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Posted by ブクログ
とても良かった。徳川家康が豊臣秀吉により関東へと移されそこで新たな都市を作る過程が描かれている。利根川を無理やり曲げることで沼のような土地だった場所を人が住めるようにし、貨幣を作ることで経済のあり方を変え、上水を整備することで多くの人が生活できるようにする。江戸城の築城にも多くの人が関わっていて、最後の章の天守閣が白の漆喰で塗られた理由(作者の考え?)が平和の象徴及びそれまでに亡くなった人への墓標というのも感慨深い。
東京の地理にもっと明るかったらもっと楽しく読めたし実際の土地へ行けたのに、残念。
1から都市を作るってすごいことでもう日本じゃぁ起きないよな。
温故知新
まさしく古きを訪ね新しきを知る。私は高校では日本史というものを履修しなかったのであまり詳しくはない。漫然と東京で暮らし、東京で働いていた。著書に出てくる登場人物のほとんどを知らなかったが、この本を通じて詳しく知りたくなった。というのも、今の東京を知っていれば、家康の偉業がどれほどのものなのか、いや、家康の家臣たちやその人足たちの努力や知恵がどれほどのものなのかまざまざと植え付けられた。特に利根川を曲げ、犬吠埼まで流すなどという発想はもはや地図を変えている。この壮大なシムシティを現実に行い、これほど先の未来を描いていたのは世界史を見てもそういないのではなかろうか。東京の様々な由来を知ることができたので、これからの散歩がますます楽しみになった。小生、27歳という若輩者ではあるが、この本にこの年で出会えたことに感謝する。
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