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崔杼は慶封と手を組み君主を弑した。一旦は崔杼の専制が成ったかにみえたが、崔氏は分裂崩壊し、代わった慶氏も謀せられた。脆弱不安の政情下、晏嬰は天の意志、民の声を全うしうるのか。後代、司馬遷がその御者になりたいとまで敬慕した晏嬰。彼の毅然たる進退の冴えは、様々な組織に生きる我々現代人にも深い感銘を与えるだろう。稀代の聖人の人生の哲理を捉えた巨編、堂々の完結。
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Posted by ブクログ
痛快な前半2巻と、心の強さ・優しさを感じる後半2巻。 主人公は僕も読むまで知らない人物だったけど、内容も量も読み応えがあって良かった。 孟嘗君、楽毅と続けて読んだけど、どんどん作品にはまっていく。
春秋戦国時代の斉の宰相の話です。歴史から生き方を学ぶといいますが、考えさせられる物語ですね。來の国を領土としたやり方、「社稷を主とす」という言葉は名言ですね。どんな時代にもぶれない生き方をしていきたいものです。
現在でも墓所に花が途絶えることが無いと言われるほど、敬愛されている晏嬰。この巻は何度も読み直してしまいます。
晏弱晏嬰親子二世代のお話。 もう、本当に最初から最後まで感動しっぱなしの作品でした。 こういう風に生きたいもんです。 無血開城した男。
登場人物の解像度が高く、現代の日本に生きる自分とは大きく環境も時代背景も異なる長編は読み応えがあった。自分だったらどう考えどう行動するかを考えながら読むと深く味わえる小説であった。 長編を読み切ったが、巻末解説の以下の一文が全てを表しているように感じる。 ・ゆっくりやりなさい。疾く走っても、かならず...続きを読むしも生きられるわけでもなく、ゆっくり走っても、かならずしも死ぬわけではない。
ひとたび小さな声を発しても国の隅々までその声が伝わる。君主でされも憚られる小さな大声。声を上げなくてもそのたたずまいから国中ににらみを効かす怪人。沈みゆく国を背負い聖人となって何を見るのか。
目まぐるしい政変の傍らで、何人殺されても同じ言葉を刻む史官のエピソードが印象的。 晏嬰の筋の貫き方も、対比の中で、一層、際立つのか。 大義、歴史、民、幅 ――― 考えさせられることが多い。
崔杼が謀反を起こしたが没落し、晏子が宰相となる。 1巻から登場し、晏弱を認めていた崔杼は憎めない人物で、展開が残念だった。 全体的に時代の流れが分かりやすく、晏子の逸話が丁寧に織り込まれ、読んでいて楽しかった。
宮城谷昌光さんとの出会いの一冊です。 それ以来、夢中になりました。 そんなこともあり、新鮮さも手伝い、思い出の一冊です。 どの本から入っても、面白いと思います。 天空の舟、重耳、晏子が私のベスト3です。
中国春秋時代に生きた篤実と正義の政治家、晏子の物語。ヒーロー伝ではなく、宰相として、参謀として、そして人として、どう生きるか、が描かれている。史実や歴史書などの多くの情報に支えられた宮城谷昌光さんの文章。司馬遼太郎さんの後継者一番手と感じる。
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