水たまりで息をする

水たまりで息をする

550円 (税込)

2pt

ある日、夫が風呂に入らなくなったことに気づいた衣津実(いつみ)。夫は水が臭くて体につくと痒くなると言い、入浴を拒み続ける。彼女はペットボトルの水で体をすすぐように命じるが、そのうち夫は雨が降ると外に出て濡れて帰ってくるように。そんなとき、夫の体臭が職場で話題になっていると義母から聞かされ、「夫婦の問題」だと責められる。夫は退職し、これを機に二人は、夫がこのところ川を求めて足繁く通っていた彼女の郷里に移住する。そして川で水浴びをするのが夫の日課となった。豪雨の日、河川増水の警報を聞いた衣津実は、夫の姿を探すが……。女性が主体として生きていくことの難しさを描いた物語。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    集英社文庫
  • タイトル
    水たまりで息をする
  • タイトルID
    20089149
  • 電子版発売日
    2024年06月20日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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水たまりで息をする のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    フィクションだけどこれが今を生きる私たちの現実だなと思った。
    賃貸マンションに住んでいるとご近所さんを気にしないし、街中を歩いていて変わった人がいてもその場では気になるものの翌日には記憶から消える。
    旅行などで田舎に行く時、空気が美味しいとか、深く呼吸ができてそれだけで充実感を味わうのは、きっと都会

    0
    2026年05月24日

    Posted by ブクログ

    夫がある日からお風呂に入らなくなる話
    読み終わったあと、こわって呟いてしまった
    高瀬先生の本はどれも救いがあるようでなくてすき
    ”それがまるで愛の証明であるような気がして安心する。
    安心していると気づき、また頭の中で自分を責める。p153”

    0
    2026年05月11日

    Posted by ブクログ

    いつになったらお風呂に入らなくなった理由が明かされるのか気になり読み進めたけど結局分からず。
    でもそれでいい。引き金になるものは色々あったんだろうな。
    自分は妻という立場上、夫のことを心配した方がいいんだろうけど本当のところはどちらでも良い(パートナーとして大切に思っているけど本人がお風呂入りたくな

    0
    2026年04月17日

    Posted by ブクログ

    高瀬隼子さんを知ったのは、「おいしいごはんが食べられますように」。今回で2作目。

    以前にも思ったが、こちらの作家さんは読者との距離感が絶妙だ。読み進めていくうちに物語と現実との境目がぼやけていくが、決して足を踏み入れさせない。少し離れたところから、"あなたもこういう人間でしょ?"

    0
    2026年04月05日

    Posted by ブクログ

    序盤と終盤で不可解さや違和感の対象が移ろっていく、心に残る作品だった。

    序盤は、突如お風呂に入れなくなった夫の言動が分かりかねず、かつ最後までその背景や心理的描写がないまま、読者は疑問を抱きながら読み進める事になる。

    しかし中盤から終盤にかけて、次第に主人公である妻へと疑問の対象が移ろっていく。

    0
    2026年02月22日

    Posted by ブクログ

    社会にさも当然かのように根付く価値観を、違和感として私たちに問うてくる。
    個人の「弱さ」に対して私たちはどのように知覚し、受け止めたら良いのだろうか。

    0
    2026年01月29日

    QM

    購入済み

    おもしろい

    話題になっていたから気になって手に取ってみた。始まり方といい、途中の描写もすごく引き込まれたけどラストはちょっとよくわからなかった。急に風呂に入らなくなった夫を目の前にして、入ってほしい気持ちと、もうそれでもいいじゃない、と奥さんもどうしたらいいか途方に暮れたに違いない。心の葛藤がよく分かる内容だっ

    0
    2024年09月16日

    Posted by ブクログ

    高瀬さんの文章は本当に人間を捉える力がすさまじいなと思う。
    世の中のいろいろな小説を読んでいると、登場人物は大抵、悪人以外はまともな人間に描かれることが多く、私はたまにうっすら白けてしまうことがあるのだが、高瀬さんの作品の登場人物は誰もがみんなまともではなく、でも人間ってみんなそれぞれどっか変なんだ

    0
    2026年05月17日

    Posted by ブクログ

    文章を読んでいて何か掴めそうって思えたりもしたけど、結局何も分からないまま終わってしまった。いつかこの感情の答えが見つかるようになるのだろうか。不思議な読後感を味わえた。白黒をつけすぎないことも、きっと人間には必要なことだ。

    0
    2026年05月15日

    Posted by ブクログ

    一年以上積読にしてた本。最近父にお風呂に3日以上入らないのはちょっと…って話をしたばかりだった。この本を読んだあと父はもしかしたら…と思ってちょっと怖くなった。読むタイミングがバッチリすぎてちょっとから更に怖くなった〜

    0
    2026年05月14日

水たまりで息をする の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    集英社文庫
  • タイトル
    水たまりで息をする
  • タイトルID
    20089149
  • 電子版発売日
    2024年06月20日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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