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教科書によれば、紀元476年に西ローマ帝国は滅亡し、一方で東ローマ帝国は1453年まで続いたとされている。しかし、地中海世界全体に高度な文明をもたらした空前絶後の大帝国は、本当にそのような「瞬間」に滅びたのか? 古代ローマ1300年の興亡を描き切ったアジア発、前人未到の偉業がここに完結。「永遠の都」よ、さらば。 ※当電子版は単行本第XV巻(新潮文庫第41、42、43巻)と同じ内容です。
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Posted by ブクログ
パクス・ロマーナまでは一気に、夢中で読める。賢帝の世紀、ダキア戦記(トライアヌス円柱)で、自分はダレる。放置して、内容を忘れて、また一巻から。それが二回。三回目は、思い切って、トライアヌス円柱を斜めに読み飛ばした。あとは順調に最終頁へ。塩野さんには、ただただ脱帽して、感謝するばかり。
去年の秋から読み始め、やっと終わった。 ローマ人はこんなだったんだ!と再認識。 学校で教わった世界史では想像もできなかった。
ローマの最後 学生時代にピレンヌテーゼの講義を聞いていただのローマの最後はどうなのかずっと興味がありました 長い15冊でした 「また『ローマ人』読んでる」と言っていた子供たちも大きくなってしまいました。
やっと最終巻にたどりつきました。「盛者必衰」の通りの結末となりました。紀元476年西ローマ帝国滅亡であったが、その滅亡の月日がわからず、だれからも気に留められず、ひっそりと帝国がなくなったのは、もの悲しさを感じました。無能の皇帝達が、有能な戦士達を次々と死に至らしめる経過を読んで、滅びるべくした滅ん...続きを読むだ帝国だったという気がします。これは、現代社会の組織にもあてはまっていて、上にたつ人の、困難に立ち向かうときの統率力、リーダーシップ力、人材活用力の大切さをしみじみ感じた。
ローマ人の物語15巻を読み終えた。 紀元395年、テオドシウス帝の死、東ローマ帝国と西ローマ帝国への分割から、紀元476年西ローマ帝国の滅亡、帝国滅亡後のイタリア、紀元613年、預言者モハメット布教を始める… 長いながいローマとローマ人の物語、 なぜ、どのようにしてローマは興隆し、繁栄し、衰退...続きを読むし、滅亡していったのか・・・人間が、社会が、宗教が、自然が、広大な空間と時間の中で折り重なっていく物語だった。 機会があればもう一度読み直してみたい物語だ…
ローマ人の物語のなかでは、『ハンニバル戦記』の次に、夢中になって読んだ。パクスロマーナ以降は、巻を経るごとに読み応えがなくなってきたが、さすがにこの最終巻は密度が濃い。 意外だったのが、オドアケルとデオドリックの治世に関する記述。思っていた以上に有能な人たちであることに関心。逆にユスティアヌス帝は...続きを読む、イメージとまったく違い、少なくとも軍事面では無能。 アカデミア、水道 などギリシア・ローマ文明の終焉を味わえる。
「ローマ人の物語」も、とうとうこの15巻で完結。第一巻の発行が92年(だったと思う)ので、だいたい15年かけて完結に至ったということになる。私自身が読み始めたのは、文庫化されてからのことなので、それほど前のことではないが、ここ何年かは、決まって年末に発行されるこの本を買い、年末年始に読むということを...続きを読む続けてきた。とにかく面白くて、読みごたえがあり、自分自身の生涯ベスト10に必ずはいる本だ。ローマ帝国の誕生から滅亡までを、物語風に記録し、著者自身の考えをあらわした本。歴史本というと、事実(のみ)を記述した無味乾燥なものか、あるいは、歴史上の特定の人物や出来事に焦点をあてたフィクション等が多いが、この本は歴史を、興味を持てる形の物語にし、とても面白く読めるようにしたところに、人気の理由があったのだと思う。とにかくお勧めです。
とうとう最後まで読みました。年内に読み終えることができて良かったです。ローマの滅びる直前と今の日本に共通点があるかも!?減税して子どもを安心して育てられる世の中になってほしいです。
塩野七生 「ローマ人の物語」最終巻 テオドシウスからのローマ帝国滅亡まで。 ローマ帝国が 何を失って滅亡したのかを伝えている 著者の最後の言葉〜地中海の役割の変化〜が印象的 「多民族、多宗教のローマ帝国にとって、地中海は内海(つなぐ海)であったが、地中海が、つなぐ海でなく、異なる宗教や文明をへだ...続きを読むてる境界に変わったとき ローマ世界は終わった」 カエサルやアウグストゥスと比較すると ローマ帝国末期は皇帝の資質が低い。キリスト教の王権神授説により、人意でなく 神意で 皇帝を決めたことが 資質の低さとなり、市民の参政意識や国家防衛の士気は薄れた原因とする論調 ローマ帝国隆盛時にローマ市民が持っていた寛容の精神には未来を感じる。寛容=降伏した敵に対する寛容。異なる宗教、文化の許容 名言「人間社会は活力を失うと閉鎖的になる」
ローマ人の物語は、塩野ファンのみならず、どなたにもお勧めしたいシリーズ。ついに「ローマ人の物語」が完結。西ローマが滅びついに永遠の都ローマが、ローマ人以外のものの手に落ち、ここにローマ帝国の滅亡をみる。キリスト教から発生したイデオロギーに最後の活力をそぎとられたローマの終焉はあまりにもあっさりしすぎ...続きを読むて、なんの感慨も起こらない。実にあっけないものであった。第一巻の出版は、私がまだ大学生だったことを考えると、一時代が終わったような寂しさを覚える。当時、これを手にしながら、これが完結するころ、世の中はどう変わっているんだろうかと考えたものであるが、大して変わらないなー、自分の肉体以外は。
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