介子推

介子推

803円 (税込)

4pt

山霊がつかわした青年、長身清眉の介推は、棒術の名手となって人喰い虎を倒した。やがて、晋の公子重耳に仕え、人知れず、恐るべき暗殺者から守り抜くが、重耳の覇業が完成したとき、忽然と姿を消した。名君の心の悪虎を倒すために……。後に、中国全土の人々から敬愛され神となった介子推を描く、傑作長編。

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介子推 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    介子推。

    宮城谷さんの小説『重耳』を読まなければ、その名前すら知らず、興味を持たなかった。

    権力欲とは別の場所にいて、そして、賢母の助力もありながら、神になった人物。

    「人から何かを得ようとするのであれば、その人にまず与えなければなりません。救ってもらいたいなら、まず救ってあげることです。」

    0
    2021年08月06日

    Posted by ブクログ

    かっこいい!人を信じ大切にするってどういうこと、そのひとつの答えに見える。中国でも最も有名な英雄のひとりだし、残ってるエピソードでも元から信義の人なんだけど、こうやって細やかに、心境もいっしょに描いてくれると、隣に立ちあがってくるかのようで、幸福な余韻が残る。幸福というよりは切なさだけど、でもこんな

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    何度も読み返しては、こみ上げるものを抑えられません。剣でなく戟でもなく、一本の棒をふるう。神速の風は、ただひたすら君主を守るための清らかな力。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    宮城谷氏の多くの作品では、主人公格は君主や宰相といった、国政を左右する立場の人間であることが多いため、このように最後まで下っ端だった人間を描いているこの作品は、その意味で新鮮である。春秋戦国のダイナミックさからは離れた、非常に純粋で美しい作品である。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    人生のバイブル(大げさ?)。


    主人公の介推があまりにも潔白すぎる印象はあるけれども、「こんな風にすがすがしく、潔く行きたい!」と思わずにはいられません。
    この作品がきっかけで宮城谷昌光氏の作品を読むようになりました。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「重耳」に関わるもう一人の人物・介子推の物語。命をかけて重耳に仕えその身を守りながら、功績を認めてもらえなかったその瞬間の彼の絶望はどれほどだったのか。切なくなりますね。重耳を行動で諌めたといえる人だと思います。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    春秋時代の覇者の一人「重耳」を影で支えた棒の達人「介子推」をかいた本なり。
    介子推の清廉な様は男として惚れ惚れするものがあるなり。
    この本で宮城谷昌光先生の作品に魅了されてしまったなりよ。

    0
    2009年10月04日

    購入済み

    中国の伝説は高尚な人な人が多い

    なぁ、と感じます。
    介子推は強くて高潔でまさに仙人みたいなひとでした。
    その潔い生き方には心が洗われます。

    でも、他の宮城谷作品にくらべると、
    物語の流れで盛り上がりに対して、
    介子推がどんどん盛り下がっていくので(笑)
    爽快感が物足りないです。

    勢いのある最後ではありませんが

    1
    2013年05月16日

    Posted by ブクログ

    『重耳』を読んで興味を持った介子推。
    中国・春秋時代、賤臣として、重耳が晋の王位(文公)につくまで19年に及ぶ苦難の亡命生活に従い重耳を陰から助けた介子推。
    人知れず尽力した介子推の功績は重耳に届くことはなく、論功行賞の対象にはならず、功臣の要求に応じて論功行賞を行ったりそれどころかそれまで命を狙っ

    0
    2024年03月01日

    Posted by ブクログ

    山霊がつかわした青年、長身清眉の介推は、棒術の名手となって人喰い虎を倒した。
    やがて、晋の公子重耳に仕え、人知れず、恐るべき暗殺者から守り抜くが、重耳の覇業が完成したとき、忽然と姿を消した。名君の心の悪虎を倒すために・・・・・。
    後に、中国全土の人々から敬愛され神となった介子推を描く、傑作長編


    0
    2019年03月29日

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