ギリシア人の物語4―新しき力―(新潮文庫)
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ギリシア人の物語4―新しき力―(新潮文庫)

ビジネス・実用
1,100円 (税込)

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新興国マケドニアの若き王アレクサンドロスは、ただ「東征」と呼ばれる旅に出た。帝国ペルシアを撃破するにとどまらず、インドをその目で見たのち、すべてが夢だったかのように32歳でこの世から消え、残された人々には「大王」と呼ばれた――。世界の何もかもを変えてしまったその偉大な足跡を追いかけ、波乱に満ちた生涯を描き尽くした傑作歴史長編。「ギリシア人の物語III 新しき力」分冊。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    ギリシア人の物語
  • タイトルID
    :
    1378258
  • 電子版発売日
    :
    2023年10月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    24MB

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ギリシア人の物語 の一覧

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • ギリシア人の物語1―民主政のはじまり―(新潮文庫)
    1,210円 (税込)
    古代ギリシアで民主政はいかにして生まれ、いかに有効活用され、見事に機能したのか? なぜ現代まで脈々と続く哲学や科学、芸術の起源となることができたのか? そこには数少ない市民で強大な帝国ペルシアと対峙しなければならない、苛酷な状況があった――。ギリシア人なくしてローマ人なし。「ローマ人の物語」以前の世界を描き、現代の民主主義の意義までを問う著者最後の歴史長編全四巻。
  • ギリシア人の物語2―民主政の成熟と崩壊―(新潮文庫)
    1,320円 (税込)
    少ない市民の総力を結集することで大国ペルシアを打破したアテネ。不世出の指導者ペリクレスの手腕により、エーゲ海の盟主として君臨し、その栄光は絶頂をむかえた。しかし、デマゴーグが市民を煽動するポピュリズムが台頭すると、スパルタとの不毛きわまる泥沼の戦争へと突き進んでしまうのだった――。栄光が瞬く間に霧散してしまう過程を緻密に描き、民主主義の本質をえぐり出した歴史大作。
  • ギリシア人の物語3―都市国家ギリシアの終焉―(新潮文庫)
    825円 (税込)
    ペロポネソス戦役後、都市国家群の覇権はアテネからスパルタ、テーベへと移っていく。しかし、静かに進行していたのはま新しい時代への移行だった。ペルシアと同じ野蛮な王政を敷き、辺境の地と目されていたマケドニアを率いる若きフィリッポスは軍事改革を成功させ、カイロネアの会戦でついに都市国家連合軍を撃破。新時代の到来を準備したのだった。「ギリシア人の物語III 新しき力」分冊。
  • ギリシア人の物語4―新しき力―(新潮文庫)
    1,100円 (税込)
    新興国マケドニアの若き王アレクサンドロスは、ただ「東征」と呼ばれる旅に出た。帝国ペルシアを撃破するにとどまらず、インドをその目で見たのち、すべてが夢だったかのように32歳でこの世から消え、残された人々には「大王」と呼ばれた――。世界の何もかもを変えてしまったその偉大な足跡を追いかけ、波乱に満ちた生涯を描き尽くした傑作歴史長編。「ギリシア人の物語III 新しき力」分冊。

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ギリシア人の物語4―新しき力―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    世界史の教科書を開けば、必ずその名が登場する。マケドニアの若き王、アレクサンドロス。ナポレオンやハンニバル、シーザーといった後世の英雄たちが、こぞって彼を「真の英雄」と崇め、その背中を追い求めた事実は、彼の存在が単なる征服者の枠を超えていることを示している。
    彼の人生は、まるで夜空を切り裂く花火のようだ。強烈な光を放ち、一瞬で消え去る。だが、その残像は数千年の時を経てもなお、我々の心を捉えて離さない。少年漫画の主人公のような人生だ。
    アレクサンドロスの卓越性は本人の資質もあるが、贅沢な教育によって培われた部分も多分にあろうと思う。万学の祖アリストテレスから論理と哲学を学び、スパルタ人レオニダスから鋼の肉体と精神を叩き込まれた。彼は「知力」と「体力」の両面において、まさに当時の最高峰といえる。
    遠征の旅を共にしたのは、幼少期を共に過ごした学友たちであった。青春の延長線上にあるような情熱的な行軍、そして魂の半身とも言える親友ヘーファイティオンとの絆。巨大な愛馬ブケファロスに跨り、常に戦場の最前線で剣を振るう彼の姿は、まさに主人公そのものである。
    彼の物語を彩るのは、彼の武勇と知略を示す数々の会戦と、彼の人格を示す挿話だ。「ゴルディアスの結び目」を一刀両断する決断力。毒殺の疑いがある薬を、主治医への信頼を証明するために飲み干す胆力。そして、宿敵ダレイオス3世との死闘。キングオブキングと呼ばれた男が、最後は部下に裏切られ道端に捨てられるという無惨な最期を遂げた際、アレクサンドロスが抱いたのは勝利の歓喜ではなく、王としての深い哀惜であった。
    頂点を極めた彼を待っていたのは、仲間からも理解されなくなる「卓越者の孤独」であった。32歳という若さでの、あまりにも唐突な死。その未完の美しさが、彼の人生を不滅の神話へと昇華させたのだと思う。
    歴史の本を読んでいると、現代は英雄が生まれない仕組みになっていることを感じる。近代以降、世界は法とシステムによって管理されるようになった。かつてのように、一個人の意志が世界の境界線を塗り替えるようなダイナミズムは、構造的に失われつつある。意思決定の組織化と情報の透明化は英雄の「卓越性」「神秘性」を奪い、戦争は遠隔操作のボタン一つへと変貌した。

    0
    2026年05月06日

    Posted by ブクログ

    アレクサンドロスが戦場でどう立ち回って勝ち抜いてきたのかを、当時の地理的状況と情勢を想像しながら読めて面白かった

    0
    2026年01月07日

    Posted by ブクログ

    塩野七生先生の本をこのシリーズで初めて読んだが、非常に面白かった。ローマの前にその文化の継承者であるギリシャの話を読みたかったが、非常に楽しく読めた。アレクサンダーがただ戦闘がうまいだけの若者ではなく、兵站や適材適所の人材配置もよく考えて実行する稀代の英雄であるとよくわかった。

    他の方も言及されているが、塩野先生の文末の読者へのコメントにも、グッとくるものがあった。

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    華々しい。歴史に名高いアレクサンドロス三世の物語は、小説よりも面白い。ギリシアの歴史としては4作目にはなるけれども、この一冊だけ単体で読んだとしても良いくらい。ギリシアの歴史がアテネを中心に繁栄から衰退へ辿っていく前回の方が頁数は少なかった。しかし内容が辛く読むのに時間がかかった。それに比べると今回はサクサク読める。内容も連勝に続く快進撃なので気持ちが全く違った。アレクサンドロスが持つ才能だけではなく若さ故の無鉄砲さ、また若いまま燃え尽きるように表舞台から消えてしまう儚さが、歴史の主人公として出来過ぎている。そして後継者争い、分裂。これほど典型的なのに惹かれる史実も無いだろう。

    アレクサンドロスとへーファイスティオンの関係性は、少なからず『銀河英雄伝説』のラインハルトとキルヒアイスのモデルになっていると思う。

    Fateのイスカンダルは、格好良いんだが歳は取りすぎでは?と改めて思った。リチャード1世とかシャルルマーニュくらいが丁度良いのではと思うのでセタンタみたいに若返り実装してくれると有難い。

    0
    2026年01月01日

    Posted by ブクログ

    ギリシアを人物中心に描いてる。神話、哲学、文化はおまけ。アレクサンドロスの後継者争いの五十年なんかは書くに値しないと判断され一覧表で始末する。好き嫌いが偏ってるけどそれが気持ちいい。

    0
    2025年05月11日

    Posted by ブクログ

    塩野先生の最後の歴史長編、最終巻の主人公はメーガス(大王)、アレクサンドロス。
    財政難の国家を引き継ぎ、25歳でギリシアを統一、26歳でペルシアを制覇、32才でこの世を去る・・・
    この英雄の物語が面白くないわけがなく、読み終わった時には軽い喪失感があり、すぐに再読してしまったほど。
    また、本書には読者への手紙ともいうべきあとがきが収録されている。
    「・・・これまで私が書きつづけてこれたのも、あなた方がいてくれてからでした・・・」
    読者への感謝を示してくださる先生方は多いが、この一文は特に響いた。
    塩野先生の目に触れることはないが、「歴史長編は最後でも、まだまだ新刊を楽しみにしていますからね」と書いておく。

    0
    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    ギリシア人の物語4
    文庫版
    新潮文庫 し 12 49
    新しき力
    著:塩野 七生

    第4巻は、アレクサンドロスの初陣からその死まで、ギリシャから、リビア、インドに至る大帝国を打ち立てるまで
    カエサルや、ナポレオンが心酔した王の中の王、生涯一度たりとも負けることがなかった無敗の将がアレクサンドロスなのである。

    気になったのは、以下です

    ・生涯の友、ヘーファイスティオン
    ・命を託す馬 ブケファロス
     カッパロ・ダ・バッターリア 戦場に連れ行く馬⇒大切な場で命を託す馬 

    生涯の友を得たばかりか、生涯の愛馬にも恵まれた

    ・戦の師、スパルタのレオニダスによるスパルタ教育とともに、学問の師、アリストテレスにも教えを得た

    ・BC338 カイロネアの会戦 が初陣

    ・兵士の一人一人が、自分たちは犬死しなくてもよいと得心することほど、リーダの価値を決めることもないのである

    ・古代ギリシアやローマの抱く想いの1つは、日本でいう「武士に二言はない」という言葉は西洋でも通じるのである。一度口にしたことをひっくり返す武士は、もはや武士とはみなされない

    ・BC334 グラニコスの会戦 小アジア

    ・ゴルディオンの結び目 ほどけないなら、切ってしまえばいい

    ・BC333 イッソスの会戦 ペルシャ主力軍との衝突
    ・BC332 ティロス攻防戦 シーレーンを確保し、補給路、兵の補充を図るために迂回
    ・BC331 ガウガメラの会戦 ペルシア主力軍との2度目の激突
    ・BC326 ヒダスペスの会戦 インダス川支流でのインド軍との激突
     かくして、アレクサンドロスの遠征は、インダス川に達した時に終わった

    ・戦場では、兵士は肉体で戦うが、総指揮官は頭脳で戦う

    ・兵站(ロジスティクス)を重要視しない司令官は戦場ではいかに勇猛果敢でも、勝利者には絶対になれない

    ・一方で軍事的に制覇した地域の、彼の支配下での再編成も忘れなかった
     彼に一貫していた戦略は、前進を続ける自分の背後には、ペルシアの勢力が戻ってくる可能性を絶対に残さないだった
    ・占領地の現状維持とはいってもそれは、殺したり、追放したりしないということで、ペルシア時代の制度をそのまま温存することではなかった

    ・自分が信じる神しか認めないのが、一神教で、自分は信じなくても他者は信じているのだからその神も認めるのが多神教である。それもいやいやながら認めるのではなく、リスペクトするから許容するのが多神教だ

    ・広大な国の統治は、軍事力や警察力だけでは絶対に長続きしない
     その地域の特殊事情にも配慮しない限り、大国の統治はできないのである
     アレクサンドロスは、このこともまた、早くも理解していたのだった

    ・マケドニアの若き王は、次の3点でも優れていた
     ①現地人のガイドの活用に巧みであった
     ②自軍の兵を使っての偵察行動を完璧に組織化していた
     ③捕らえた兵の尋問は、それが兵士としては高い地位にある騎兵であればなお、アレクサンドロス自身が行った
    ・いずれにしても、アレクサンドロスは、一時に大量で、かつ、貴重な情報を得たことになった

    ・アレクサンドロスの考えるリーダーとは、部下たちの模範にならねばならない存在であり、率先してリスクを冒している様を見せることで、彼らが自分たちのモデルと納得する存在でなければならなかった

    ・大事業は、一人ではできない。他の人々の協力なしには、絶対にできない
     それには、他者を信頼して明確な目的を与えた上で、任務を一人する必要がある
     信頼に値するかどうかを精密に審査していては何一つ始まらないので、ある意味では直感によって大胆に一任するしかないのだ

    ・アレクサンドロスは、キュロスをはじめとするペルシアの王たちの墓所にはいっさい手をふれさせていない
     破壊行為などは絶対にさせなかった
     生前の行為がどうあろうと、死者への冒涜行為には絶対に手を染めなかったのも、彼の性格なのだ
    ・アレクサンドロスとは、相当な自己中心主義者だったが、相手の立場に立つことも知っていた男であった

    ・アレクサンドロスの評伝を書いた古代の史家は、この若き王の特質として
     ①速攻、②忍耐、につづいて、③人間性、を上げている
     フマニタス、とは、ヒューマニティの語源となるラテン語であった

    ・インド王ポロスに向かって、「どのような処遇を望まれるか」
     ポロス「死であろうが、生であろうが、王としての処遇を求める」

    ・敗者同化による民族融和というアレクサンドロスの夢は、彼の死とともに霧散してしまう、この夢が実現するのには、ローマを待つしかなかった
    ・列伝の著者プルタルコス:ローマを強大にした要因は、敗者の同化に成功したことにおいて、他にない

    目次
    読者への手紙
    第1章 息子・アレクサンドロス
    第2章 ヘレニズム世界
    十七歳の夏に 読者に
    参考文献
    図版出典一覧

    ISBN:9784101181158
    出版社:新潮社
    判型:文庫
    ページ数:494ページ
    定価:1000円(本体)
    発売日:2023年11月01日

    全体の構成

    1巻
    第1章 ギリシア人て、誰?
    第2章 それぞれの国づくり
    第3章 侵略者ペルシアに抗して
    第4章 ペルシア戦役以降

    2巻
    第1部 ペリクレス時代
    前期(紀元前四六一年から四五一年までの十一年間)
    後期(紀元前四五〇年から四二九年までの二十二年間)
    第2部 ペリクレス以後
    前期(紀元前四二九年から四一三年までの十七年間)
    後期(紀元前四一二年から四〇四年までの九年間)

    3巻
    第1章 アテネの凋落
    第2章 脱皮できないスパルタ
    第3章 テーベの限界
    第4章 マケドニアの台頭

    4巻
    第1章 息子・アレクサンドロス
    第2章 ヘレニズム世界

    0
    2024年04月24日

    Posted by ブクログ

    対比列伝でエパメイノンダスはスキピオ・アフリカヌスと(散逸…残念)、ペロピダスは〝ローマの剣〟マルケッルスと対比されてます。
    クセノフォンもギリシア史をマンティネイアの戦いで筆を置いてますが、この「テーベの二人」が古代ギリシアの最後だと思うのです。
    作中でも「そして、誰もいなくなった」とありますが…民主政というのは、つくづくリーダー次第なんだなぁ(遠い目)と思います。

    そして、塩野先生、お疲れ様でした。
    歴史に想いを馳せる時間をたくさんくれて、
    こちらこそ、「一千回もありがとう」ございました。

    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

    アレクサンドロス大王ものすごい人でした。
    まさに英雄だと思います。
    若くして亡くなったのが残念です。
    彼の続きを読んでみたかったです。
    ギリシャ人の物語大変面白かったです。

    0
    2024年02月18日

    Posted by ブクログ

    読み終えるのが惜しくて読み始めるのを遅らせていたのだけど、読み始めると遂々一気読みしてしまった。さすがは世界史上最大のヒーロー、と言って良いのではないだろうか。

    恥ずかしながら、大王と呼ばれる王様が会戦で騎兵隊の先頭を駆けていたとは、想像もしていなかった。そんなリスキーな場所に居続けながら、生涯無敗というのは、神懸かっているとしか言いようが無い。

    世界中に彼の名を冠した街(各地のアレクサンドリア、カンダハル、果ては宇宙戦艦ヤマトの惑星イスカンダル[フィクション])があるというのがすごい。


    P26
    (アリストテレスについて)
    論理学の創始者というのに、次の一句でその乱用に警鐘を鳴らしている。
    「論理的には正しくても、人間世界でも正しいとはかぎらない」
    「知識」と「知力」のちがいを、痛感せずにはいられない一句である。

    0
    2023年11月24日

ギリシア人の物語4―新しき力―(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    ギリシア人の物語
  • タイトルID
    :
    1378258
  • 電子版発売日
    :
    2023年10月30日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    24MB

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