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虚実皮膜の間について。正義なるものの落し穴について。愛されたいと望むことの度胸について。官能という名の死について。品格とは何かについて。永遠に解決できない問題について。そして、地中海世界の圧倒的な魅力について。……数多の現実、事実と真実を、映画が教えてくれた。銀幕は人間万華鏡、人生の奥深さを多様に映し出す。だから私は語ろう、私の愛する映画たちのことを――。 ※新潮文庫版に掲載の写真は、電子版には収録しておりません。
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Posted by ブクログ
映画評を中心にした、エッセイ。少し前の映画や俳優さんについて七生さん節で書かれて面白い* 特にイタリア映画!! 観たことあるものばかりだけど観点が違ってもう一度観返してみたくなった*
映画のガイドブック。歴史の面白さを教えてくれた大好きな塩野七生さん。あまりに大きな遠い存在ですが、貴重な意見を教えてくださる先輩のようでエッセイを読むと少し身近に感じられます(そういう書き方ができるところがまた素晴らしい)。その中でも何度も読み返した一冊です。
映画の感想から塩野七生の恋や仕事、生き方に対する美学が描かれていた。マリーネ・ディートリッヒ、ゲーリー・クーパー、オードリー・ヘップバーンなど、彼らが演じた役や、演じる彼ら自身についてのコメントが渋い。古い映画を見たくなった。そして、渋い人間になりたい!
有名な映画俳優をピックアップし、「人として、こうあるべき」と語っている。塩野七海さんの視点が非常に奥行きがあり面白い。
映画好きなので、塩野さんの映画話が讀めるこのエッセイはとても楽しく嬉しい。映画評ではないです。映画から、人間や社会、世界、くらしのことに話が広がって、なんというか、カフェで、教養のあるすてきな大人の女性と楽しくお話をしているような。エスプリに富んだすてきエッセイで、愛讀しています。
映画評論…ではなく、映画にまつわるエッセイ。 興味をそそられるものも有れば、 著者の感想には共感できたりできなかったりと言った具合。 映画好きは読んでみてもいいかも。
映画評論ではなくそれにかこつけた随筆 作者は司馬遼太郎と同じような位置にあるので (といってもそれをみとめないひともまた多いだろうが) 嫌うひともたくさん有るのはよくわかるが 同じ意味できらくに楽しく読める 司馬遼太郎がそうであったように 歴史小説家の随筆を国家日本の指標と真剣丹念に読まれても困ると...続きを読むいう意味で そういうふうに思うわけだが こういうように思うのも鏡に映して区別の付かないことでもあろう そのことにわらえる程度に変わらずあって欲しいが そんな風に思えるのは「歴史」にとっては長くもあり短くもある
塩野女史がおそらく50代の頃に書かれたと思われる。映画についてのエッセイで興味深かった。昔の映画の紹介が多かったが、スタローンのランボーやダイ・ハード、プラトーンの紹介もあった。
これは単なる映画の解説ではない。節々に現れる塩野節に、微苦笑・爆笑を禁じ得ない。 それでいて、その作品への興味がむくむく沸いてくる。
塩野七生の映画に関するエッセイ集。映画評以上に内容的には膨らみがある。イタリア映画中心なのかなと思って読み始めたが、一昔前のハリウッド作品を取り上げているのが多い。ほとんど見たことのある作品なので楽しめた。 306頁
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