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Posted by ブクログ
介子推。
宮城谷さんの小説『重耳』を読まなければ、その名前すら知らず、興味を持たなかった。
権力欲とは別の場所にいて、そして、賢母の助力もありながら、神になった人物。
「人から何かを得ようとするのであれば、その人にまず与えなければなりません。救ってもらいたいなら、まず救ってあげることです。」
「竜は天にのぼらんと欲し、五蛇は輔をなす。竜はすでに雲にのぼり、四蛇はおのおの宇にはいるも、一蛇は独り怨み、ついに処るところをみず」
幾多の困難とその功績は史書の中には詳しく記載されてないという。
しかし、晋の文公が介子推に対する、行動が民の心を打ち続けたのだろうと感じた。
中国の伝説は高尚な人な人が多い
なぁ、と感じます。
介子推は強くて高潔でまさに仙人みたいなひとでした。
その潔い生き方には心が洗われます。
でも、他の宮城谷作品にくらべると、
物語の流れで盛り上がりに対して、
介子推がどんどん盛り下がっていくので(笑)
爽快感が物足りないです。
勢いのある最後ではありませんが、
そこには、
欲にまみれた人間社会から、
少し遠ざかることができるような、
清涼感があります。
次は重耳が読みたくなりました。
実は先に重耳を読んだ方が面白いです。
介子推はスピンオフみたいな感じなので。
ぜひ、電子化をお願いします!!!
Posted by ブクログ
『重耳』を読んで興味を持った介子推。
中国・春秋時代、賤臣として、重耳が晋の王位(文公)につくまで19年に及ぶ苦難の亡命生活に従い重耳を陰から助けた介子推。
人知れず尽力した介子推の功績は重耳に届くことはなく、論功行賞の対象にはならず、功臣の要求に応じて論功行賞を行ったりそれどころかそれまで命を狙っていた者も受け入れるという重耳に失望したということです。
認められなかったことではなく、敬愛する主君への失望から、故郷の山へ去ってしまう介子推。
生きのびるのが精一杯の想像を超える苦難を乗り越えたのに、19年も、それはもうやってられないですよね。
なんだか哀しい。
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