塩野 七生

    第3巻は、凋落により、寛容性が失われれていくアテネ、デロス同盟の解体
    ギリシア市民兵の傭兵化、スパルタとペルシアの接近
    テーベの一時的な興隆、そして、マケドニアの台頭を描く

    ギリシャは、再び、ペルシャの影響力

    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

    テーベが強くなったと思ったらすぐ終わってしまった。
    でもいよいよフィリッポスが出てきて、マケドニアが強くなってきた。
    次巻はいよいよアレキサンダー大王でとても楽しみです。

    0
    2024年02月10日

    Posted by ブクログ

    「そして、バトンは渡された」フィリッポスからアレクサンドロスへ。最終巻へ素晴らしい繋ぎ方。(註: 文庫版上の演出です。)

    マケドニア王フィリッポスがカイロネアの会戦後に見せた、対アテネと対テーベとの戦後処理の違いを見るにつけ、ギリシア財政危機の際のギリシア政府の堂々たる開き直り(ヨーロッパ文明の源

    0
    2023年11月17日

    購入済み

    待ってました

    ギリシャ物語でもここからが最高に好きです。なぜスパルタでは駄目なのか、アテネとの違いがわかりました。当時の黒海周辺の国々の様子や鉄と馬と船による交易も目の前に広がって来ます。塩野先生のおかげで世界史が好きになりました。

    #感動する #深い #タメになる

    0
    2023年11月12日

    Posted by ブクログ

    ペロポネソス戦争に敗れた後のアテネの衰退の過程が、今の日本と被るような気がして、暗澹たる気分になった。

    0
    2023年09月29日

    Posted by ブクログ

    これまでの2冊に比べると本が薄い。覚えておくべき新出の人物もいないような気がする。歴史は発生して繁栄して衰退して滅亡してがoneセットである。長く続いた影響力のある国家ほど、盛衰がわかりやすいから、研究もしやすいだろうし。この3巻ははっきり言って辛いものがあった。英雄のいない時代の話。

    『十字軍物

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    ペロポネソス戦役。敗れたアテネ。デロス同盟が崩壊。経済大国としての機能も失う。落ちていく一方の市民生活。人材が輩出されない。凋落を受けいれるだけ…唯一の覇権国となったスパルタ。頑なに守り続けた古い政体がその立場に耐えられぬ。地位は維持できず…二頭政治で一時台頭したテーベ。2人亡きあとを継ぐ者がおらず

    0
    2023年10月19日

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