塩野七生のレビュー一覧

  • チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷―塩野七生ルネサンス著作集3―

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    2011年に読んだ本書をいままた再読して、チェーザレよりも年をとったからこそ、より一層彼のたった31年の人生を深く鮮烈に読む事ができた。

    彼は強靭な精神と肉体を持ち、時の法王の息子であった。17才にして緋の衣・枢機卿の座にあり前途洋々。だが人々は彼の手段を選ばず非道な面に戦慄するようになっていく。

    現代でいえばテックギャングのCEOの様な暴虐武人さ。伝統的な支配者層から警戒され、遂には部下達からも裏切られるが、徹底的に叩き潰す。

    病を得た時、彼が何を考えていたか知るすべはない。部屋の中に2年も幽閉されていてなお、のこっているエピソードは城代の首を絞め殺しかけた話と、綱一本、身体一つで脱出し左腕を骨折しながら自由を得た話であるが、おそらく父である法王の死から彼は加護を失った。

    悪魔の子と罵られる庶子の子に戻ってしまったのだ。どんな思いであっただろうか。しかも、塩野七生がすごいのは彼の最期をどこか愛情を込めて描写するものの、そこできっぱりと幕を引いたことである。

    私であればその時の年代記作家や各国の反応を長々と書き連ねてしまいそうだが、始まった時の鮮烈さを思い出すかのように終わりもまた鮮烈であった。

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    2026年10月10日
  • 勝者の混迷──ローマ人の物語[電子版]III

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    3巻は第一次ポエニ戦争。シチリア島でのちょっとした揉め事から、カルタゴとの泥沼の長期戦に突入。大艦隊をもつ強国カルタゴに、急造の艦隊と新戦法で挑む。海戦を陸上戦に変えてしまう発想がすごい。

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    2026年10月05日
  • ユリウス・カエサル ルビコン以前──ローマ人の物語[電子版]IV

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    第二次ポエニ戦争。カルタゴの名将ハンニバルがピレネー山脈を越えてイタリアになだれ込み、カンネの平原でローマ軍を壊滅させる。その意表を突くやり口は諸葛孔明や源義経を思わせる。

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    2026年10月05日
  • 悪名高き皇帝たち──ローマ人の物語[電子版]VII

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    独裁者スッラとポンペイウス登場。スッラはフェリックス(幸運)という尊称がつくほど恵まれた人生を送ったが、成し遂げたことは死後直後に全て否定される。何が本当の幸運と言えるのか考えさせられる

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    2026年10月05日
  • パクス・ロマーナ──ローマ人の物語[電子版]VI

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    護民官としてローマの基盤を強化しようとしたグラックス兄弟の改革。護民官という単語でハインラインの「夏への扉」に出てきた護民官ピートという猫を思い出してしまいイマイチ入り込めない小生であった

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    2026年10月05日
  • ユリウス・カエサル ルビコン以後──ローマ人の物語[電子版]V

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    ローマの名将スキピオが登場し、ついにザマ会戦でハンニバルを破る。その後スキピオは政敵カトーによってローマを追われてしまうが、結局その孫がカルタゴを滅ぼし、地中海を制覇する。

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    2026年10月05日
  • 日本人へ リーダー篇

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    ネタバレ

    多分数年前に一度読んでいたかもしれない。。

    2000年前の歴史に向き合っている著者の言葉は、説得力が違うなという印象。
    16年前に刊行されたものだが、今でも考えさせられる指摘が多数あった。
    紀宮様のご結婚に関して、皇室を完全に離れてしまうのはもったいないというコメント。まさに昨今の皇室典範改正の議論のポイントの一つ。
    失業とは生活の手段を奪われるだけでなく自尊心を育む手段さえも奪われることだとわかった。
    20世紀前半に日本・日本人が行ったことを洗いざらい公表する。(歴史認識の共有は難しいが歴史事実の共有はできる。)
    職業に貴賤はない。
    「法律」と「律法」
    戦死者と犠牲者
    ローマの強さは「敗者に対する寛容さと同化政策」
    自己反省は絶対に一人で成されねばならない。
    人は見たいと思う現実しか見ていない。
    などなど

    ローマ人の物語も早めに読もうと思います。
    評価は5点満点。

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    2026年08月18日
  • ユリウス・カエサル ルビコン以後──ローマ人の物語[電子版]V

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    ユリウス・カエサルを描く間の後半。
    ルビコンを越えて、元老院派といよいよ訣別して以降の姿が描かれる。
    その後、ギリシャを制し、エジプトを制し、中近東を制するという、まさに世界をまたにかけた活躍。
    それでも最終的には、暗殺されてしまう。考えが突出していると、周囲からの理解を得るのが難しいということか。

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    2026年08月01日
  • ユリウス・カエサル ルビコン以前──ローマ人の物語[電子版]IV

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    歴史上、あまりにも有名なユリウス・カエサルが主人公となる巻。
    なにゆえに、カエサルのガリアでの戦いが描かれ、内政・外征をどう展開したかということが描かれる。それにしてもすごい活動範囲だ。

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    2026年08月01日
  • 十字軍物語 第四巻―十字軍の黄昏―(新潮文庫)

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    歴史の授業で習ったことはありますが、十字軍について深掘りしたのは初めてでした。
    宗教戦争の通史と聞くと身構えますが、読み始めて感じたのは宗教論より、理想や大義を掲げた人間がどこまで愚かで、どこまで魅力的かという生々しさでした。
    第一次十字軍からその終焉までを追いながら、英雄でも悪でもない人間たちが、判断と欲の積み重ねで歴史を動かしていく様子に引き込まれます。
    物語として読ませる力は強く、遠い中世の話が妙に生々しく迫ってくる一方で、著者の視点がはっきりしている分、評価の切れ味に引っぱられている感覚になる場面もあります。
    それでも、読み終えたあとに残るのは戦争の勝敗ではなく、「正義」は簡単に暴走するという事実でした。
    歴史を知るというより、人間の変わらなさを突きつけられたような読後感でした。

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    2026年07月30日
  • 十字軍物語 第三巻―獅子心王リチャード―(新潮文庫)

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    歴史の授業で習ったことはありますが、十字軍について深掘りしたのは初めてでした。
    宗教戦争の通史と聞くと身構えますが、読み始めて感じたのは宗教論より、理想や大義を掲げた人間がどこまで愚かで、どこまで魅力的かという生々しさでした。
    第一次十字軍からその終焉までを追いながら、英雄でも悪でもない人間たちが、判断と欲の積み重ねで歴史を動かしていく様子に引き込まれます。
    物語として読ませる力は強く、遠い中世の話が妙に生々しく迫ってくる一方で、著者の視点がはっきりしている分、評価の切れ味に引っぱられている感覚になる場面もあります。
    それでも、読み終えたあとに残るのは戦争の勝敗ではなく、「正義」は簡単に暴走するという事実でした。
    歴史を知るというより、人間の変わらなさを突きつけられたような読後感でした。

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    2026年07月30日
  • 十字軍物語 第二巻―イスラムの反撃―(新潮文庫)

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    歴史の授業で習ったことはありますが、十字軍について深掘りしたのは初めてでした。
    宗教戦争の通史と聞くと身構えますが、読み始めて感じたのは宗教論より、理想や大義を掲げた人間がどこまで愚かで、どこまで魅力的かという生々しさでした。
    第一次十字軍からその終焉までを追いながら、英雄でも悪でもない人間たちが、判断と欲の積み重ねで歴史を動かしていく様子に引き込まれます。
    物語として読ませる力は強く、遠い中世の話が妙に生々しく迫ってくる一方で、著者の視点がはっきりしている分、評価の切れ味に引っぱられている感覚になる場面もあります。
    それでも、読み終えたあとに残るのは戦争の勝敗ではなく、「正義」は簡単に暴走するという事実でした。
    歴史を知るというより、人間の変わらなさを突きつけられたような読後感でした。

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    2026年07月30日
  • 十字軍物語 第一巻―神がそれを望んでおられる―(新潮文庫)

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    歴史の授業で習ったことはありますが、十字軍について深掘りしたのは初めてでした。
    宗教戦争の通史と聞くと身構えますが、読み始めて感じたのは宗教論より、理想や大義を掲げた人間がどこまで愚かで、どこまで魅力的かという生々しさでした。
    第一次十字軍からその終焉までを追いながら、英雄でも悪でもない人間たちが、判断と欲の積み重ねで歴史を動かしていく様子に引き込まれます。
    物語として読ませる力は強く、遠い中世の話が妙に生々しく迫ってくる一方で、著者の視点がはっきりしている分、評価の切れ味に引っぱられている感覚になる場面もあります。
    それでも、読み終えたあとに残るのは戦争の勝敗ではなく、「正義」は簡単に暴走するという事実でした。
    歴史を知るというより、人間の変わらなさを突きつけられたような読後感でした。

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    2026年07月30日
  • ギリシア人の物語4―新しき力―(新潮文庫)

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    世界史の教科書を開けば、必ずその名が登場する。マケドニアの若き王、アレクサンドロス。ナポレオンやハンニバル、シーザーといった後世の英雄たちが、こぞって彼を「真の英雄」と崇め、その背中を追い求めた事実は、彼の存在が単なる征服者の枠を超えていることを示している。
    彼の人生は、まるで夜空を切り裂く花火のようだ。強烈な光を放ち、一瞬で消え去る。だが、その残像は数千年の時を経てもなお、我々の心を捉えて離さない。少年漫画の主人公のような人生だ。
    アレクサンドロスの卓越性は本人の資質もあるが、贅沢な教育によって培われた部分も多分にあろうと思う。万学の祖アリストテレスから論理と哲学を学び、スパルタ人レオニダスから鋼の肉体と精神を叩き込まれた。彼は「知力」と「体力」の両面において、まさに当時の最高峰といえる。
    遠征の旅を共にしたのは、幼少期を共に過ごした学友たちであった。青春の延長線上にあるような情熱的な行軍、そして魂の半身とも言える親友ヘーファイティオンとの絆。巨大な愛馬ブケファロスに跨り、常に戦場の最前線で剣を振るう彼の姿は、まさに主人公そのものである。
    彼の物語を彩るのは、彼の武勇と知略を示す数々の会戦と、彼の人格を示す挿話だ。「ゴルディアスの結び目」を一刀両断する決断力。毒殺の疑いがある薬を、主治医への信頼を証明するために飲み干す胆力。そして、宿敵ダレイオス3世との死闘。キングオブキングと呼ばれた男が、最後は部下に裏切られ道端に捨てられるという無惨な最期を遂げた際、アレクサンドロスが抱いたのは勝利の歓喜ではなく、王としての深い哀惜であった。
    頂点を極めた彼を待っていたのは、仲間からも理解されなくなる「卓越者の孤独」であった。32歳という若さでの、あまりにも唐突な死。その未完の美しさが、彼の人生を不滅の神話へと昇華させたのだと思う。
    歴史の本を読んでいると、現代は英雄が生まれない仕組みになっていることを感じる。近代以降、世界は法とシステムによって管理されるようになった。かつてのように、一個人の意志が世界の境界線を塗り替えるようなダイナミズムは、構造的に失われつつある。意思決定の組織化と情報の透明化は英雄の「卓越性」「神秘性」を奪い、戦争は遠隔操作のボタン一つへと変貌した。

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    2026年05月06日
  • 十字軍物語 第一巻―神がそれを望んでおられる―(新潮文庫)

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    受験世界史でヨーロッパ史がお気に入りだったので本屋で"十字軍"というワードに惹かれて買いました。読み進めてびっくりしたのは教科書では30分程で済んだ内容がここまで1人1人にドラマがあったこと。
    第1巻丸々使っているにも関わらず現時点で知れたのは第八次中の第一次十字軍の詳細だけだった。僕は特にタンクレディの豪胆かつ冷静な性格に物凄く惹かれました。また年長でありながらタンクレディを理解し共に行動したボエモンドも魅力的な人物です。記憶が正しければここからはイスラーム勢力が体勢を整え反撃に出るパートになると思うのでより客観的に物語を読み進めていきたいです。第二巻も楽しみ!

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    2026年04月13日
  • レパントの海戦

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    塩野七生先生の戦記物三部作の一つ。
    いつも通り塩野七生先生は最高だった。
    個人的にはコンスタンティノープルの陥落の方が、正真正銘、ローマの最後ということで感動はあった。コンスタンティノープルの鉄壁ぶり、トルコの強さと分かりやすい興奮があった。
    レパントの海戦は地中海世界の最後である。我々日本人には、少し分かりにくいといえば分かりにくい。海の都の物語を読む前、もしくは読んでから読むとおもしろい。
    塩野七生は最高だ。

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    2026年04月12日
  • チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷―塩野七生ルネサンス著作集3―

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    ネタバレ

    イタリア統一の野望に燃え淡々と行動に移していくチェーザレを見ていると人生は好戦的であるこそ成功するのだと改めて思い知らされる。私が真に欲する永劫の平穏のために平穏は常に捨て続けねばならないのかもしれない。
    久しぶりに強く心を動かされる作品に出会った。チェーザレが討死したとき、「野望は達成される」という希望を託していたからなのか、あれほど残虐非道な主人公でも少しは肩入れしていたからなのか、はっきりとした喪失感のようなものがあって、それは今でも感じている。

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    2026年04月09日
  • チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷―塩野七生ルネサンス著作集3―

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    本作のように、歴史上の人物を丁寧に調べた上で著者の考えを加味した小説は面白い。対象は異なるが司馬遼太郎氏の小説とある意味同じような性質なのではと思う。
    冷酷さと人を引き付ける魅力を持つチェーザレのような人物は日本の織田信長など戦国時代の武将にも共通の性質が見て取れるのではと感じた。
    一方で、昨今の世界情勢をみるに、人間社会は太古の昔から戦が絶えないものだなとつくづく思う。人間の性なのかもしれないが世界全体が平和になる日は訪れるのでしょうか。

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    2026年03月14日
  • 人びとのかたち

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    恥ずかしながら塩野七生という聡明でユーモラスで品格のある女性をこの本で初めて知った

    同じ女として、映画を愛する一凡才として共感と尊敬の念を抱く

    他の本も読みたい

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    2026年02月10日
  • 十字軍物語 第四巻―十字軍の黄昏―(新潮文庫)

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    真打登場!第6次十字軍をキリスト教破門の身ながら、血を流さずにイェルサレムを奪還したフリードリヒ。リチャードとサラディン、フリードリヒとアル・カシールのように、両陣営に柔軟な思考ができるリーダーがいると友好的に話は進む。
    第七、八は熱い宗教心をもつルイ9世の独り相撲の感があり、それ故、2度も完全失敗をしたにもかかわらず、死後、聖人に祭り上げられた。
    十字軍の終焉のアッコン陥落は壮絶な戦いだった。それを思うと命を賭して戦ったテンプル騎士団の最後は悲しい。逆に聖ヨハネ騎士団が、ロードス騎士団、マルタ騎士団さらには現代まで生き残るのは、非常に逞しい。イスラムのマムルークたちが破竹の勢いのモンゴルを破ったことは、モンゴルの限界と世界征服の困難を現していた。
    十字軍の話は終わったが、この後、あの異端審問がつくる暗いヨーロッパが始まる。

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    2026年01月19日