家康、江戸を建てる

家康、江戸を建てる

1,731円 (税込)

8pt

天正十八年、家康は関白・秀吉から関東二百四十万石への国替えを要求された。そこは、水びたしの低湿地が多い広大な土地。家臣団の猛反対をよそに「関東には、のぞみがある」と受け入れた家康。貧村・江戸を本拠と定め、街づくりに着手。利根川東遷、神田上水、江戸城築城……日本史上最大、驚天動地のプロジェクトが始まった! ピンチをチャンスに変えた究極の天下人の、面目躍如の挑戦を描く快作誕生!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

家康、江戸を建てる のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても良かった。徳川家康が豊臣秀吉により関東へと移されそこで新たな都市を作る過程が描かれている。利根川を無理やり曲げることで沼のような土地だった場所を人が住めるようにし、貨幣を作ることで経済のあり方を変え、上水を整備することで多くの人が生活できるようにする。江戸城の築城にも多くの人が関わっていて、最

    0
    2024年08月29日

    Posted by ブクログ

    何もなかった江戸の町を作るために、尽力した人たちがたくさんいたことが印象的でした。
    川を曲げたり、石を切り出して積み上げたり、何人の犠牲があったのだろう。この土地が愛おしくなりました。

    0
    2024年05月22日

    Posted by ブクログ

    短編の連作で、表題に沿ってとても読みやすく書かれていました。家康や支えていた側近、職人、二代目の秀忠まで、その人柄が手に取るように解りました。清々しい読後感に満たされました。

    0
    2022年12月31日

    Posted by ブクログ

    2021年7月16日
    鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす
    この言葉が実感できる5篇だった。
    江戸を領地とするマイナスをどうプラスに転じるのか。不可能と思うことを根気強くやり遂げる粘着気質。
    そして人を見る目。
    壮大な都市つくりをやってのける手腕にわくわくした。
    身分の低い者達が話す言葉もぞんざいだが

    0
    2021年07月16日

    Posted by ブクログ

    江戸の町ができる様子が目に浮かんできました。
    まちづくりを5話に分け、エピソードとともに語られています。
    その一つに、江戸を水浸しにしている原因は利根川だと結論づけたら、その流れを変える工事に着手するなど、応急処置ではなく恒久的な対応をして現代に至ります。
    真因を突き止めることの大事さを学びました。

    0
    2021年05月30日

    Posted by ブクログ

    各章で違う物語。それぞれの章で出てくる登場人物の掛け合いが面白い。東京の有名な地名の由来も紹介されていて、「あ、これがあそこか」という歴史の面白さを体験できるよさがある。良書。

    0
    2019年12月22日

    購入済み

    温故知新

    まさしく古きを訪ね新しきを知る。私は高校では日本史というものを履修しなかったのであまり詳しくはない。漫然と東京で暮らし、東京で働いていた。著書に出てくる登場人物のほとんどを知らなかったが、この本を通じて詳しく知りたくなった。というのも、今の東京を知っていれば、家康の偉業がどれほどのものなのか、いや、

    0
    2019年11月28日

    Posted by ブクログ

    タイトルは「家康、江戸を建てる」とありますが、歴史の中に埋もれた職人さんたちのお話です。利根川の東遷事業や貨幣鋳造のお話など、江戸時代初期の街づくりがどのように行われていったのかがわかります。
    利根川東遷事業が行われていなければ2019年の台風被害でさらに甚大な被害が出ていたかも知れないと思うと、先

    0
    2019年10月17日

    Posted by ブクログ

    「家康」自身の話ではなく
    「家康」の命で江戸の町を作った男たちの連作
    利根川や荒川の付替えをした人
    小判の鋳造をした人
    江戸城のための石を切った人
    神田上水を引いた人
    江戸城の天守を作った人

    0
    2018年04月07日

    Posted by ブクログ

    東京の基礎を作った家康と、各自の技能・想いを街造りに生かした人物たち。
    関東のさまざまな土地の由来や歴史を知る事ができた。その場所に住んでいながら知らない事って多いなと思う。

    ・江戸湾に注ぐ利根川の流れを茨城方面に変更。
    ・井の頭から遥々引いた飲み水、堀の上に通した水道橋。
    ・伊豆から切り出した石

    0
    2025年06月20日

家康、江戸を建てる の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

門井慶喜 のこれもおすすめ

家康、江戸を建てる に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す