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新興国マケドニアの若き王アレクサンドロスは、ただ「東征」と呼ばれる旅に出た。帝国ペルシアを撃破するにとどまらず、インドをその目で見たのち、すべてが夢だったかのように32歳でこの世から消え、残された人々には「大王」と呼ばれた――。世界の何もかもを変えてしまったその偉大な足跡を追いかけ、波乱に満ちた生涯を描き尽くした傑作歴史長編。「ギリシア人の物語III 新しき力」分冊。
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Posted by ブクログ
塩野七生先生の本をこのシリーズで初めて読んだが、非常に面白かった。ローマの前にその文化の継承者であるギリシャの話を読みたかったが、非常に楽しく読めた。アレクサンダーがただ戦闘がうまいだけの若者ではなく、兵站や適材適所の人材配置もよく考えて実行する稀代の英雄であるとよくわかった。 他の方も言及されて...続きを読むいるが、塩野先生の文末の読者へのコメントにも、グッとくるものがあった。
華々しい。歴史に名高いアレクサンドロス三世の物語は、小説よりも面白い。ギリシアの歴史としては4作目にはなるけれども、この一冊だけ単体で読んだとしても良いくらい。ギリシアの歴史がアテネを中心に繁栄から衰退へ辿っていく前回の方が頁数は少なかった。しかし内容が辛く読むのに時間がかかった。それに比べると今回...続きを読むはサクサク読める。内容も連勝に続く快進撃なので気持ちが全く違った。アレクサンドロスが持つ才能だけではなく若さ故の無鉄砲さ、また若いまま燃え尽きるように表舞台から消えてしまう儚さが、歴史の主人公として出来過ぎている。そして後継者争い、分裂。これほど典型的なのに惹かれる史実も無いだろう。 アレクサンドロスとへーファイスティオンの関係性は、少なからず『銀河英雄伝説』のラインハルトとキルヒアイスのモデルになっていると思う。 Fateのイスカンダルは、格好良いんだが歳は取りすぎでは?と改めて思った。リチャード1世とかシャルルマーニュくらいが丁度良いのではと思うのでセタンタみたいに若返り実装してくれると有難い。
ギリシアを人物中心に描いてる。神話、哲学、文化はおまけ。アレクサンドロスの後継者争いの五十年なんかは書くに値しないと判断され一覧表で始末する。好き嫌いが偏ってるけどそれが気持ちいい。
塩野先生の最後の歴史長編、最終巻の主人公はメーガス(大王)、アレクサンドロス。 財政難の国家を引き継ぎ、25歳でギリシアを統一、26歳でペルシアを制覇、32才でこの世を去る・・・ この英雄の物語が面白くないわけがなく、読み終わった時には軽い喪失感があり、すぐに再読してしまったほど。 また、本書には読...続きを読む者への手紙ともいうべきあとがきが収録されている。 「・・・これまで私が書きつづけてこれたのも、あなた方がいてくれてからでした・・・」 読者への感謝を示してくださる先生方は多いが、この一文は特に響いた。 塩野先生の目に触れることはないが、「歴史長編は最後でも、まだまだ新刊を楽しみにしていますからね」と書いておく。
ギリシア人の物語4 文庫版 新潮文庫 し 12 49 新しき力 著:塩野 七生 第4巻は、アレクサンドロスの初陣からその死まで、ギリシャから、リビア、インドに至る大帝国を打ち立てるまで カエサルや、ナポレオンが心酔した王の中の王、生涯一度たりとも負けることがなかった無敗の将がアレクサンドロスなので...続きを読むある。 気になったのは、以下です ・生涯の友、ヘーファイスティオン ・命を託す馬 ブケファロス カッパロ・ダ・バッターリア 戦場に連れ行く馬⇒大切な場で命を託す馬 生涯の友を得たばかりか、生涯の愛馬にも恵まれた ・戦の師、スパルタのレオニダスによるスパルタ教育とともに、学問の師、アリストテレスにも教えを得た ・BC338 カイロネアの会戦 が初陣 ・兵士の一人一人が、自分たちは犬死しなくてもよいと得心することほど、リーダの価値を決めることもないのである ・古代ギリシアやローマの抱く想いの1つは、日本でいう「武士に二言はない」という言葉は西洋でも通じるのである。一度口にしたことをひっくり返す武士は、もはや武士とはみなされない ・BC334 グラニコスの会戦 小アジア ・ゴルディオンの結び目 ほどけないなら、切ってしまえばいい ・BC333 イッソスの会戦 ペルシャ主力軍との衝突 ・BC332 ティロス攻防戦 シーレーンを確保し、補給路、兵の補充を図るために迂回 ・BC331 ガウガメラの会戦 ペルシア主力軍との2度目の激突 ・BC326 ヒダスペスの会戦 インダス川支流でのインド軍との激突 かくして、アレクサンドロスの遠征は、インダス川に達した時に終わった ・戦場では、兵士は肉体で戦うが、総指揮官は頭脳で戦う ・兵站(ロジスティクス)を重要視しない司令官は戦場ではいかに勇猛果敢でも、勝利者には絶対になれない ・一方で軍事的に制覇した地域の、彼の支配下での再編成も忘れなかった 彼に一貫していた戦略は、前進を続ける自分の背後には、ペルシアの勢力が戻ってくる可能性を絶対に残さないだった ・占領地の現状維持とはいってもそれは、殺したり、追放したりしないということで、ペルシア時代の制度をそのまま温存することではなかった ・自分が信じる神しか認めないのが、一神教で、自分は信じなくても他者は信じているのだからその神も認めるのが多神教である。それもいやいやながら認めるのではなく、リスペクトするから許容するのが多神教だ ・広大な国の統治は、軍事力や警察力だけでは絶対に長続きしない その地域の特殊事情にも配慮しない限り、大国の統治はできないのである アレクサンドロスは、このこともまた、早くも理解していたのだった ・マケドニアの若き王は、次の3点でも優れていた ①現地人のガイドの活用に巧みであった ②自軍の兵を使っての偵察行動を完璧に組織化していた ③捕らえた兵の尋問は、それが兵士としては高い地位にある騎兵であればなお、アレクサンドロス自身が行った ・いずれにしても、アレクサンドロスは、一時に大量で、かつ、貴重な情報を得たことになった ・アレクサンドロスの考えるリーダーとは、部下たちの模範にならねばならない存在であり、率先してリスクを冒している様を見せることで、彼らが自分たちのモデルと納得する存在でなければならなかった ・大事業は、一人ではできない。他の人々の協力なしには、絶対にできない それには、他者を信頼して明確な目的を与えた上で、任務を一人する必要がある 信頼に値するかどうかを精密に審査していては何一つ始まらないので、ある意味では直感によって大胆に一任するしかないのだ ・アレクサンドロスは、キュロスをはじめとするペルシアの王たちの墓所にはいっさい手をふれさせていない 破壊行為などは絶対にさせなかった 生前の行為がどうあろうと、死者への冒涜行為には絶対に手を染めなかったのも、彼の性格なのだ ・アレクサンドロスとは、相当な自己中心主義者だったが、相手の立場に立つことも知っていた男であった ・アレクサンドロスの評伝を書いた古代の史家は、この若き王の特質として ①速攻、②忍耐、につづいて、③人間性、を上げている フマニタス、とは、ヒューマニティの語源となるラテン語であった ・インド王ポロスに向かって、「どのような処遇を望まれるか」 ポロス「死であろうが、生であろうが、王としての処遇を求める」 ・敗者同化による民族融和というアレクサンドロスの夢は、彼の死とともに霧散してしまう、この夢が実現するのには、ローマを待つしかなかった ・列伝の著者プルタルコス:ローマを強大にした要因は、敗者の同化に成功したことにおいて、他にない 目次 読者への手紙 第1章 息子・アレクサンドロス 第2章 ヘレニズム世界 十七歳の夏に 読者に 参考文献 図版出典一覧 ISBN:9784101181158 出版社:新潮社 判型:文庫 ページ数:494ページ 定価:1000円(本体) 発売日:2023年11月01日 全体の構成 1巻 第1章 ギリシア人て、誰? 第2章 それぞれの国づくり 第3章 侵略者ペルシアに抗して 第4章 ペルシア戦役以降 2巻 第1部 ペリクレス時代 前期(紀元前四六一年から四五一年までの十一年間) 後期(紀元前四五〇年から四二九年までの二十二年間) 第2部 ペリクレス以後 前期(紀元前四二九年から四一三年までの十七年間) 後期(紀元前四一二年から四〇四年までの九年間) 3巻 第1章 アテネの凋落 第2章 脱皮できないスパルタ 第3章 テーベの限界 第4章 マケドニアの台頭 4巻 第1章 息子・アレクサンドロス 第2章 ヘレニズム世界
対比列伝でエパメイノンダスはスキピオ・アフリカヌスと(散逸…残念)、ペロピダスは〝ローマの剣〟マルケッルスと対比されてます。 クセノフォンもギリシア史をマンティネイアの戦いで筆を置いてますが、この「テーベの二人」が古代ギリシアの最後だと思うのです。 作中でも「そして、誰もいなくなった」とありますが…...続きを読む民主政というのは、つくづくリーダー次第なんだなぁ(遠い目)と思います。 そして、塩野先生、お疲れ様でした。 歴史に想いを馳せる時間をたくさんくれて、 こちらこそ、「一千回もありがとう」ございました。
アレクサンドロス大王ものすごい人でした。 まさに英雄だと思います。 若くして亡くなったのが残念です。 彼の続きを読んでみたかったです。 ギリシャ人の物語大変面白かったです。
読み終えるのが惜しくて読み始めるのを遅らせていたのだけど、読み始めると遂々一気読みしてしまった。さすがは世界史上最大のヒーロー、と言って良いのではないだろうか。 恥ずかしながら、大王と呼ばれる王様が会戦で騎兵隊の先頭を駆けていたとは、想像もしていなかった。そんなリスキーな場所に居続けながら、生涯無...続きを読む敗というのは、神懸かっているとしか言いようが無い。 世界中に彼の名を冠した街(各地のアレクサンドリア、カンダハル、果ては宇宙戦艦ヤマトの惑星イスカンダル[フィクション])があるというのがすごい。 P26 (アリストテレスについて) 論理学の創始者というのに、次の一句でその乱用に警鐘を鳴らしている。 「論理的には正しくても、人間世界でも正しいとはかぎらない」 「知識」と「知力」のちがいを、痛感せずにはいられない一句である。
アレクサンドロス大王をこれだけリアルに描いた小説は今まで無かった。どうして若造があれほど大きなことができたのか不思議だったけれど、腑に落ちた。
作者に感謝
塩野先生、ありがとうございます。 ローマ人の物語の「ハンニバル」、「スキピオ アフリカヌス」、「ユリウス カエサル」とこの「アレキサンダー」が揃って日本語で読める様になって、本当に感無量です。ローマ人の物語を愛読していた、今は亡き父親の墓前にもお伝えしておきます。 マケドニアからベルシャ、そしてイン...続きを読むダス川までの遠征が詳しく伝わります。また読み返します。
#アツい #感動する #タメになる
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