ギリシア人の物語4―新しき力―(新潮文庫)
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ギリシア人の物語4―新しき力―(新潮文庫)

1,100円 (税込)

5pt

新興国マケドニアの若き王アレクサンドロスは、ただ「東征」と呼ばれる旅に出た。帝国ペルシアを撃破するにとどまらず、インドをその目で見たのち、すべてが夢だったかのように32歳でこの世から消え、残された人々には「大王」と呼ばれた――。世界の何もかもを変えてしまったその偉大な足跡を追いかけ、波乱に満ちた生涯を描き尽くした傑作歴史長編。「ギリシア人の物語III 新しき力」分冊。

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ギリシア人の物語 のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • ギリシア人の物語1―民主政のはじまり―(新潮文庫)
    1,210円 (税込)
    古代ギリシアで民主政はいかにして生まれ、いかに有効活用され、見事に機能したのか? なぜ現代まで脈々と続く哲学や科学、芸術の起源となることができたのか? そこには数少ない市民で強大な帝国ペルシアと対峙しなければならない、苛酷な状況があった――。ギリシア人なくしてローマ人なし。「ローマ人の物語」以前の世界を描き、現代の民主主義の意義までを問う著者最後の歴史長編全四巻。
  • ギリシア人の物語2―民主政の成熟と崩壊―(新潮文庫)
    1,320円 (税込)
    少ない市民の総力を結集することで大国ペルシアを打破したアテネ。不世出の指導者ペリクレスの手腕により、エーゲ海の盟主として君臨し、その栄光は絶頂をむかえた。しかし、デマゴーグが市民を煽動するポピュリズムが台頭すると、スパルタとの不毛きわまる泥沼の戦争へと突き進んでしまうのだった――。栄光が瞬く間に霧散してしまう過程を緻密に描き、民主主義の本質をえぐり出した歴史大作。
  • ギリシア人の物語3―都市国家ギリシアの終焉―(新潮文庫)
    825円 (税込)
    ペロポネソス戦役後、都市国家群の覇権はアテネからスパルタ、テーベへと移っていく。しかし、静かに進行していたのはま新しい時代への移行だった。ペルシアと同じ野蛮な王政を敷き、辺境の地と目されていたマケドニアを率いる若きフィリッポスは軍事改革を成功させ、カイロネアの会戦でついに都市国家連合軍を撃破。新時代の到来を準備したのだった。「ギリシア人の物語III 新しき力」分冊。
  • ギリシア人の物語4―新しき力―(新潮文庫)
    1,100円 (税込)
    新興国マケドニアの若き王アレクサンドロスは、ただ「東征」と呼ばれる旅に出た。帝国ペルシアを撃破するにとどまらず、インドをその目で見たのち、すべてが夢だったかのように32歳でこの世から消え、残された人々には「大王」と呼ばれた――。世界の何もかもを変えてしまったその偉大な足跡を追いかけ、波乱に満ちた生涯を描き尽くした傑作歴史長編。「ギリシア人の物語III 新しき力」分冊。

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ギリシア人の物語4―新しき力―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ギリシアを人物中心に描いてる。神話、哲学、文化はおまけ。アレクサンドロスの後継者争いの五十年なんかは書くに値しないと判断され一覧表で始末する。好き嫌いが偏ってるけどそれが気持ちいい。

    0
    2025年05月11日

    Posted by ブクログ

    塩野先生の最後の歴史長編、最終巻の主人公はメーガス(大王)、アレクサンドロス。
    財政難の国家を引き継ぎ、25歳でギリシアを統一、26歳でペルシアを制覇、32才でこの世を去る・・・
    この英雄の物語が面白くないわけがなく、読み終わった時には軽い喪失感があり、すぐに再読してしまったほど。
    また、本書には読

    0
    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    ギリシア人の物語4
    文庫版
    新潮文庫 し 12 49
    新しき力
    著:塩野 七生

    第4巻は、アレクサンドロスの初陣からその死まで、ギリシャから、リビア、インドに至る大帝国を打ち立てるまで
    カエサルや、ナポレオンが心酔した王の中の王、生涯一度たりとも負けることがなかった無敗の将がアレクサンドロスなので

    0
    2024年04月24日

    Posted by ブクログ

    対比列伝でエパメイノンダスはスキピオ・アフリカヌスと(散逸…残念)、ペロピダスは〝ローマの剣〟マルケッルスと対比されてます。
    クセノフォンもギリシア史をマンティネイアの戦いで筆を置いてますが、この「テーベの二人」が古代ギリシアの最後だと思うのです。
    作中でも「そして、誰もいなくなった」とありますが…

    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

    アレクサンドロス大王ものすごい人でした。
    まさに英雄だと思います。
    若くして亡くなったのが残念です。
    彼の続きを読んでみたかったです。
    ギリシャ人の物語大変面白かったです。

    0
    2024年02月18日

    Posted by ブクログ

    読み終えるのが惜しくて読み始めるのを遅らせていたのだけど、読み始めると遂々一気読みしてしまった。さすがは世界史上最大のヒーロー、と言って良いのではないだろうか。

    恥ずかしながら、大王と呼ばれる王様が会戦で騎兵隊の先頭を駆けていたとは、想像もしていなかった。そんなリスキーな場所に居続けながら、生涯無

    0
    2023年11月24日

    Posted by ブクログ

     アレクサンドロス大王をこれだけリアルに描いた小説は今まで無かった。どうして若造があれほど大きなことができたのか不思議だったけれど、腑に落ちた。

    0
    2023年11月22日

    購入済み

    作者に感謝

    塩野先生、ありがとうございます。
    ローマ人の物語の「ハンニバル」、「スキピオ アフリカヌス」、「ユリウス カエサル」とこの「アレキサンダー」が揃って日本語で読める様になって、本当に感無量です。ローマ人の物語を愛読していた、今は亡き父親の墓前にもお伝えしておきます。
    マケドニアからベルシャ、そしてイン

    #アツい #感動する #タメになる

    0
    2023年11月12日

    Posted by ブクログ

    第1章 アレクサンドロス
    ●生涯の友「ヘーファイスティオン」と愛馬「ブケファロス(牛の頭I]に恵まれた。
    ●父のフィリッポス2世から、身体面ではスパルタ人のレニオダスからスパルタ教育を、精神面では、哲学者の「アリストテレス」から哲学を学んだ。
    ●哲学者は知識を得る学問ではなく、知力を鍛える学問であり

    0
    2024年07月28日

    Posted by ブクログ

    アレクサンドロスの開拓するスピード感の見応えが凄かった。兵士からの人望が厚く政治、軍事面共に才能が長けていて判断力の正確さや行動への素早さは古代ギリシア時代のテミストクレスを
    彷彿させる勢いだった。人情味もあり、それでいて突飛な行動でクスッと笑えるシーンもあり
    読んでいて楽しかったです。

    0
    2024年01月04日

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