塩野七生のレビュー一覧

  • レパントの海戦

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    1571年西欧連合艦隊は無敵トルコを打ち破った
    コンスタンティノープルの陥落から118年
    同時に地中海の時代から大西洋の時代に変わっていった

    戦闘は西欧軍の圧勝 日本海海戦のよう
    ベネチアの地中海覇権を辛くも守れたが
    もはや単独ではなく、スペイン王が主体である
    これも世界史の変遷の一コマ

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    2021年05月09日
  • ロードス島攻防記

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    塩野七生氏 海戦三部作の第二

    ベネチアの高い技術力 造船・築城
    国家経営もそうだが。高い知力が不可欠
    教育・人材育成システムは?

    ロードス島の城壁を強化
    トルコ スレイマンの勝利
    騎士の時代の終わりの始まり

    塩野七生氏の歴史観
     歴史は物語である
     近代歴史は科学であろうとして痩せていった
     ベネチアの歴史の教訓は現代日本へのもの

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    2021年05月09日
  • コンスタンティノープルの陥落

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    (イタリアルネサンスの原本)
    塩野七生氏の著作は「国家の経営」がテーマ
    イタリア・ローマの歴史を描きながら、その目は「日本の国家経営=政治」がより良くなるようにとの未来へ向けられている
    コロナ禍にあって日本の国家経営が厳しく問われている
    単なる批判ではなく、より良くする英知を集めよ

    歴史は人物の評価を一変させる力を持っている
    コンスタンティノープルの陥落は
    マホメット二世を英雄に変えた

    最後の皇帝は高貴
    人は己以外の者のために、死を受け入れる覚悟が必要

    ベネチアのガバナンス
    国政を担う「貴族」 政治の権利と国難に向かう義務

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    2021年05月09日
  • 人びとのかたち

    mac

    ネタバレ

    映画は人生の参考書

    一部ご紹介します。
    ・「つかの間の幸せ、それを捉えるんだ」
    ・詩とは、理解するものではなく感じ取るもの。
    ・すべてのことには多方面からのアプローチがあって、一面からとらえて分かった気になるのは、頭脳の怠慢である。他人の考えを疑いもせずに受け入れれば、悪い意味での大衆に成り下がってしまう。
    ・十分な理解を求めれば求めるほど、与えなければならない情報は増えてくる。
    ・人は、理解されていると感じさえすれば正道に戻れ、能力も発揮できるものだ。
    ・人間性への洞察力とは、人間性を優しく見ることと、人間性を直視することである。
    ・休暇を魅力的になるために使う。山のように映画を観まくるのもいい。読書も慣れだから、やがて面白くなる。地図や美術書を持ち出して、これらを参照しながら読むとなお良い。この方法は読み返しにも効果ありだ。
    ・ときには何もかも忘れて夢を見るのは、子供よりも大人に必要だ。
    ・有効に使った一日の終わりには、快い眠りが訪れるのに似て、有効に使った一生の終わりには、快い死が訪れる。
    ・無理しない範囲で求められる家に満足して、それ以外の機能は他で求めた方がいい。庭が無ければ、素晴らしい庭園を持つ旅館に泊まる。広い書斎が無ければ、近くの公営図書館を活用する。大帝国ローマの都会の住民もウサギ小屋に住んでいた。ローマの公衆浴場テルマエは、銭湯のみならず、プール、マッサージ、スポーツジム、遊技場、そして書斎を兼ねていた。

    #タメになる #深い

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    2022年09月30日
  • マキアヴェッリ語録

    mac

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    現実の厳しさ

    一部ご紹介します。
    ・人間にとって、いかに生きるべきかということと、実際はどう生きているかということは、大変にかけ離れているのである。
    だからこそ人間いかに生きるべきか、ばかりを論じて現実の人間の生きざまを直視しようとしない者は、現に所有するものを保持するどころか、全てを失い破滅に向かうしかなくなるのだ。
    なぜなら、なにごとにつけて善を行おうとしか考えない者は、悪しき者の間にあって破滅せざるを得ない場合が多いからである。
    ・天国へ行くのに最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである。
    ・人間というものは、自分を守ってくれない、誤りを正す力も無いものに忠誠であることはできない。
    ・武力がなければ法を守らせることはできない。
    ・武力のある者が、武力を持たない者に服従することはありえない。
    ・結果さえよければ、手段は常に正当化されるのである。
    ・事が祖国の存亡を賭けている場合、その手段が、正しいとか正しくないとか、寛容であるとか残酷であるとか、賞讃されるものか恥ずべきものかなどについて、いっさい考慮する必要はない。なににもまして優先さるべき目的は、祖国の安全と自由の維持だからである。 
    ・次の二つのことは、絶対に軽視してはならない。
     第一は、忍耐と寛容をもってすれば、人間の敵意といえども溶解できるなどと、思ってはならない。
     第二は、報酬や援助を与えれば、敵対関係すらも好転させうると、思ってはいけない。  
    ・中ぐらいの勝利で満足する者は、常に勝利者であり続けるであろう。  
     反対に、圧勝することしか考えない者は、しばしば、陥し穴にはまってしまうことになる。 
    ・やった後で後悔するほうが、やらないことで後悔するよりもずっとましだ。
    ・私は慎重であるよりは果敢である方がよいと断言する。なぜなら運命の神は女神なのだから。運命は女性に似て若者の友である。若者は思慮に富んでいないがために後々のことなど考えず、より大胆に、より激しく行動し運命の神に対して主導権を得ようとするからである。

    #タメになる

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    2022年09月30日
  • 十字軍物語 第四巻―十字軍の黄昏―(新潮文庫)

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    フリードリヒ二世キター!(本来は、こっちを咲に読むべきだったんだなと)

    それにしても、ローマ法王からハモンされ、十字軍と公認されなかった第六次十字軍におけるフリードリヒ二世が交渉で求める者を全て手に入れたにもかかわらず、余計な十字軍をして、何一つ手に入れられなかったどころか、全てを失うきっかけを作ったルイ九世が「聖王」とはね・・・・・・

    そして、マムルーク朝がでてくる。ナポレオンがエジプトに攻め込むまで続くマムルーク朝が。

    それにしても、そこまでして異教徒を全て海に追い落としたはずなのに、異教徒同士の商売どころかキリスト教とのエルサレム巡礼まで復活しているのを見ると、何のためにおびただしい人命が失われたのだろうか?と思わざるをえない。

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    2021年03月28日
  • 十字軍物語 第三巻―獅子心王リチャード―(新潮文庫)

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    三次、四次、五次十字軍。

    「獅子心王」リチャードのでてくる第三次。
    気がついたらヴェネチアの術中には待って行き先の変わった第四次。
    キリスト教側もイスラム教側もぐだぐだで元の木阿弥となった第五次。

    もっと主面白いのは第四次だと思っていたが(海の都物語)獅子心王リチャードすげーのな!!
    そして、歴史的に考えて興味深いのは第五次。
    イスラム側の(最初、または二度目の)講和申し入れを受け入れてエルサレムの「返還」を受け入れていたら、そのあと歴史はどうなったのかしら??

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    2021年03月20日
  • 小説 イタリア・ルネサンス(1~4)合本版(新潮文庫)

    nob

    購入済み

    名作

    ファンとして、ほぼ全ての作品を読ませていただきましたが、名作でした。
    (作中のマルコのように)感想など述べられない。

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    2021年03月18日
  • 十字軍物語 第二巻―イスラムの反撃―(新潮文庫)

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    これでもかこれでもかと弱体化していく十字軍諸国だが、それでも活躍するヒトが出てきたり、イスラム側の問題もあって、アレ?これエルサレム陥落しなくね?と思わせておいて、280頁以上読ませてから出てくるサラディンがあっという間にエルサレムを・・・

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    2021年03月13日
  • 十字軍物語 第一巻―神がそれを望んでおられる―(新潮文庫)

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    十字軍第一世代、キャラがたっておもしれえ!
    しかし、聖職者と騎士と商人では三位一体とは成れない。よって、この十字軍諸国の寿命は・・・

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    2021年02月28日
  • 小説 イタリア・ルネサンス1―ヴェネツィア―(新潮文庫)

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    ローマ人の物語以来、ひさしぶりに塩野先生の本を開きました。地中海世界を舞台に、ヴェネツィア、トルコを舞台に絢爛豪華な政治、友情、恋愛が繰り広げられます。美しい情景描写の中に人間の弱さや欲望が見事に描かれており、最後まで一気に読めます。コンスタンティノーブルの陥落や、レパントの海戦などに連なるお話としても楽しめます。

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    2021年02月21日
  • 皇帝フリードリッヒ二世の生涯(上)(新潮文庫)

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    塩野さんの作品はほんとに登場人物が魅力的に描かれていて確実に惚れますね笑
    冗談はさておき、日本の政治家さんたち、塩野さんの作品を読んで政治とはこういうことなのよっていうことをちゃんと学んで欲しい!
    続きが楽しみです。

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    2021年02月19日
  • ロードス島攻防記

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    中世で数限りなく起こったキリスト教勢力とイスラム教勢力の戦いの一つの解説だが、一部、塩野先生好みの歴史小説めいた部分もある。
    戦いの解説とはいえ、実際に放火が交えられるのは半分を超えた後であり、それまでは歴史状況の説明や防衛側の防衛強化の方策などの説明が入る。
    また、この時期に登場した大砲により、それまでは城塞の防御力の象徴であった城壁の高さが却って攻撃側のメリットに転じるあたりはわかりやすく、例えば我が国の大坂の陣での天守閣への大砲直撃のエピソードなどを想起させられた。

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    2021年02月16日
  • ローマ世界の終焉──ローマ人の物語[電子版]XV

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    パクス・ロマーナまでは一気に、夢中で読める。賢帝の世紀、ダキア戦記(トライアヌス円柱)で、自分はダレる。放置して、内容を忘れて、また一巻から。それが二回。三回目は、思い切って、トライアヌス円柱を斜めに読み飛ばした。あとは順調に最終頁へ。塩野さんには、ただただ脱帽して、感謝するばかり。

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    2021年01月20日
  • ハンニバル戦記──ローマ人の物語[電子版]II

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    起伏があまりない語り口調により、歴史を語る上で重要と思う客観性を感じることができる一方で、塩野七生の主張が適切に散りばめられている。
    本巻では、ハンニバルと、その弟子と評しているスキピオとの対決が見どころ。また、巻中2度も記されている、ロードス島で交わされたというハンニバルとスキピオの会話も面白い。

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    2021年01月20日
  • 小説 イタリア・ルネサンス3―ローマ―(新潮文庫)

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    2021/01/19塩野七生イタリア・ルネサンス
    ①ヴェネツィア②フィレンツェ③ローマ④ヴェネツィア
    1571年10月07日レパントの海戦に至る16世紀ヴェネツィア興隆史

    サイズは小さいヴェネツィアもローマ法王、スペインに次ぐ地位を確保していた
    東にトルコと争いつつ、長く「地中海の覇権」を保持した「国家経営の秘訣」が
    塩野七生氏の造詣を踏まえつつ、司馬遼太郎的歴史小説として書き下ろされた

    「国家リーダー」候補を見いだし、育成する
    ヴェネツィアはそこに国家の命運の鍵を見出し、莫大なエネルギーを投入した
    そのかいがあって、ヴェネツィアは長期の命を保持することが出来た
    作者塩野七生氏はその歴史の教えを、現代の日本に伝えたいとの使命感を感じる本書
    国家・国民に殉じる覚悟のエリート・リーダーなき組織は滅ぶしかない

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    2021年01月19日
  • 小説 イタリア・ルネサンス4―再び、ヴェネツィア―(新潮文庫)

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    2021/01/19塩野七生イタリア・ルネサンス
    ①ヴェネツィア②フィレンツェ③ローマ④ヴェネツィア
    1571年10月07日レパントの海戦に至る16世紀ヴェネツィア興隆史

    サイズは小さいヴェネツィアもローマ法王、スペインに次ぐ地位を確保していた
    東にトルコと争いつつ、長く「地中海の覇権」を保持した「国家経営の秘訣」が
    塩野七生氏の造詣を踏まえつつ、司馬遼太郎的歴史小説として書き下ろされた

    「国家リーダー」候補を見いだし、育成する
    ヴェネツィアはそこに国家の命運の鍵を見出し、莫大なエネルギーを投入した
    そのかいがあって、ヴェネツィアは長期の命を保持することが出来た
    作者塩野七生氏はその歴史の教えを、現代の日本に伝えたいとの使命感を感じる本書
    国家・国民に殉じる覚悟のエリート・リーダーなき組織は滅ぶしかない

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    2021年01月19日
  • 小説 イタリア・ルネサンス2―フィレンツェ―(新潮文庫)

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    2021/01/19塩野七生イタリア・ルネサンス
    ①ヴェネツィア②フィレンツェ③ローマ④ヴェネツィア
    1571年10月07日レパントの海戦に至る16世紀ヴェネツィア興隆史

    サイズは小さいヴェネツィアもローマ法王、スペインに次ぐ地位を確保していた
    東にトルコと争いつつ、長く「地中海の覇権」を保持した「国家経営の秘訣」が
    塩野七生氏の造詣を踏まえつつ、司馬遼太郎的歴史小説として書き下ろされた

    「国家リーダー」候補を見いだし、育成する
    ヴェネツィアはそこに国家の命運の鍵を見出し、莫大なエネルギーを投入した
    そのかいがあって、ヴェネツィアは長期の命を保持することが出来た
    作者塩野七生氏はその歴史の教えを、現代の日本に伝えたいとの使命感を感じる本書
    国家・国民に殉じる覚悟のエリート・リーダーなき組織は滅ぶしかない

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    2021年01月19日
  • 小説 イタリア・ルネサンス1―ヴェネツィア―(新潮文庫)

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    2021/01/13塩野七生 イタリア・ルネサンス1「ヴェネチア」
    塩野七生氏の中世イタリアの歴史小説
    20年2月一度イタリア旅行しただけでもヴェネチアの物語を身近に感じ楽しめる
    旅行の意義を再認識 イタリア旅行は本当に良かった!

    本書はヴェネチアという都市国家の歴史を物語にした
    塩野先生は歴史を紡ぐ天才だが、小説で人間を描くのはチョット
    男のロマンが歴史を作っていくが、その男を自在に操る女が彩り

    本編の主人公は「アルヴィーゼ」 元首の庶子と愛人
    庶子ゆえにハンガリー国王の座を目指し最後は挫折する
    嫡子と庶子 どちらが幸せなのか それが小説のテーマにもなる
    そして個人個人の思惑が国家の運命を動かすエネルギーとなる
    塩野七生先生の言う「歴史の面白さ」

    2021/01/19塩野七生イタリア・ルネサンス
    ①ヴェネツィア②フィレンツェ③ローマ④ヴェネツィア
    1571年10月07日レパントの海戦に至る16世紀ヴェネツィア興隆史

    サイズは小さいヴェネツィアもローマ法王、スペインに次ぐ地位を確保していた
    東にトルコと争いつつ、長く「地中海の覇権」を保持した「国家経営の秘訣」が
    塩野七生氏の造詣を踏まえつつ、司馬遼太郎的歴史小説として書き下ろされた

    「国家リーダー」候補を見いだし、育成する
    ヴェネツィアはそこに国家の命運の鍵を見出し、莫大なエネルギーを投入した
    そのかいがあって、ヴェネツィアは長期の命を保持することが出来た
    作者塩野七生氏はその歴史の教えを、現代の日本に伝えたいとの使命感を感じる本書
    国家・国民に殉じる覚悟のエリート・リーダーなき組織は滅ぶしかない

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    2021年01月19日
  • 小説 イタリア・ルネサンス2―フィレンツェ―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    どのような政体を採用する政府であろうと、民主政体であろうと少数指導制である貴族制であろうと君主制であろうと、その政府が長期の生命を得るには、国民一人一人の物質的欲求を満足させてやる必要がある。
    だから、個人の物質的欲望を満足させることのできる政治ならば、それが民主制であろうが貴族制であろうが君主制であろうが、主義には関係なく善政と賞賛されるということだ。そして、結局は善政が長期の生命を保つ。
    しかし、現実はこうはいかない。なぜなら、国民一人一人の物質的欲求を完全に満足させてやることからして、神でさえ不可能なことだからだ。
    P322

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    2020年12月17日