ギリシア人の物語2―民主政の成熟と崩壊―(新潮文庫)

ギリシア人の物語2―民主政の成熟と崩壊―(新潮文庫)

ビジネス・実用
1,320円 (税込)

6pt

少ない市民の総力を結集することで大国ペルシアを打破したアテネ。不世出の指導者ペリクレスの手腕により、エーゲ海の盟主として君臨し、その栄光は絶頂をむかえた。しかし、デマゴーグが市民を煽動するポピュリズムが台頭すると、スパルタとの不毛きわまる泥沼の戦争へと突き進んでしまうのだった――。栄光が瞬く間に霧散してしまう過程を緻密に描き、民主主義の本質をえぐり出した歴史大作。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    ギリシア人の物語
  • タイトルID
    :
    1378258
  • 電子版発売日
    :
    2023年08月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    39MB

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ギリシア人の物語 の一覧

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • ギリシア人の物語1―民主政のはじまり―(新潮文庫)
    1,210円 (税込)
    古代ギリシアで民主政はいかにして生まれ、いかに有効活用され、見事に機能したのか? なぜ現代まで脈々と続く哲学や科学、芸術の起源となることができたのか? そこには数少ない市民で強大な帝国ペルシアと対峙しなければならない、苛酷な状況があった――。ギリシア人なくしてローマ人なし。「ローマ人の物語」以前の世界を描き、現代の民主主義の意義までを問う著者最後の歴史長編全四巻。
  • ギリシア人の物語2―民主政の成熟と崩壊―(新潮文庫)
    1,320円 (税込)
    少ない市民の総力を結集することで大国ペルシアを打破したアテネ。不世出の指導者ペリクレスの手腕により、エーゲ海の盟主として君臨し、その栄光は絶頂をむかえた。しかし、デマゴーグが市民を煽動するポピュリズムが台頭すると、スパルタとの不毛きわまる泥沼の戦争へと突き進んでしまうのだった――。栄光が瞬く間に霧散してしまう過程を緻密に描き、民主主義の本質をえぐり出した歴史大作。
  • ギリシア人の物語3―都市国家ギリシアの終焉―(新潮文庫)
    825円 (税込)
    ペロポネソス戦役後、都市国家群の覇権はアテネからスパルタ、テーベへと移っていく。しかし、静かに進行していたのはま新しい時代への移行だった。ペルシアと同じ野蛮な王政を敷き、辺境の地と目されていたマケドニアを率いる若きフィリッポスは軍事改革を成功させ、カイロネアの会戦でついに都市国家連合軍を撃破。新時代の到来を準備したのだった。「ギリシア人の物語III 新しき力」分冊。
  • ギリシア人の物語4―新しき力―(新潮文庫)
    1,100円 (税込)
    新興国マケドニアの若き王アレクサンドロスは、ただ「東征」と呼ばれる旅に出た。帝国ペルシアを撃破するにとどまらず、インドをその目で見たのち、すべてが夢だったかのように32歳でこの世から消え、残された人々には「大王」と呼ばれた――。世界の何もかもを変えてしまったその偉大な足跡を追いかけ、波乱に満ちた生涯を描き尽くした傑作歴史長編。「ギリシア人の物語III 新しき力」分冊。

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ギリシア人の物語2―民主政の成熟と崩壊―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読むのが苦しかった。
    繁栄と衰退はセットではある。比較対象となるから。ペロポネソス戦役までは良かったアテネも、ペリクレスを欠けば凋落の一途。口も回れば気も回せる人物は得難い存在。民主政体であっても、同一人物が政治を長く回せるだけの力を持っている時代の方が繁栄しているアテネ。強力な伴奏者がいなくなるとデマゴーグの時代へ。足を引っ張っても責任は持たない。これは古代の話か?

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    アレクサンドロス大王については、興味がありながら正直、名前くらいしか知らなったので、彼の生涯が分かったのは収穫。いつの世にも時代を変える英雄が出るものだが、ローマのスキピオにしろカエサル、オクタビアヌスにしろ、中世のフリードリッヒ二世にしろ、既成概念を崩すことでは変わらないし、敗者に対して寛容でありむしろ敗者をも最終的に味方にする点が共通している。そこは現代でも通じる気がする。
    グラニコス
    イッソス
    ガウガメラ
    ヒダスペス
    の4つもの会戦でしかも相手有利の状況にありながら全て快勝をして、しかも味方の損害を最小限に抑えるというのはハンニバルが最高の司令官として褒めたたえるだけのことはある。

    0
    2024年07月20日

    Posted by ブクログ

    ギリシア人の物語2
    文庫版
    新潮文庫 し 12 47
    民主政の成熟と崩壊
    著:塩野 七生

    第2巻は、ペルシア戦役後のギリシャ世界を描く
    ペリクレスの元、アテネはデロス同盟の盟主として頂点を迎えるが
    その死後、アテネも、スパルタも、何が何でも同盟国を守るという信頼も、
    敗北した兵を許す寛容性も、失っていく。ギリシャ人の教養やゆとりがなくなっていく

    興隆するアテネを支えたのはペリクレス
    ・アテネ市街とピレウス港をつなぐ高速道路
    ・パルテノン神殿の建設
    ・アテネ海軍の創設 

    ペルシャとアテネとの相互不可侵条約 カリアスの平和

    外憂がなくなったギリシャ世界は、アテネとスパルタの2大勢力に
     陸軍 スパルタ ペロポネソス同盟 ペロポネソス半島の防衛
     海軍 アテネ デロス同盟 エーゲ海世界の防衛と経済的発展

    アテネの植民都市の拡大 南イタリア、黒海へ

    同盟の盟主、アテネとスパルタ同士は、直接対決をさけていても、
    傘下の都市国家がトラブルを盟主へ持ち込む
    ⇒誰もが、現実を見ているのではない ほとんどの人は、見たいと思う現実しか見ていない
    ⇒アテネ・スパルタ間で、ペロポネソス戦役が勃発、いずれも戦闘には消極的、終焉まで27年かかる
     アテネは基地設置欲はあっても領土拡大欲はない
     スパルタも、一国平和主義であり、領土拡大欲はもっていない
    ⇒バランス感覚をもつ、ペリクレスと、カルタゴ王アルキダモスがとも不拡大を志向

    ペリクレス後、アテネの衰退がはじまる

    レスポス島の反乱⇒デロス同盟の盟主としてアテネ海軍が出兵、同盟国、プラタイヤを見殺しへ
     アテネは、同盟関係の他の都市国家を助けるとはかぎらない という印象を同盟国に与えてしまった

    ニキアスの平和 アテネとスパルタとの休戦条約

    マンティネアの会戦
     アルゴスからの支援要請で、アテネ・スパルタが会戦、アテネが大敗を喫してしまう

    メロスの攻略
     アテネは、降伏した男をその場で殺害、女子供を奴隷に
     ⇒覇権国にあるまじき行為、以後、エーゲ海では、このスタイルが踏襲されるようになる

    シチリア遠征 シラクサ攻防戦でのアテネ海軍が壊滅

    アイゴスポタモイの海戦 アテネ海軍の消滅
    スパルタ王の武士の情けで、アテネは救われた
    ペロポネソス戦争は、スパルタの勝利で終わる

    目次
    第1部 ペリクレス時代
    前期(紀元前四六一年から四五一年までの十一年間)
    後期(紀元前四五〇年から四二九年までの二十二年間)
    第2部 ペリクレス以後
    前期(紀元前四二九年から四一三年までの十七年間)
    後期(紀元前四一二年から四〇四年までの九年間)
    年表
    図版出典一覧

    ISBN:9784101181134
    出版社:新潮社
    判型:文庫
    ページ数:678ページ
    定価:1200円(本体)
    発売日:2023年09月01日

    全体の構成

    1巻
    第1章 ギリシア人て、誰?
    第2章 それぞれの国づくり
    第3章 侵略者ペルシアに抗して
    第4章 ペルシア戦役以降

    2巻
    第1部 ペリクレス時代
    前期(紀元前四六一年から四五一年までの十一年間)
    後期(紀元前四五〇年から四二九年までの二十二年間)
    第2部 ペリクレス以後
    前期(紀元前四二九年から四一三年までの十七年間)
    後期(紀元前四一二年から四〇四年までの九年間)

    3巻
    第1章 アテネの凋落
    第2章 脱皮できないスパルタ
    第3章 テーベの限界
    第4章 マケドニアの台頭

    4巻
    第1章 息子・アレクサンドロス
    第2章 ヘレニズム世界

    0
    2024年04月20日

    Posted by ブクログ

    塩野先生は「『民主政』も『衆愚政』も、銀で鋳造されているということなら同じの、銀貨の裏表でしかない」と書いておられるが、それにしてもと思う。
    都市国家アテネの凋落ぶりは痛々しいほどで、バブル崩壊後に衰退の一途を辿っている日本の現状と重なる。ギリシア人(日本人)が突然バカになるということはありえないのだから、事実上、国の盛衰はリーダーの資質によって決まるのだ。
    本書におけるリーダーの定義を書き留めておく。
    民主政のリーダー/民衆に自信を持たせることができる人
    衆愚政のリーダー/民衆が心の奥底に持っている漠とした将来の不安を、煽るのが実に巧みな人

    0
    2023年11月25日

    Posted by ブクログ

    ペルシア戦役からペロポネソス戦役まで、アテネがエーゲ海に覇権を築いてから失うまで、その間75年。前にも書いたが、明治維新から敗戦まで、ロシア革命からソ連解体まで、も、同じく70数年。爺さんが孫に言って聞かせる形での生き証人を失う年数が経てば人間は同じことを繰り返す。(そう考えると徳川家康はやっぱりすごい人なんだろう。)

    この巻の英雄は、アルキビアデス。あのペリクレスが育ての親。市民から大人気なのだが、状況が悪くなると怨嗟と攻撃の対象となる、ポピュリスト政治家。事情によりスパルタについたり、ペルシアについたり、と忙しい。最後はアテネに返り咲くのだが、また民衆に裏切られる。政治家というのは大変な仕事なのだなあ、とつくづく思う。

    0
    2023年10月28日

    Posted by ブクログ

    塩野七生 ワールド 最高
    「人間にとっての最大の敵は、他の誰でもなく、
    自分自身なのである」 言葉が染み入る

    0
    2023年10月28日

    Posted by ブクログ

    良くも悪くもペリクレスがいたからアテネの民主制が維持できたのだと思う。ペリクレスがいなかったらもっと早い段階で衆愚政治に陥って、アテネは滅んでいたんじゃないかと思う

    0
    2026年01月05日

    Posted by ブクログ

    なんかあるとすぐローマと比較。
    誰か出てくるとすぐカエサルと比較。
    辟易!
    辟易だけど分かりやすく読めてしまうくらいにローマ中毒にさせられてる自分に気付く。

    0
    2025年04月28日

    Posted by ブクログ

    ペリクレスすごい。
    この人も英雄だと思います。
    その後のアテネとても残念。
    転がり落ちる速さがひどい。
    ローマはすごかったんだなぁ。

    0
    2024年02月10日

    Posted by ブクログ

    どこのポリスも繁栄と衰退を繰り返す戦争は一時的な手段に過ぎず結果的には負の概念しか生み出さない。 
    国家を築き上げるため民衆を生かすため戦争は避けては通れない事態背景がある事もあり人間の愚かさもあり、それを繰り返さないためには自分達がそこから学ぶしかないんだと思った。
    その代表的な偉人として大哲人であるソクラテスが度々、登場するが精神や知的に豊かで優れても
    先導する者がいなければ成り立たないのも国家だと感じた。

    0
    2023年12月23日

ギリシア人の物語2―民主政の成熟と崩壊―(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    ギリシア人の物語
  • タイトルID
    :
    1378258
  • 電子版発売日
    :
    2023年08月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    39MB

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