いい子のあくび

いい子のあくび

1,760円 (税込)

8pt

芥川賞受賞第一作。
公私共にわたしは「いい子」。人よりもすこし先に気づくタイプ。わざとやってるんじゃなくて、いいことも、にこにこしちゃうのも、しちゃうから、しちゃうだけ。でも、歩きスマホをしてぶつかってくる人を除けてあげ続けるのは、なぜいつもわたしだけ?「割りに合わなさ」を訴える女性を描いた表題作(「いい子のあくび」)。
郷里の友人が結婚することになったので式に出て欲しいという。祝福したい気持ちは本当だけど、わたしは結婚式が嫌いだ。バージンロードを父親の腕に手を添えて歩き、その先に待つ新郎に引き渡される新婦の姿を見て「物」みたいだと思ったから。「じんしんばいばい」と感じたから。友人には欠席の真意を伝えられずにいて……結婚の形式、幸せとは何かを問う(「末永い幸せ」)ほか、
社会に適応しつつも、常に違和感を抱えて生きる人たちへ贈る全3話。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    集英社文芸単行本
  • タイトル
    いい子のあくび
  • タイトルID
    1380291
  • ページ数
    176ページ
  • 電子版発売日
    2023年07月05日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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いい子のあくび のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大地の家族と会った日にかぶっていた猫は、
    着ぐるみどころじゃない。

    この世に存在するありとあらゆる愛らしい猫ちゃんの
    皮を全部はいできて継ぎ足して、

    それでも足りない部分は
    キティちゃんやおしゃれキャットマリーちゃんで
    補強して作った最強猫ちゃんで、

    そこにはわたしの要素はひとつもなかった。

    0
    2026年05月24日

    Posted by ブクログ

    確かにあるのだけど、見えないことにしていた方が、あえて言語化しない方が楽に生きられるであろう感情を、これでもかというほど言葉にされた感覚
    共感するごとに心がざらざらになる

    0
    2026年04月18日

    Posted by ブクログ


    スマホをみながら歩いてくる人達。
    どうして前をちゃんとみて歩いてる私が
    そいつらのために避けてあげないと
    いけないんだろう。きっと今まで
    避けてもらえた事しか無いんだろう。
    避けてもらえてる事気づいていないんだろう。
    ぶつかったる。

    くううううううぅぅ!!!すっごくわかる!
    共感しちゃいけないん

    0
    2026年03月15日

    Posted by ブクログ

    面白かった!!
    スマホのながら歩きに対してはそこまで過敏に思わないけど、まっすぐ歩いてて、何故か自分だけ避ける回数が多いな、、というモヤっとと繋がる気がした。
    主人公の良い人の面を他の悪い?行為でバランスをとっているのがとてもヒヤヒヤした。

    0
    2026年02月13日

    QM

    購入済み

    おもしろい

    周りに所謂”いい人””物分かりがいい人”って思われてる人の心の底を覗いたようで、共感もしたしここまで言語化されてゾクっともした。外の顔を演じてるのはそうした方がいいと自分で思っているから。でも人間そんな常に優しい気持ちでいられない。ひどいことをしてみたくなったり心無い言葉をかけたくなったり、誰にでも

    0
    2024年09月15日

    Posted by ブクログ

    *********************************************
    歩きスマホをする人をよけないで「ぶつかったる」
    “割の合わなさ”に抵抗を試みては辻褄を合わせる、
    日常に潜む不条理を抱える直子[いい子のあくび]
    職場のデスクに創業者のフィギュアを置き、
    そこにお菓子を「お供

    0
    2026年05月17日

    Posted by ブクログ

    いい子を演じていても、いい子であっても、あくびという反射的な高度、また弛緩する行動が出てしまうというような意味で、題名を受け取りました。あくび的な行動というのが、出てしまうというか、必要というか。だから、主人公の行動を理解できる。非常にリアルな感じで楽しく読めました。

    0
    2026年05月14日

    Posted by ブクログ

    読んでていい気はしない。だって自分の嫌な部分を突きつけられているように感じるから。
    私もいつかこの主人公のような結末をむかえてしまうのでは?と考えるとこわいし、でもやっぱりスマホ見ながら歩いているやつが悪い、そいつがこけたりケガしたりしてもしらねーよって思う。

    0
    2026年04月25日

    Posted by ブクログ

    ながらスマホはダメなこと、と認識されているにも関わらず、まっすぐ前を見て歩いてよけなければよけなかった方が悪いのか?
    正しいことをしている人が、馬鹿を見ることが往々にある世界。
    その小さな反発が緻密に描かれていた。

    中学生に共感して、そう思いますとリプして、返信があってブロックされてる感じ、リアル

    0
    2026年04月16日

    Posted by ブクログ

    おいしいごはん〜、め生える、新しい恋愛に続いて読んだけど、なんというかずっと自分の中で静かに奥で眠っていた感情を引き出され、グワッと抉ってくる作品だった。「いい子のあくび」はもちろんだけど、「末永い幸せ」がこういう事を言葉にしたことも考えたこともなかったんだけど、すごく共感したんですけど。密かに自分

    0
    2026年03月16日

いい子のあくび の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    集英社文芸単行本
  • タイトル
    いい子のあくび
  • タイトルID
    1380291
  • ページ数
    176ページ
  • 電子版発売日
    2023年07月05日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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