晏子(一)

晏子(一)

小説・文芸
781円 (税込)

3pt

強国晋を中心に大小いくつもの国が乱立した古代中国春秋期。気儘な君公に奸佞驕慢な高官たちが群れ従う斉の政情下、ただ一人晏弱のみは廟中にあっては毅然として礼を実践し、戦下においては稀代の智謀を揮った。緊迫する国際関係、宿敵晋との激突、血ぬられた政変……。度重なる苦境に晏弱はどう対処するのか。斉の存亡の危機を救った晏子父子の波瀾の生涯を描く歴史巨編。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

晏子 の一覧

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 晏子(一)
    781円 (税込)
    強国晋を中心に大小いくつもの国が乱立した古代中国春秋期。気儘な君公に奸佞驕慢な高官たちが群れ従う斉の政情下、ただ一人晏弱のみは廟中にあっては毅然として礼を実践し、戦下においては稀代の智謀を揮った。緊迫する国際関係、宿敵晋との激突、血ぬられた政変……。度重なる苦境に晏弱はどう対処するのか。斉の存亡の危機を救った晏子父子の波瀾の生涯を描く歴史巨編。
  • 晏子(二)
    781円 (税込)
    太公望以来の斉の悲願、東方の国、莱の併呑。その重責を一身に負った将軍晏弱は僅か五千の兵でそれを成し遂げると宣言した。迎え撃つ莱の智将王湫は一万の精兵を束ね、虎視眈々と斉軍の到来を待ち受ける。圧政に苦しむ敵国の民。彼らの命を何よりも尊ぶ人倫の人、晏弱のとった戦略は凡百の策士には及びもつかぬ大胆なものだった。策略と計略が水面下で激しく交錯する緊迫の第二巻。
  • 晏子(三)
    781円 (税込)
    晏弱は死んだ。斉は偉大なる英傑を失った。幼少よりその天才を発揮した息子晏嬰は古礼にしたがって三年に及ぶ篤い服喪に入った。斉は周王朝の意志を奉じて魯の攻略を繰り返す。魯は援軍をもとめ、晋傘下の十二か国の大連合軍が魯のために集結した。襲いかかる連合軍の怒濤の駆塵。軍師も軍略もない斉軍は連合軍の猛攻をどう凌ごうというのか……。話題の歴史巨編、絶体絶命の第三巻。
  • 晏子(四)
    880円 (税込)
    崔杼は慶封と手を組み君主を弑した。一旦は崔杼の専制が成ったかにみえたが、崔氏は分裂崩壊し、代わった慶氏も謀せられた。脆弱不安の政情下、晏嬰は天の意志、民の声を全うしうるのか。後代、司馬遷がその御者になりたいとまで敬慕した晏嬰。彼の毅然たる進退の冴えは、様々な組織に生きる我々現代人にも深い感銘を与えるだろう。稀代の聖人の人生の哲理を捉えた巨編、堂々の完結。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

晏子(一) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    晏子の言行録から得られる人となりを、まごころを通じて体現した小説。宋の公子として生まれたために亡命を余儀なくされた晏子。斉では不遇であったが戦略眼で国難に立ち向かう、といったところでしょう。ここでいう晏子は晏弱です。宋は殷の子孫なので子弱、晏に領地をもらったため晏氏となりました。全てを失った男の決死の覚悟が突き動かしたものは!?

    0
    2022年01月01日

    Posted by ブクログ

    全体の感想は最終巻に記載したい。

    だが、流れるような言葉と描写は流石と感じた。

    第二巻も期待して読みたい。

    0
    2021年01月02日

    Posted by ブクログ

    <文庫全4巻を通してのレビュー>

    強国晋を中心に大小いくつもの国が乱立した古代中国春秋期。
    気儘な君公に奸佞驕慢な高官たちが群れ従う斉の政情下、ただ一人晏弱のみは廟下にあっては毅然として礼を実践し、戦下においては稀代の智謀を揮った。
    緊迫する国際関係、宿敵晋との激突、血ぬられた政変・・・・・度重なる苦境に晏弱はどう対処するのか。


    面白いです。
    今まで読んだ、「王家の風日」「沙中の回廊」「孟夏の太陽」この3作品と並ぶぐらいに傑作です。

    斉の国の晏弱・晏嬰父子を「嬰子」として描いた作品であり、父子ともに生き方が爽快で、名臣中の名臣といえます。
    父の晏弱と交流の深かった南郭偃と蔡朝、そして晋の郤至も見事な人物で、雄が雄を知ることの喜びを分かち合えたのだと思います。
    物語前半の晏弱が将軍となって出撃した莱の戦は痛快でした。お見事!としか言いようがありません。

    そして晋との戦いの中にあって、静かに粛然と亡父・晏弱の喪に伏していた晏嬰。
    生涯、毅然とした言動と礼を重んじる晏嬰の活躍は、もうすでに他国にも知れ渡っていたはずであり、斉という国が春秋時代に生んだ最高の人物でしょう。
    相手がたとえ君主であろうが、諌めるときはきちんと諌める。
    簡単なようで難しいことであり、諫言したことによって殺される人も多かった中で、晏嬰は何よりも社稷を重んじ礼を重んじることにより、人臣からの圧倒的な支持を得ました。
    最後まで驕ることのなかった晏弱・晏嬰父子、その生き様に感服です。

    晋の士会と並んで、晏子が大好きです。

    0
    2019年03月29日

    Posted by ブクログ

    前半は父の晏弱、後半は息子の晏嬰の話し
    話しの流れとしては武人だった晏弱の部分が面白いけど、深いのは晏嬰の部分かなぁ…

    0
    2012年04月26日

    Posted by ブクログ

    一度読んだときに父親に惚れ、三度読み直したときに息子にやられました。ふと、晏子親子に会うために読み替えしたくなる物語です。

    0
    2011年11月18日

    Posted by ブクログ

    個人的に、最初の宮城谷昌光さんの本です。
    この本を読んでから、宮城谷昌光さんの本を総なめしました。
    今でもときどき読み返したくなる本です。
    親子2代にわたる物語で、歴史的に有名なのは子供の方ですが、個人的には親の方の物語に魅力があるように感じました。

    0
    2011年10月01日

    Posted by ブクログ

    宮城谷昌光さんの作品の中でベストと言っていいでしょう。晏子と聞いて、まさか父親の代から物語が始まるとは!しかも、ストーリーとしては、父、晏弱の方が面白いかもしれません。少しづつ頭角を現しながらも、人として男として屹立している姿にしびれます。

    0
    2010年12月05日

    Posted by ブクログ

    人は自分では到底敵わない行ないを為す者に対して尊敬の念を抱くもので、辛い修行を行なった僧に対して敬虔な気持ちを抱くのもそれである。その伝で行くと晏嬰という人物は聖人である。現代日本人は、どうも富貴を善しとし、成功者への志向が強く、自己喧伝に巧みであろうとする。これは先の大戦後にアメリカ的な物の考えが刷り込まれた故もあろうが、元来人間には欲があって、矢張りそれを抑える事が中々出来ないので、それを行なえる人物が尊敬される事は自明であるし、吾身の行く末を考えず諫言し得る点についても、例えば会社で上司に、その誤りを正すべく発言出来得るかと考えた時に、どうしても長い者に巻かれろ的な行動に出てしまっているのが普通の在り方だ。そういう意味で晏嬰の物語は、人生の規範と成る物であり、銘とすべき物語なのだ。父の晏弱も知仁の人であったが、どうしても巧将という感があって、物語としての面白さは父・晏弱にあれど、人としてのあり方に感動させられるのは晏嬰の方であった。

     ここでは晏子(晏弱~晏嬰という親子)を描きながらも、春秋時代の中国の様々な人物群を判り易く整理して描かれてあって、春秋時代について読みながら晏子の物語りを読み、晏子の物語を読みながら春秋時代について読むという事になるのである。つまり人は時代と無関係で無いと云う事なのだが、時代とは環境とも言えて作中に「橘化して枳となる」という言葉の語源となった挿話が出て来るが、晏子を産んだ時代・環境に比べて、現代はどうなのか?、紀元前の時代に比べて、成る程、色々な事物が発明、発見されて一見進歩を辿っているように見えるが、人間そのものの行動について、例えば政治を司る人間を見るに、この物語の登場人物達より、今の政治家が進歩していると言えるのか?人間というのは、どんな年月が経てもそう容易く進歩するものではないのではないかと思われて、少し暗澹たる気持ちになった。

    0
    2010年06月06日

    Posted by ブクログ

    社稷を主とす-この時代には新しい思想を実行したことが興味深かった。君主が神ではなくなり、民の新しいよりどころが必要となったのが、晏嬰の生きた時代だったのだろうか。そして最も魅力を感じたのは崔杼。宮城谷氏の作品を読むと、悪人とされている人物でも実は歴史の敗者で、本来は魅力ある人物だったのではないか、と思われる人物に多々めぐりあう。崔杼もそのひとり。晏弱と晏嬰親子を輝かせたのは、崔杼ではないか、と思われる。晏弱の死後かれの手腕がフルに発揮できていたなら、と残念であるし、晩年の事件の苦悩と晏嬰が見抜いた崔杼の運命がとても切ない。そしてその事件こそがクライマックス。

    0
    2010年05月18日

    Posted by ブクログ

    何度も読み返してボロボロになり、何度も買いました。それだけ面白く、感動します。

    <2015年3月25日追記>
    何度目かの再読。断道の会に出席するまでのスリリングな展開は、何度読んでも面白くドキドキする。そして結末は判っていても崔杼の魅力的なこと...。
    デジタル文庫に入れたので、いつでも読めるのが嬉しい。

    0
    2015年03月25日

晏子(一) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

宮城谷昌光 のこれもおすすめ

晏子 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す