コンスタンティノープルの陥落

コンスタンティノープルの陥落

605円 (税込)

3pt

東ローマ帝国の首都として一千年余も栄えたコンスタンティノープル。独自の文化を誇ったこの都も、しかし次第に衰え、15世紀後半には、オスマン・トルコ皇帝マホメッド二世の攻撃の前に、ついにその最期を迎えようとしていた――。地中海に君臨した首都をめぐる、キリスト教世界とイスラム世界との激しい覇権闘争を、豊富な資料を駆使して描く、甘美でスリリングな歴史絵巻。

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コンスタンティノープルの陥落 のユーザーレビュー

4.1
Rated 4.1 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    さすがの塩野さんである。
    日々を暮らす、様々な職、年齢、立場の人々が紡ぎ出して来た歴史を、こうした臨場感を持って世界史授業でも伝えたいのだよなぁ。

    0
    2024年10月18日

    Posted by ブクログ

    トルコ、東ビザンツ帝国、ギリシア、ジェノバ、ヴェネツィア、色々な立場の人たちを証言者として物語が進行していく。
    現代にも続くキリスト教国どうしの連帯感というのは、これを読んで多少頭では理解できた。日本人にはない感覚だろうな。
    それにしても東ビザンツ帝国の皇帝は人間味があり素敵だった。気品、気さくさ、

    0
    2024年08月19日

    Posted by ブクログ

    高校生の頃に初めて読みました。
    歴史に疎い私でも読みやすかったです。
    読み終わったあと、都市の終わりと時代の転換点を目撃したような気持ちになり、少し切なくなった。

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    2022年06月09日

    Posted by ブクログ

    歴史の教科書なら、「1453年マホメッド二世、コンスタンティノープルを陥落させる」だけで終わりそうだけど、実はもちろん、それぞれの立場の人間が、いろんな思いや主義を持って、大騒ぎしていたんだなあ、って、しみじみ思った。面白かった。そして、またまた、この時代も、王様の愛人は美少年(^-^)

    0
    2021年07月18日

    Posted by ブクログ

    (イタリアルネサンスの原本)
    塩野七生氏の著作は「国家の経営」がテーマ
    イタリア・ローマの歴史を描きながら、その目は「日本の国家経営=政治」がより良くなるようにとの未来へ向けられている
    コロナ禍にあって日本の国家経営が厳しく問われている
    単なる批判ではなく、より良くする英知を集めよ

    歴史は人物の評

    0
    2021年05月09日

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