おいしいごはんが食べられますように

おいしいごはんが食べられますように

660円 (税込)

3pt

芥川賞受賞作&30万部のベストセラー
世界各地で翻訳続々!
最高に不穏な仕事×食べもの×恋愛小説!

解説:一穂ミチ

「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」

真面目で損する押尾は、か弱くて守られる存在の同僚・芦川が苦手。食に全く興味を持てない二谷は、芦川が職場で振る舞う手作りお菓子を無理やり頬張る。押尾は二谷に、芦川へ「いじわる」しようと持ちかけるが……。どこにでもある職場の微妙な人間関係を、「食べること」を通してえぐり出す芥川賞受賞作!

共感が止まらない!
「わかりすぎてえぐい」職場ホラーNo. 1

サイコホラー小説? ミステリー小説? それとも恋愛小説? 不思議な感覚で読めた小説です。(文教堂横須賀MORE’S店/矢部直利)
喉の奥に詰め込んだ言葉や感情を吐き出したくなるような気持になった。(くまざわ書店サンシャインシティアルパ店/河口茜)
表紙・タイトルのほっこり感と内容とのギャップを、ぜひもっともっと多くの方に感じてもらいたいです。(明屋書店喜田村店/高橋杏奈)

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おいしいごはんが食べられますように のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    おすすめポイント
    ⚪︎人付き合いに疲れた、日本中の社不の皆さまへ
    ⚪︎あるある!あー!わかる!という感覚になりたい人
    ⚪︎簡単な言葉では言い表せない、言いたいしみんな思ってるんだろうけど言えない、大人社会の歪み。痒い所に手が届く感覚。うーん、絶妙です。
    ⚪︎他のみんなの感想読んだら、百発百中で全員心

    1
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    表現が繊細で読み込むのが楽しかった。
    読者が望むようなハッピーエンドにするのではなく、「結局そうなっちゃうのか」っ言うような現実味のあるエンディングが悔しかったけど、最後の解説で「やっぱりこれは私だけが思ってるわけじゃないんだな」って、自分のもやもやの存在も肯定して貰えた気がして後味が良くなった。薄

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    人間社会の嫌なあるあるの中でも、誰が悪いとも言えないような部分を集中して書いた作品
    誰でも主観があって各々他人の為に生きているようで自分勝手な気がした
    優しい人がバカを見ているんじゃ無いかと感じた

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    ごはんほっこりストーリーでないことを知った上で読むことができた。そうであると知らなかったら、読むことはなかったかもしれない為、知れて良かったと思う。
    芦川さんのことがすごく苦手。自分が弱い存在であることを自覚しながら、その権利を堂々と振りかざす姿。更には、罪滅ぼしのようにお菓子を皆に振る舞う。仕事を

    0
    2025年11月11日

    QM

    購入済み

    うわあこんな職場やりづらいな。
    誰が悪いとかって言うよりはそれぞれの価値観って言うか、ちょっと立場弱かったり能力低い人を前にしたときどんな風な扱いをするのか、たしかに「嫌い」というのはなんか違う、でも苦手。できれば関わりたくない。
    芦川さんはまさしくそんな感じの人。
    私がもし同じ職場にいたらサッとお

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    受動的攻撃…という言葉がじわじわと浮かんできて、口の中が気持ち悪くなってたまらない様な気持ちになった。

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    やっぱりこの人の書く文を好きだなと感じた
    あまり共感したく無いけれど、共感できる部分が沢山ある人物を書くのが上手いと思う。
    割と鬱々とした話だけどすごく面白い。

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    ごはん系ほのぼの小説かと思って読み進めたら、不穏。人のお茶勝手に飲むとか何これと思って、裏表紙のあらすじ見たら芥川賞だった…そうだった…。

    文学部に行きたかったのに経済学部に行ったように、二谷は自分の主張を受け入れてもらえた経験が乏しく、親の価値観に沿って生きてきたのではなかろうか。妹が義姉にちょ

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    職場のあの何とも言えない人間関係や会社という社会の縮図をえげつない解像度で書いている、知らず知らずのうちにに飲み込んでいた違和感やあの時押し殺した感情がどっと込み上げてくるような、苦虫を噛み潰すような感覚。
    この中の誰にもなりたくないし、誰にも感情移入はできない。正義が勝つのではなく、弱い人が守られ

    0
    2025年11月27日

    Posted by ブクログ

    72点:「まあ、でも、そういう時代でしょう、今」
    「わかってます。でもむかつくんです」

    よくあるようなことを意地悪い目線で描写しながらブンガクっぽい文章を連ねていく純文学、という感じで読み進めていて、こういうのってエッセイコミックとかのほうが解像度高いような気がするし、単純なおもしろさもそっちの方

    0
    2025年11月23日

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