いい子のあくび

いい子のあくび

1,760円 (税込)

8pt

芥川賞受賞第一作。
公私共にわたしは「いい子」。人よりもすこし先に気づくタイプ。わざとやってるんじゃなくて、いいことも、にこにこしちゃうのも、しちゃうから、しちゃうだけ。でも、歩きスマホをしてぶつかってくる人を除けてあげ続けるのは、なぜいつもわたしだけ?「割りに合わなさ」を訴える女性を描いた表題作(「いい子のあくび」)。
郷里の友人が結婚することになったので式に出て欲しいという。祝福したい気持ちは本当だけど、わたしは結婚式が嫌いだ。バージンロードを父親の腕に手を添えて歩き、その先に待つ新郎に引き渡される新婦の姿を見て「物」みたいだと思ったから。「じんしんばいばい」と感じたから。友人には欠席の真意を伝えられずにいて……結婚の形式、幸せとは何かを問う(「末永い幸せ」)ほか、
社会に適応しつつも、常に違和感を抱えて生きる人たちへ贈る全3話。

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いい子のあくび のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


    スマホをみながら歩いてくる人達。
    どうして前をちゃんとみて歩いてる私が
    そいつらのために避けてあげないと
    いけないんだろう。きっと今まで
    避けてもらえた事しか無いんだろう。
    避けてもらえてる事気づいていないんだろう。
    ぶつかったる。

    くううううううぅぅ!!!すっごくわかる!
    共感しちゃいけないん

    0
    2026年03月15日

    Posted by ブクログ

    面白かった!!
    スマホのながら歩きに対してはそこまで過敏に思わないけど、まっすぐ歩いてて、何故か自分だけ避ける回数が多いな、、というモヤっとと繋がる気がした。
    主人公の良い人の面を他の悪い?行為でバランスをとっているのがとてもヒヤヒヤした。

    0
    2026年02月13日

    QM

    購入済み

    おもしろい

    周りに所謂”いい人””物分かりがいい人”って思われてる人の心の底を覗いたようで、共感もしたしここまで言語化されてゾクっともした。外の顔を演じてるのはそうした方がいいと自分で思っているから。でも人間そんな常に優しい気持ちでいられない。ひどいことをしてみたくなったり心無い言葉をかけたくなったり、誰にでも

    0
    2024年09月15日

    Posted by ブクログ

    おいしいごはん〜、め生える、新しい恋愛に続いて読んだけど、なんというかずっと自分の中で静かに奥で眠っていた感情を引き出され、グワッと抉ってくる作品だった。「いい子のあくび」はもちろんだけど、「末永い幸せ」がこういう事を言葉にしたことも考えたこともなかったんだけど、すごく共感したんですけど。密かに自分

    0
    2026年03月16日

    Posted by ブクログ

    私も虫の居所が悪いと憎悪に支配されて腹の中で汚い言葉を吐いてこの世のすべてを呪ってやるみたいな気持ちになったりするけれど、もちろんそれを表に出すことはない。すべてを飲み込んでいい子を演じている。

    0
    2026年03月04日

    Posted by ブクログ

    それを感じている自分に罪悪感を覚えるから、心の表層に出さないようにしている皮肉やら嫌味やら悪意やら。
    それがメインテーマの本ってなかなかなくて、それを赤裸々に語ってくれる主人公の姿を見ていると、自分ここまで嫌なことは思ってないわって少し許された気持ちになる。

    今回の3編のなかで私が1番気に入ったの

    0
    2026年03月03日

    Posted by ブクログ

    私が最初に本に興味を持った時に読んだ1冊目。
    勢いよく読めたわけではないけど、本の中でしか得られない視点とか考えがあることを知った。
    歩きスマホは私もしてしまうことが多いけど一つのことに対してここまで深く考えて思っている人がいる。ずいぶん前に読んだ記憶を頼りにしているからまた読んで更新したい

    0
    2026年02月20日

    Posted by ブクログ

    普段は意識していなかった人間の不気味さや妬みなどがねっとりと感じられる。
    わかる!とは思わないけど、考えすぎる人の思考回路みたいなのがリアルで納得感があった。

    0
    2026年01月15日

    Posted by ブクログ

    「スマホを見ながら歩いている人は存在しないっていうことにした──」
    自分を取り巻くすべて、そして自分自身に辟易していた直子は、ある日、破滅願望とも言える行動に出る──。
    これは、閉塞された社会、抑圧された日常を生きる女性が登場する3つの短編集。
    彼女たちは現代社会を生きるわたし、あるいはあなたなのか

    0
    2025年12月27日

    Posted by ブクログ

    人によっては、捻くれて意地悪で冷たい主人公たちに思えたかもしれないけれど、私の中にも同じような、人には曝け出せない暗い感情が芽生えることがあるので、この感覚分かる、知ってる、思い当たる、でもそんな気持ち話せないと思ってたから、安心したというかそう思って良いんだとほっとした。悪態たっぷりで思わずふ、と

    0
    2025年11月22日

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